東京湾奥のシロギス(船)が好調の様子。
昨年は結局一回も船に乗らなかったので、今年こそは、の思いは強く。
3月頃から、今年の船釣りの予定を考えていました。
4月に入り、一度は週末に船に、と考えていたのですが。
結局5月になっても、船には一度も乗りませんでした。
ちょっと、陸の根魚にのめり込みすぎましたね。
そんな訳で、いつの間にか6月に入り。
まもなく梅雨入りのこの頃。
ようやく満を持してシロギス船を予約しました。
実は、私は今まで船釣りは人生で2回しかやったことがありません。
一番最近の船釣りは、学生時代に友人と行ったマゴチで、すでに20年以上の歳月が流れてしまいました。
あまりにも久しぶりのため、腰が重くなっていましたが。
絶好調の話を聞いて、居ても立ってもいられなくなりました。
6月10日(土)当日。
朝4時に起床。
4:30に家を出て、5:50頃、千葉県船橋の「つり滝」に到着。
すでに5、6台ほどが店の前に駐車していました。
受付後、軽く朝食を摂り、トイレを済ませ、タックル等を準備。
いざ、船に乗り込みます。
当日は、全員で25名程度か。
船2隻での出船でした。
集合は6:30、出船7:00の予定でしたが、全員揃った時点で、即出船。
最初は船橋からほど近い盤洲(袖ヶ浦付近)に向かいました。
この日のタックルは
・竿:ベイゲーム X キスH175、リール:アルテグラ 2500、道糸:PE1.0号(フロロカーボン9.5ポンド)
のみ。
一応、竿は2本までOKとのことでしたが、手返し等も考え、1本のみとしました。
乗り込んだ船では、確認した限りでは2本以上使っている人はいませんでした。
仕掛けは、最初はキス用小型天秤に船宿で購入した二本針。
錘は六角15号です。
一投目は袖ヶ浦海浜公園の200メートル程沖か。
ここから、少しずつ公園(正面の陸)方向に接近していった。
かなり陸から近いところ。
何度か探るうち、割と早めに最初の1尾、それも20センチオーバーを釣り上げることができました。
さらに、立て続けに15センチちょっとの2尾目も上げます。
最初の1尾は針を飲んで弱ったので、クーラーボックスに。
写真の時刻は大分経っていますが、これは釣り上げた直後は写真を撮る余裕無かったため、
船が移動を開始するときに撮影したからなのです。
割と順調な滑り出し。
と、この時点では思われました。
ところが、、、
ここからが大苦戦の始まりでした。
最初の2尾で、まるで打ち止めにでもなったかのようにアタリが少なくなりました。
私だけでなく、船中のだれもが型見ず、の状況に追い込まれました。
そして、船長同士の無線連絡を聞く限り、状況は他の船も同様の様子。
私の乗った船の船長は、最初浅場中心に、水深5~9メートルの間、1メートル刻みに探りましたが、
移動のたび、船中に1尾上がれば良い方、というていたらく。
とにかくどこを探っても、キスがいない、という異常事態?
盤洲のすぐ南にはアクアライン(海ほたる)が走り、
しばらく盤洲辺りを回っていましたが、結局アクアラインを抜けて南下。
それまでは開始3時間ほど私の釣果は2尾のまま。
場所を横須賀沖に移し、水深は14~15メートルと深場に。
すると、ようやく良型中心にキスがぽつぽつ上がるようになってきました。
どうもこの日は浅場で不調。
全体に散ってしまっていたのでしょうか。
深場では安定してそこそこ集まっているという印象。
ところが、せっかく少しキスが上がってきたというのに、再び問題発生。
一つは、水深15メートル辺りの底で、
やたらヌルヌルした糸状の赤い藻が仕掛けに引っかかるようになりました。
糸にがっちり絡みつくので、柔らかいのですが簡単にはとれません。
それに手で取ると、今度は手の方にまとわりついて、これを引っぱがすのも難儀するように。
もう一つは、問題という訳でもないのですが、
やたらハゼ(イトヒキハゼ)が食ってくるようになりました。
針を外そうとして手を口に突っ込むと、ひょうきんな顔をしているくせにやたら噛みついてきます(痛くはないですが)。
しかし、ただでさえキスとの遭遇機会が少ないのに、ハゼに餌を盗られるのは困りました。
ふと、隣のオジサンの仕掛けを見ると、胴突で、しかもキスも釣り上げていました。
それで、私も藻とハゼを避ける意味でも、胴突というのはナイスなのでは?と考え、仕掛け変更。
胴突に代えても、機会は少ないですがキスは上がります。
まあ、アタリは大抵イトヒキハゼだったのですが。
少なくとも赤い藻はかなり避けることができるようになりました。
ナイス判断でした。
隣のオジサン、どうもありがとうございました。
昼前、胴突に変更してしばらくすると、強いアタリと引きが。
20センチ級のキスとも違う、強烈な引きです。
尺キス来たか?!
