1983年、琵琶湖研究所で回転水槽実験を行っていた。
京都大学防災研究所(当時)の大久保賢治さんと一緒だった。
目標は、環流の再現だった。
回転する琵琶湖の模型の表面にアルミの粉を浮かべる。
1時間ほど湖岸を暖めると、きれいな環流が形成される。
染料を入れるともっとはっきりしてくる。
今、NHKの記者と、本物の琵琶湖で環流を放送しようかと話している。
アルミ粉や染料は使えないから、別の方法を考えなければならない。
夜間に100個くらいのライトブイを浮かべて、開放で撮影すれば環流が浮かび上がってくるはずだ。
自然の巨大実験だ。
できれば送り火の時にやってみたい。
環流は、圧力とコリオリ力がバランスする地衡流と言われる回転体の流れだ。
地球が回っているから、環流はできる。
比良山の上から眺めれば、きれいな渦になる。
さて、実現すればよいが。
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