いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

What’s Up (ワッツアップ) vol.11

2013年08月12日 | What's Up(ワッツアップ)
《あらすじ》

玄関先で転んでいた娘が、目をつけていたパク・テイだと知ったカン理事。
「歌ってみて」
テイは驚くが、求められるまま、彼の前で歌う。

その頃ジェホンは、テイと過ごした数ヶ月のことを思い出しながら、バイクを飛ばしていた。

カン理事は、テイにカメラテストを受けに来るように伝え、車をまわしてやる。
ジェホンは事務所の前で電話をかけていたのだが、
テイはそれを知らずに、黒塗りの車に乗り込んで行ってしまった。
ハンサムな男性と腕を組み、笑顔で話しているテイを見てしまったジェホン。

あれから、ジェホンはテイにかかわろうとしない。
気になるテイはジェホンを呼び止めようとするが、無視されてしまう。
そんな中、ソヌ教授の授業で課題が出た。
「富豪の息子である俺は、なんとか親父を説得して俳優になりたい。
勘当されたくないし、夢もあきらめたくない。なんとか親父を説得してみろ」

挑戦したい生徒は、ドソン、ビョンゴン、そしてテイ。
「やってみろ」
テイは仲間を父親に見立てて、一生懸命話を始めた。
「私がこんなに一生懸命なのは、遺産のためではありません。
使い道を知らないし、お金が欲しいわけじゃない。
私が舞台に立つ姿を見てくれれば、どれだけ幸せを感じているかわかるはず。
だから……」
「嘘をつくな」
ジェホンが口をはさんだ。
父親役としての、発言だ。ソヌ教授は面白そうにけしかける。

「俳優になりたいのはお前の虚栄心のためだろう。
いい車がほしい。いい男に出会いたい。気取りたいだけと違うか?
俳優にならなくてもいい。何でも買ってやるぞ。
車か?男か?財閥の跡取りがいいのか?」
「車をもらっても運転できないし、男の人は物じゃないわ」
「じゃ、お前が品物に?派手なメークと服で、私を選んでと舞台の上で躍っている。
それで満足か?」
「メークは観客のためのマナーよ……」
「それでミニスカートで男にべったりか?マナーの解釈が勝手すぎる」
「そんな言い方ってないでしょ。父親ならそんな言い方しない」
「父親なら、娘を褒めるだけにしろって?そんな父親がいるか!」
「わたしの父さんを知らないでしょ!
怒ってるんでしょ?あやまろうとしても私を避けてる」
「授業中だぞ」
「電話で言えばよかったのよ。迎えにいくから待ってろって。知らなかったんだもの。
だってカン理事が……」
「おい!パク・テイ!」
はっと我に返ったテイは、口をつぐんだ。

ビョンゴンは相変わらず人前で歌えない。
「なぜ歌うかわかるか?言葉以上の想いを伝えるためだ」
ソヌ教授の言葉に、感心するビョンゴン。
誰のために歌う?何を伝えるために?

ドゥリは、テイにおせっかい。
「あんた、いつも先に父親があやまってくれてたでしょ。
悪いのはほんとにジェホン?」

ビョンゴンはジェホンの前で歌おうとするが、やっぱり無理。
自分よりへたな奴の前でなら、緊張せずにすむと思ったのに……。

テイは、ジェホンを待ち伏せしてあやまった。
でも、本当は彼がどうして怒っているのか、よくわかっていない。
「迎えに来てくれたのに無駄足を踏ませて悪かったわ」
「俺はそんなに心のせまい男だってのか?
すねた俺が悪いってのかよ。はいはいどーもすみませんでしたね」
「あやまってるのにゆるしてくれない……。とにかくあやまったからね!」
ふたりはやっぱり仲直りできずに、決裂。
こっそり聞いていたビョンゴンも、ため息しか出ない。

チェヨンの事務所が、スビン先輩にミュージカルナンバーの作曲を依頼していた。
女優候補として、パク・テイの歌声を聞かされた。
事実を知って、チェヨンのプライドは大いに傷つく。
なんのために大学なんかに来たと思ってるの!

ソヌ教授は、とあるミュージカルの全国大会に出場申請をした。
1年生たちで、大会に出るつもりだ。
毎年この大会に出場していたヤン教授は怒り心頭。
「申請を取り消しなさい!」
「ハヌル大の第1チーム、第2チームでいいじゃないですか。
ヤン教授は卒業生とか4年生とかで出るんだし」
ソヌ・ヨンが本気になったことを、ヤン教授は理解できない。
学科長の座を狙っているのかと、見当違いな難癖をつけている。

チェヨンは、この大会のことを知り、オ室長にある提案を申し出る。
カン理事とは別のミュージカル企画を立ち上げ、全国大会で優勝する。
無名の新人を使って。
「無名の新人とは……ウン・チェヨン?」
「私もミュージカル界では無名の新人よ」

