いまさら韓ドラ!

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製パン王キム・タック 少年編 補足2

2011年08月09日 | 製パン王キム・タック
はい~、先日パルボン先生に謝ったんですが、

今日はハルモニに謝らないとぉぉぉぉ!

詳しくは後ほど……。

さて3話は地上波放送の際、枠が1.5hあったみたい。
この回はノーカット放送だったのだ。
もちろん4話はカット有り。

はい、若き日のパルボン先生よ。



タックが、パンの香りに気付いて夜中の工房へ行った場面。
会長が問いただすと醗酵の香りについてタックが説明したでしょ。
そこで会長は自分の修行時代、恩師の言葉を思い出すのだ!

パルボン先生、無理やり黒髪なんだもん。
笑ってしまった。ミアネよ。

工場で会長が、ふたりの息子にパン作りを教えようというセリフもカット。
それに対して反対する奥様のセリフもカット。
結果連れ戻されて母に怒るマジュンもカット。
ちょっとしたところだけど、ここ無くしちゃうと
タックの代わりにマジュンが作業室に行ったのが
「求められてもいないのに無理やり行った」印象になっちゃう。
そうじゃないんだよ~。
マジュンは母に邪魔されただけで……。
パンが好きというよりは、タックへの対抗心、父の愛情を求める気持ちだろうけど。

ジャギョン(長姉)と奥様のやりとりもカット。
母に対してすごく辛らつな物言いなんだよね。
後先考えず、感情にまかせて行動しては、



「自爆する」ってジャギョンさん言い過ぎでしょ。
意訳なのかな?と思って韓国語字幕で確認したら、「自爆」って言ってた。
怒りに任せてマジュンを連れ戻し、結果あの女のいるところに
会長とタックを置いてきちゃったのね、と指摘。
(まずいわ~)と思ってる奥様がちょっとかわいそう。

会長が工場で自分の夢を語るシーンもカット。
栄養失調で死んだ友人を見て、この国から飢えをなくそう!
貧しい人を救いたいと思ってパンの量産を始めたのね。
なかなか立派な人なのだ。

しかし!4話最大のカットシーンは作業室での
ハン室長と奥様の会話。ここ、もっと長いのよ。
ハン室長が奥様にせまると「ここではダメよ!あの人の作業室なのよ!」
とかいって拒んだりするの。
うまく表現できないけど、
奥様が愛しているのはやっぱり会長しかいなくて、会長の愛情がほしくて、
ハン室長も実はそんな奥様の気持ちをよくわかっていて、
それでも彼女のために尽くすって構図がすごくよくわかるのさ~。
まぁ、カット版でもわかりはするんだが。
見せ場なだけに残念。

そして5話では

ハルモニごめんなさい!!



ミスンが襲われる前、ハルモニとの回想シーンがカットなわけよ。
ここでハルモニは自分の指輪と印鑑?通帳?みたいなものを
ミスンにあげてるわけ。わざわざ家を訪ねてきて。
で、ミスンの両親が死ななかったら、息子と結婚したかもしれないのに、
なぜインスクを嫁にしようと思ったのか(まあお金のため)と悔やむわけ。
「すべては自分の欲のせい。今はその報いを受けている」みたいに言うのよ。

実は今まで、すべての始まりは嫁をいびったり、インスクと結婚させたり、
あなたのせいでしょー!と怒っていたんだけどさ。
ハルモニも死んじゃう前に反省してたんだね……。知らなくてごめんね。
関東圏のカット放送しか観てない方に声を大にして言いたい!

「ハルモニ、一応わかってて亡くなったようですから!許してあげてください!」

後々、タックの生きる指針となる母との会話シーンもカット……。
意地悪される自分のことより、まわりの傷ついた人を気遣うタックの心を
大事にして生きていくように諭すんですねー。



細かいようですが、ハン室長がなぜ自分の部下を使わなかったかというと、
ミスンを殺そうと思ったわけではなく、暴行して辱めようとしたから、のようです。
そういう卑しい?悪事は黒服くんには無理みたいですね。
ハン室長だって人を見殺しにはできても手は下せなさそう。

6話でとうとうミスンが拉致されて生き別れてしまうのですが、
いろいろ大事な回なので、マジュンとユギョンのシーンは大幅カット。



出された食べ物に文句言うわ、ホテルはどこだ?とかえらそうだわ、
ユギョンはわがままなおぼっちゃんのマジュンを心底ばかにした様子。
マジュンは盗んできたお金をチンピラに取られるんだけど、
チンピラたちのほうがずっとまし。
「僕の父さんは偉い人なんだぞ!」
「家出してきたくせにやばくなったら親父の名を出すのか!
それなら最初から家出なんかするな!」
ね、チンピラ君正論ですね。
ユギョンがぶたれてても見て見ぬふりで逃げ出そうとするマジュン。
大人になってからの再会シーンで、
ユギョンのあざけりっぷりはこの夜の心象が強いからでしょうね。

タックが会長を頼らないで、あっさりハン室長のいうとおりにしたのが
ちょっと不満だったのですが、こんなこと言われてた。



会長を選んだら母は死ぬって脅されたんだねー。
詰めの甘い悪人のくせに、こういう小細工はうまい嫌なやつだ。
タックみたいなまっすぐな人間はやられちゃうんだよなー。
まだ子どもだし。

パルボン先生が港にいたわけも発覚。



船便で着いたチーズをいち早く取りに来てたんですね。
この港どこだろうね?
仁川とソウルと青山の位置関係がよくわかってないや。地図見よう。

ここで先生はタックの嗅覚の鋭さに驚くんだよねー。
少年時代はこれでもかっていうほど、嗅覚の鋭さを強調してるね。
パンだけでなく雨のにおいも嗅ぎ取るという……。
そんなに鋭いと生き辛いような気もするが。

はい、長くなりましたが、少年時代補足はこれでおしまい。
結局マジュンは自分の出生の秘密を知っているが、
知っていることは隠している、でOK?
あの雨の中、室内の会話は聞き取れたのかな?と
よくわからなかったの。
「母のあやまちを許してください」って言ってたから
知っている、でいいよね。



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