と期待を込めて巻き上げると、
イシモチでした(23.5cm)。
釣り上げたときは、でかく見えましたが、サイズはそれなり。
でも肉付きはいいです。
船長曰く「胴突にはイシモチがくるんだよな」とのこと。さもありなん。
キスがふるわないときはイシモチの確率を上げてみる、というのも有りかも。
その意味で、胴突仕掛けも良い選択かも知れないと思いました。
キス釣りは天秤仕掛けがスタンダードですが、仕掛け入れには一応胴突仕掛けも入れておくことをお勧めします。
ただ、イシモチもこの1尾のみ。
その後も、キスはぽつりぽつり。
イトヒキハゼはちょくちょく。
という感じで、14時に終了のお知らせ。
横須賀辺りから、1時間半くらいかけて全速力で船橋港まで帰ってきました。
帰港途上に見えるアクアラインと海ほたる。船は全速ダッシュ。
この日の釣果は、シロギスが8尾(内20センチオーバーが3尾)。
イシモチ1尾。
イトヒキハゼ23尾。
でした。
イトヒキハゼは代表の1尾のみ。
大潮だったのに、どうしたことでしょうか。
しかし船でのシロギスは初めてでしたが、天候にも恵まれ、
後半少しうねりはありましたが、爽快で楽しく一日を過ごせました。
次回の船釣りは7月1日の予定です。
昨年は結局一回も船に乗らなかったので、今年こそは、の思いは強く。
3月頃から、今年の船釣りの予定を考えていました。
4月に入り、一度は週末に船に、と考えていたのですが。
結局5月になっても、船には一度も乗りませんでした。
ちょっと、陸の根魚にのめり込みすぎましたね。
そんな訳で、いつの間にか6月に入り。
まもなく梅雨入りのこの頃。
ようやく満を持してシロギス船を予約しました。
実は、私は今まで船釣りは人生で2回しかやったことがありません。
一番最近の船釣りは、学生時代に友人と行ったマゴチで、すでに20年以上の歳月が流れてしまいました。
あまりにも久しぶりのため、腰が重くなっていましたが。
絶好調の話を聞いて、居ても立ってもいられなくなりました。
6月10日(土)当日。
朝4時に起床。
4:30に家を出て、5:50頃、千葉県船橋の「つり滝」に到着。
すでに5、6台ほどが店の前に駐車していました。
受付後、軽く朝食を摂り、トイレを済ませ、タックル等を準備。
いざ、船に乗り込みます。
当日は、全員で25名程度か。
船2隻での出船でした。
集合は6:30、出船7:00の予定でしたが、全員揃った時点で、即出船。
最初は船橋からほど近い盤洲(袖ヶ浦付近)に向かいました。
この日のタックルは
・竿:ベイゲーム X キスH175、リール:アルテグラ 2500、道糸:PE1.0号(フロロカーボン9.5ポンド)
のみ。
一応、竿は2本までOKとのことでしたが、手返し等も考え、1本のみとしました。
乗り込んだ船では、確認した限りでは2本以上使っている人はいませんでした。
仕掛けは、最初はキス用小型天秤に船宿で購入した二本針。
錘は六角15号です。
一投目は袖ヶ浦海浜公園の200メートル程沖か。
ここから、少しずつ公園(正面の陸)方向に接近していった。
かなり陸から近いところ。
何度か探るうち、割と早めに最初の1尾、それも20センチオーバーを釣り上げることができました。
さらに、立て続けに15センチちょっとの2尾目も上げます。
最初の1尾は針を飲んで弱ったので、クーラーボックスに。
写真の時刻は大分経っていますが、これは釣り上げた直後は写真を撮る余裕無かったため、
船が移動を開始するときに撮影したからなのです。
割と順調な滑り出し。
と、この時点では思われました。
ところが、、、
ここからが大苦戦の始まりでした。
最初の2尾で、まるで打ち止めにでもなったかのようにアタリが少なくなりました。
私だけでなく、船中のだれもが型見ず、の状況に追い込まれました。
そして、船長同士の無線連絡を聞く限り、状況は他の船も同様の様子。
私の乗った船の船長は、最初浅場中心に、水深5~9メートルの間、1メートル刻みに探りましたが、
移動のたび、船中に1尾上がれば良い方、というていたらく。
とにかくどこを探っても、キスがいない、という異常事態?
