『四方山ばなし』

タイに住んでいて気づいた事等を、適当に書いていきます。
期待しないでね!

事業仕分けすべき対象

2010年07月09日 18時13分10秒 | 四方山ばなし
 日本では今度の日曜日が参議院議員の通常選挙だけど、在外公館(各国にある日本大使館や領事館)では5日の月曜日までが在外公館投票の期日だった。簡単に言うと、日本で行われている期日前投票(不在者投票)が世界中にある日本の在外公館で行われているのだ。この投票をするには事前に在外選挙人登録をしなくてはならず、各在外公館で規定の用紙に記入して提出すると、数ヵ月後に在外選挙人証がわざわざEMS(国際スピード郵便:国際書留と思ってください)で送られてくるのだ。その送料、タイだと900円。世界中でどれくらい登録してるのかわからないけど、おそらく10万人はくだらないと思う。10万人とするとそのEMS送料だけで9,000万円くらいはするわけで、更に各在外公館では10日間ほどの投票日を設けていて、以前行った時にはまるで日本の投票所の様に立会人から諸々説明や案内をするスタッフが常駐していた。しかも投票に来る人はまばらで、超ガラガラ。もちろんそれらスタッフは各在外公館のスタッフであることもあるだろうけど、大部分は臨時職員(アルバイト)なのではないかと思う。その人件費や光熱費、そして投票された投票用紙の日本への送料など、世界中にある在外公館でどれだけお金が使われているかは、ちょっと想像がつかない。
 はっきり言います。外国に住んでいる日本人は基本的にほとんど税金を払っていません。なのでこの制度自体はかなりの赤字だと思います。僕は大学で政治学も学んでいたので、選挙の投票には時間の許す限り必ず行っています。だけどこの在外選挙人投票の制度は個人的にはうれしいけど、はっきり言ってかなりもったいないです。これらで費やされる国民の血税を、例えば“はやぶさ2号”に注いだらどらだけ有意義かだろうか。
 どなたか、蓮舫さんに伝えてください。

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