いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

魔王 第6話

2012年12月04日 | 魔王
あらすじを書いておきたいのは
やまやまなのですが、うまくいきません(汗)
萌えるどころか、お話についていくのが精いっぱい……。
アホでごめんね……とスンハに謝りながら視聴進めております。
気になる部分をまとめてメモしつつ、なんとか進みましょう。

ヘインに送られたカードは、「女帝」
水仙の描かれた美しい絵柄に
「どこかあなたに似ているような気がして……」とつぶやくスンハ。
彼女はこのカードから、学校、そして廊下を逃げていく男子生徒、
刺殺現場で蹴散らされるハッカキャンデイ、地獄の門とどこかの案内表示、
最後に振り返るスンギの姿を読み取ったのだった。


彼女がこのカードから映像を読み取るのは、
2回目のチャレンジの時です。
実はカードを手にして、すぐに読み取ろうとしていたのですが、
スンハに邪魔されてしまったんですね。
図書館のカウンターでカードを見ていたら、
「見せてもらえますか?」と言って彼がふと手に取ってしまうの。

ここで例の疑惑ですよ。
犯人は、ヘインの能力を知っていて、警察を誤導しようとしているのか?
つまり、スンハはヘインの能力を知っているのか?

知っていて、かつ残像を操作できるとしたら、
スンハはここでそれをやったのか?
まあ、事前にできることでもあるし、彼女が読み取るより先に
カードを手にできる可能性を考えたら、
ここでわざわざそんなことはしないでしょう。

でもいち視聴者としては、スンハがヘインの能力を知っているか
知らないのかがわからないので、
彼が「女帝」のカードを触った意味はなんなのだろう?と
ついつい考え込んでしまうんですね~。

偶然かもしれないし、意図的かもしれない。
どちらにしても、ヘインは、犯人とスンハ、
ふたりが触ったと思われるカードを読み取ったわけです。

あの映像は、犯人の記憶?スンハの記憶?
どちらだと聞かれても、ヘインにはわからない、はず。

どっちでも一緒だよ!と私は思ってるけど。


光の中を歩いているのに、なぜこんなに悲壮感が漂うのか。

カン・オス刑事は、クォン弁護士殺害事件も、
デシク殺害事件も、真犯人が他人を利用して起こした事件だと推測。
持論をスンハに打ち明けるが、法的証拠の有無を問われ、
とまどってしまう。
「見えるものだけが真実じゃない」
「目で見える真実さえ見えないのが人間です」
重ねて、犯人の動機はわかっているのかと問われたカン・オスは、
スンハに対して言いようのない苛立ちと反発を感じるのだった。


この苛立ちと反発、というのは私の主観的感想ですが、
みなさんはいかがお感じになりましたでしょうか?
以前、「一度奢りますよ」とか言ってたあたりはそうでもなかったのですが、
ヘインと親しそうにしているところをみたり、
捜査のことを話したりしているなかで、なんか虫が好かないと
思っている雰囲気ですよね?

単純なオスから見たら、スンハは気取ってるし何を考えてるか
わからない嫌味なやつなんじゃないでしょうか?
ジェラシーも入っているけれど、
何か自分への敵愾心みたいなものを感じているのかもね。
なんとなく、虫が好かない相手なのね、きっと。

チーム長は、後輩のグァンドゥからある情報を得て、不安に思う。
12年前の高校生刺殺事件。
加害者は、カン・オスだった。
自首してきたオスは正当防衛が認められ、無罪放免。
ナイフは被害者のものだった。
クォン弁護士殺害事件と驚くほどよく似た事件だったのだ。

ヘインが見た映像は、刺される被害者と、刺した加害者、
三人の目撃者だったが、顔を見たのは被害者だけだ。
誰が加害者なのか?誰が目撃者だったのか?