盤洲のすぐ南にはアクアライン(海ほたる)が走り、
しばらく盤洲辺りを回っていましたが、結局アクアラインを抜けて南下。
それまでは開始3時間ほど私の釣果は2尾のまま。
場所を横須賀沖に移し、水深は14~15メートルと深場に。
すると、ようやく良型中心にキスがぽつぽつ上がるようになってきました。
どうもこの日は浅場で不調。
全体に散ってしまっていたのでしょうか。
深場では安定してそこそこ集まっているという印象。
ところが、せっかく少しキスが上がってきたというのに、再び問題発生。
一つは、水深15メートル辺りの底で、
やたらヌルヌルした糸状の赤い藻が仕掛けに引っかかるようになりました。
糸にがっちり絡みつくので、柔らかいのですが簡単にはとれません。
それに手で取ると、今度は手の方にまとわりついて、これを引っぱがすのも難儀するように。
もう一つは、問題という訳でもないのですが、
やたらハゼ(イトヒキハゼ)が食ってくるようになりました。
針を外そうとして手を口に突っ込むと、ひょうきんな顔をしているくせにやたら噛みついてきます(痛くはないですが)。
しかし、ただでさえキスとの遭遇機会が少ないのに、ハゼに餌を盗られるのは困りました。
ふと、隣のオジサンの仕掛けを見ると、胴突で、しかもキスも釣り上げていました。
それで、私も藻とハゼを避ける意味でも、胴突というのはナイスなのでは?と考え、仕掛け変更。
胴突に代えても、機会は少ないですがキスは上がります。
まあ、アタリは大抵イトヒキハゼだったのですが。
少なくとも赤い藻はかなり避けることができるようになりました。
ナイス判断でした。
隣のオジサン、どうもありがとうございました。
昼前、胴突に変更してしばらくすると、強いアタリと引きが。
20センチ級のキスとも違う、強烈な引きです。
尺キス来たか?!
と期待を込めて巻き上げると、
イシモチでした(23.5cm)。
釣り上げたときは、でかく見えましたが、サイズはそれなり。
でも肉付きはいいです。
船長曰く「胴突にはイシモチがくるんだよな」とのこと。さもありなん。
キスがふるわないときはイシモチの確率を上げてみる、というのも有りかも。
その意味で、胴突仕掛けも良い選択かも知れないと思いました。
キス釣りは天秤仕掛けがスタンダードですが、仕掛け入れには一応胴突仕掛けも入れておくことをお勧めします。
ただ、イシモチもこの1尾のみ。
その後も、キスはぽつりぽつり。
イトヒキハゼはちょくちょく。
という感じで、14時に終了のお知らせ。
横須賀辺りから、1時間半くらいかけて全速力で船橋港まで帰ってきました。
帰港途上に見えるアクアラインと海ほたる。船は全速ダッシュ。
この日の釣果は、シロギスが8尾(内20センチオーバーが3尾)。
イシモチ1尾。
イトヒキハゼ23尾。
でした。
イトヒキハゼは代表の1尾のみ。
大潮だったのに、どうしたことでしょうか。
しかし船でのシロギスは初めてでしたが、天候にも恵まれ、
後半少しうねりはありましたが、爽快で楽しく一日を過ごせました。
次回の船釣りは7月1日の予定です。