酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

野球の判定トラブルに改善策を

2010年09月20日 | 野球
昨日のスポーツニュースを見ていたら、ソフトバンクx西武戦で小久保の打球の

判定(ホームランか、ファールか)について審判が場内説明でこう言っていた。

  「私は自信を持って判定したのでビデオ判定は行わない。」


唖然とした。

私はホームランかどうかの時は、ビデオを見て判定するものだと思い込んでいた

からだ。

そこで少し調べてみたら、元々ビデオ判定は「責任審判が必要と認めた場合に

のみ行われる」ことになっているそうだ。


ということは、責任審判が”自信がない”時に限ってビデオを見るということな

のか。

これはいかにも日本的というか、玉虫色の規定ではないか。

曖昧さ100%の産物であり、プロ野球界の事なかれ主義が存分に発揮された

仕上がりになっていて、もはや感動すら覚える。


一昨日のヤクルトx中日戦のファール・フェアの判定の問題(抗議した落合監督

は退場処分)もあって、私などはビデオ判定の拡大を願っていたのだが、

こんなことでは期待する方が無理だろう。


さらに言えば、日本野球機構(プロ野球の統括本部)にも抜本的な対策を講じて

もらいたい。

聞くところによると、Wカップでは審判の判定を検証・査定する制度があった

という。

これなどはプロ野球にも是非導入すべき制度だと思う。

そうでなければ、一層の客離れを招くことになるのは容易に想像できる。


それはそうだろう。

審判の判定がいい加減なものだったら、誰も安心して観ていられないでは

ないか。


とにかく改善しようという姿勢を見せて欲しい。

大相撲のあの体たらくは、決して他人事ではないはずだ。