加害者とされたオスは、父親の力で無罪となった。
クォン弁護士が、奔走したおかげだ。
事件当時、オスは何かを告げようとグァンドゥを訪ねていたが、
何も言えないまま涙を流し、去った。

今回疑われたソン・ジュンピョ記者も、過去の事件の関係者だった。


刺されたのはチョン・テフンくんでした。

あー、もうずっとわかってなかった私のバカバカバカ!
刺されたのはオスなんかじゃなかったですよ。
かといって、刺したのは本当にオスなのか?
ヘインは顔も見てないんだけど……。
やっぱりオスなんだよね?泣いてたし。

でもスンギだけになにか特別に恩義があるようなのは何なのかしら?
スンギ自身、高校時代は暴力を受けてたわけでしょ?
それを隠してやったから、恩があるっていうのかしら?

スンギはオスのお兄さんにしつこくつきまとって仕事をもらおうとしたり、
ソクジンとオスの兄嫁との関係を知る人物だったり、
各方面から疎ましがられています。
きっと殺されちゃうわ……この人。
ソクジンさんと兄嫁さん、抱き合ってるところ写真に撮られてたけど、
誰に撮られちゃったのかしら?
まさかこれもスンハの手引きなの?

スンギのことで、父親から厳しく叱責されたカン・オスは、
屋上で携帯電話を手にする。
登録番号の1番は、お母さんの番号。
通話時間はゼロだけれど……。


お母さんいたんだ?!

いや~いるにはいるだろうけどさ。
生きていて会えないのか、死んでしまって会えないのか。
どっちなんでしょう?
なんかオスのお母さんも絡んでくる話なのか、と驚いてしまった。

で、おでこの支配人って誰?

もー何がなんだか。
スンハの兄さんが事務所を訪ねてきて、おでこの支配人の話をするのよ。
カンナムでキャバレーを開いたとか、
空き巣に入られて男ばっかり写っているアルバムを盗られたとかなんとか。
でも、このアルバム、どうもスンハが盗んだっぽいんだよね。
根拠はないけど、スンハのにやり具合がきっとそうだろうと。
しかし今の時点では、まったくなんのこっちゃ?という感じです。

ほんっとにハテナマークばかり飛んでいる感想なのですが、
ヘインとスンハ、ヘインとカン・オスのシーンでは、
多少ほわっとすることもあって、慰められています。
今回も、カン・オスかわいかったですね。
学生さんがヘインに向かって伸ばした手を勘違いしてひねりあげてしまったカン・オス。
「彼氏ができたって噂になりそうです」
ヘインの冗談に、すごく真面目に抗弁しています。
ふふふ。

ヘインを家まで送ってあげた時も、お母さんとのやりとりが微笑ましかったですね。
思うに、この人はお母さんも含めて、女性からの愛情を受けなれてないのね。
こわもてに見えて、実は母性本能をくすぐるタイプ。
ずるいぞ!オス!

事務長のグァンドゥは、12年前の事件との類似性を指摘し、
チョ・ドンソプの公判を再検討するよう、スンハに進言するが、退けられる。
「私が弁護することになったのも、偶然でしょうか?」
スンハの言葉に、自分のせいだと謝るグァンドゥ。
死んでしまった学生に何もしてやれなかった自分も加害者なのだと。

デシクの葬儀に出席したスンハは、酔ってくだを巻くスンギを見て不敵に笑う。
遅れて葬儀会場を訪れたカン・オスとあいさつをかわす。
「心からお悔み申し上げます」
会場を出たスンハは、ハッカキャンディを口にしながら、
やはりにっこりとほほ笑むのだった。



スンギを見て、にやりとするスンハなのです。カッコいい。

ねー、やっぱりスンハが悪いのよね。
お家に帰って、引き出しから指輪を取り出して、
「オンマ……」とつぶやいております。
スンハの母、オスの母、ヘインの母、それぞれどんな母親なんでしょうね。
ヘインの母だけは、松坂慶子似の美人で性格も穏やか、とわかっております。

