Biting Angle

アニメ・マンガ・ホビーのゆるい話題と、SFとか美術のすこしマジメな感想など。

マイマイ新子のふるさと、防府探訪(2日目)後編 マイマイ懇親会

2011年09月30日 | マイマイ新子と千年の魔法
防府探訪2日目、マイマイ野外上映会の終了後は関係者とファンによる懇親会です。

会場に到着すると、マイマイファンの魅衣呼さんが乗ってきたスマートが停まってました。

おおっ、これがウワサの「痛くないマイマイ痛車」!

会場はアパホテル山口防府で一番大きい「光琳の間」。来賓を含めて100人以上が入っていたみたい。


まずは片渕監督からご挨拶。


乾杯の音頭は『マイマイ新子と千年の魔法』アニメーションプロデューサーの丸山正雄さんがご発声。

手前では原作小説『マイマイ新子』の作者・高樹のぶ子先生も杯を掲げておられます。

マイマイの宣伝プロデューサー、有限会社ライトスタッフの山本和宏さん。

今回の野外上映も含め、各地で名司会を披露してきた「マイマイイベントの立役者」です。
ちなみにその前に座ってるのが、avexの岩瀬智彦プロデューサー。見切れてしまってごめんなさい!

そしてなんと、予想外のビッグなゲストもご登場!

『夕凪の街 桜の国』を始めとする数々の名作を描かれたマンガ家、こうの史代先生です。

今回はマイマイファンとして来防されたとのことですが、実は片渕監督が準備中の次回作とも関係が・・・!
などともったいぶってみましたが、片渕監督のファンなら作品名は既に周知の事実ですよね~。

「ズッコケ三人組」シリーズで知られる児童文学作家で、防府在住の那須正幹先生もいらしてました。

さらに那須先生は、高樹先生のご親族でもあるとのこと。

ずらりと並んでいるのは、マイマイファンの陶芸作家さんがおみやげに用意してくれた
新子ちゃんの一輪挿し。

表情はひとつひとつ手描きされ、中にはデザイン違いのものもあります。

我が家にお迎えしたのはレアバージョン、ニッコリ顔の新子ちゃんです。

花を挿すところがマイマイになっているという、シャレの効いた造形。
作品にちなんで、ウツギの花や彼岸花を挿してあげると風情がありそうです。
(器の中まで施釉されてますが、水を入れるなら使用前に水止めしたほうがよいでしょう。)

作中に出てくる二条大麦からマイマイの世界に引きこまれてしまった、某ビールメーカー勤務の
たこいきおしさんからは、個人誌「糸納豆EXPRESS」マイマイ探検隊記念号をいただきました。

たこいさんと言えば、SF同人誌の方面では知る人ぞ知る大ベテラン。
個人的にも、お会いできて光栄でした。

また、このたびご結婚が決まった“ひづる先生”こと脇田美代アナウンサーには、
最後の1枚となった「新子ちゃん住民票」が、防府市長から直接手渡されました。

結婚して東京に行っても、心はいつも防府と共に。

先ほどの一輪挿しを作った方からは、「新子ちゃん茶碗」が送られました。

萩焼風の器の底には、鉄絵で“ひづる”が描かれています。

さらにひっくり返すと、新子のおでことマイマイが出現。

ご飯茶碗でも使えそうですが、できれば抹茶碗として使っていただきたいなぁ。
お茶を飲み干すとひづるちゃんが現れるって、想像するだけでステキじゃないですか。

最後に防府市文化財郷土資料館の吉瀬館長から、片渕監督・村井さん・mookiさんに花束が贈呈されました。





マイマイ製作中からずっとご尽力されてきた吉瀬さん、今回も野外上映会の準備から陣頭指揮を執ってました。
この方がいなければ、きっと野外上映も懇親会も実現しなかったはず。本当にありがとうございます!

今回は来賓が豪華だったぶん、昨年に比べてファン同士の交流がやや少なかったのが惜しまれますが、
マイマイ関連のイベントとしては今までで一番立派な内容だったかもしれません。
ご準備いただいた防府の皆さんとわざわざご来場いただいたゲストの皆さんに、改めて感謝いたします。

最後に、この懇親会でいただいた最高の記念品をご紹介して締めといたします。

こうの先生、無理なお願いにもかかわらず快くお受けいただき、大変ありがとうございます。

そして彼女こそ、次回作のヒロイン・・・物語のバトンは、防府から呉へと受け継がれていきます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マイマイ新子のふるさと、防... | トップ | マイマイ新子のふるさと、防... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