テイの元に、合格の電話が入る。
今から事務所に行って契約だ。
ドソンは「契約はすごく大事だから慎重に……」とアドバイスするが、
テイは浮かれっぱなし。
オ室長に厳しく言われ、考えた末、契約書にサインするテイ。
ドソン叔父の調査によれば、チェヨンの事務所は評判もよく、優良事務所だそうなのだが、
どうもやっかいな「新人キラー」がいるという。
テイを起用したミュージカルを企画した理事その人が、どうも新人キラーらしいのだ。

黙ってきいていたジェホンは、いてもたってもいられない。
ウン・チェヨンに真意を問いただした。
その頃テイは、きれいな服を着せられて、
金持ち息子たちのポーカーの会に連れて行かれていた。
「そこでどう振る舞うかは彼女次第よ。
私は行かなかった。でもその後、約束されてたはずの役が、新人女優のものになってた」
ジェホンは我慢できず、先輩のバイクの鍵を堂々と持ち出し、
テイの元へとひた走る。

今度は本物っぽい危機に、ジェホンは間に合うか?

(つづく)

ふむ~ん、一度はカン理事がわりとまともな人、と見せておいてこの展開。
一体どうなるんでしょうねぇ。
業界の評判通り、たちの悪い男なのか?
ポーカーゲームの現場に連れて行ったのも、接待させるためなのか?
本当に無能なオーナーの息子ってだけの男なんでしょうか、カン理事。

あのオ室長がね~。
ウン・チェヨンの案にすっかり乗っちゃってますからね。
「女の浅知恵だ」と、馬鹿にするのかと思ったのよ。
自分を売り込みたい気満々のくすぶり女優のしょーもないプランに乗っちゃわけ?
たいして頭良くないんじゃないか、オ室長。
それとも、裏をかいてチェヨンを利用するだけ利用してのし上がる気なのか?

どっちが真に有能な男なのか、知りたい気持ちでいっぱいです。
カン理事なんじゃないかと思いますが……どうかな?
ウン・チェヨンが失敗してくやしがる様子が見たい。

たぶん、あのポーカーの会も、あやしそうに見えてそうでもないと思うんだよねー。
どうしてカン理事が新人キラーって呼ばれてるかは知らないけど、噂でしょ、噂。
あの人、おもちゃで遊ぶ子どもみたいで、そういうやらしーことは嫌いそうじゃん。
チェヨンは行ったことないから、そのポーカーの会の真実は知らないわけで。
新人の度胸試しみたいなもんじゃないの?

それにしても心配してた割にけっこうあっさり契約自体は進んじゃいましたよね。
ひとりでオッケーということは、一応成人してんのか、パク・テイ。

授業中に堂々と痴話げんかしちゃうふたり。
「おい!パク・テイ!」と、一応止めるだけの分別は残ってるジェホン。
彼女のことが好きだからそうなっちゃう、というのは自覚できている様子。
熱いねー、いいなぁ、この若さ。

すっごくすっごく心配してたのに、それに全然気付かないテイに腹が立つ。
素朴で無垢でかわいかった彼女が、どんどん変わっていくのが怖い。
いつも真剣なテイだからこそ、心配なんだ。
心ない人間に、利用されてしまうんじゃないかって。
そういうみんなの(俺の)気持ちをなぜ理解しない?

ということなんでしょうか、ジェホン君?
「迎えに行って空振りだったからすねるような心のせまい男じゃない」
なんて言っていましたが、
ミニスカートで若い男に寄り添ってたの、正直不愉快でしょ。
わかりやすすぎて、ドゥリもビョンゴンもあきれてますよ。

ドゥリとビョンゴン、なにげにいいコンビですよね。
業界通で、仲間たちよりちょっと精神的に大人な感じ。
ビョンゴンの不安げなほほえみとか、大好きです。
ちょっとした仕草がコミカルなのに、すごく真剣な目をしたりするでしょ。
役者さんがだいぶ大人ですからね。
でも若く見えるし、いいキャスティングだなぁ。
金持ちの親父を説得して役者になりたい男、ってまさにビョンゴンでしょ。
彼の話がいろいろ聞けるかと思ってたけど、
いましばらくは、テイのターンですね。

何度も言いますが、テイにはいい加減イライラさせられることも多い。
いつまで夢見る少女やってるつもりだよ!と怒鳴ってやりたいときもあります。
今回は、彼女を好きすぎてジェホンが、
忍耐が足りなくてドゥリが、それぞれしっかり怒ってくれましたので、スッキリです。
へっかわいい顔してふくれてりゃ、誰かが謝りに来てくれると思ったら大間違いだぜ!
父さんの事故は本当に気の毒だが、はやく大人になりな……。

う~ん、そろそろ音楽や舞台の楽しさを見せてほしいなー。
ミュージカル大会が見せ場になるのかな?



教授の実力も見てみたいんですけど!



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