カン・オスは、ヘインの見た風景を特定するべく、車を走らせる。
「どうしました?」
「いや、このあたりはうちの近くなんで……」
ヘインが見た風景は、オスが通っていた高校の校舎だった。
廊下を駆けていく少年の姿が、ヘインには見える。
「12年前、刺殺されたのがここの生徒だったんです。
第一発見者は私で、
私はその時初めて、自分の能力を知ったんです。」


まさかまさかと思っていたのに、ヘインに過去の自分を
見つけられてしまったような気がして、オスは動転します。
そしてフラッシュバックが。
記憶の中で、刺された生徒、チョン・テフンは挑発的な言葉を発しています。
「お前はひとりじゃ何もできない腰抜けなのさ」
自分にとって最悪の記憶から逃れるかのように振り向いた先には、
人影が……。

誰だろ?あの記者かな?スンギかな?

12年前、オスは仲間とつるんで暴力をふるうような悪い子だった。
そして、生意気な同級生に挑発されて、彼を刺し殺してしまう。
目撃者の友人には、正当防衛だったと口裏を合わせてもらい、
父親の頼んだクォン弁護士の弁護に救われ、罪に問われなかったオスは、
正しい人間になるべく、刑事を志したのだった。

てな感じ?
一緒にいた友人は、ソクジン、デシク、スンギ、なのかな。
刺されたテフンは、いじめられっこって感じじゃないね。
それよりあのキム・ヨンチョルの方がいじめられっこっぽいじゃん。
スンハと同じように、地下鉄の駅構内の「地獄の門」の写真を眺めていた男。
ソラにぬいぐるみをあげた男。
すれちがったヘインに、なぜか視線を投げかけた男。
タロットカードも持ってるし、記者が出入りする出版社に勤めてるし、なんかあやしい。

テフンは正義感にあふれた少年だったのではないかしら。
見て見ぬふりができなくて、殺されてしまったのかも。
そうなると、恩人を殺しておいてのうのうと生きているやつらに
キム・ヨンチョルが怒りを覚えていても不思議はありません。
彼もまた、スンハの手駒なのかしら?

ソラオンマは、デシクが死んでしまったことで恐ろしくなっています。
ガス銃も見つかったし、きっとあの名刺を思い出して、
ソラオンマもスンハを頼ってくるわよね。

スンハのニヤリと、にこりは、表情が対照的ですね。
冷たい目のスンハにも、キャーと思いますが、
時々みせる温かいほほ笑みも、すごくいい。
こんな表情筋だけの演技なんてほんとに大変な役ばっかりね、ジフニや。
彼はすらっと背が高いのに、肩幅が狭くてなで肩なの……。
それがまた、繊細な感じがして好きなんですが!
ああっ、このドラマが終わるまでに、もう少し笑った顔が見たいわ!
そして最終回までに、彼、走ったりすることはあるのかしら?
いっつも冷静にすたすた歩いていて、ほんと浮世離れした人だわ~。

ひるがえってカン・オス。
ヘインに心惹かれていたのに、自分の暗い過去を知られてしまいそうで、可哀そうね。
彼女が自分の過去の過ちを知ったら、どうなるだろうか?
きっと軽蔑されるだろう、忌避されるだろう、と思うカン・オスは、
彼女にかぶせて幻覚を見てしまい、後ずさりして逃げようとするのよ。
しかもヘインは12年前の事件の第一発見者でもあるのだから。

こんな風に、過去の罪が、人を追いつめることがあるんだね。
もし相応の罰を受けていたとしても、罪は消えないし、なかったことにはできない。
「罪を償う」と簡単に言うけれど、いったいどうしたら償ったといえるのか?
オスも、後悔してもしきれないと思うわ。
ただ、お父さんに反発していただけだったのに……。

ああ、今回もやっぱりハテナマークばっかりの感想記事でした……。
でも少しづつ、わかってきたこともあるしね!
ドキドキしながら展開を見守ります!


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