ピアノと猫

趣味のピアノと、愛猫の日ごろの様子など。

レッスン

2006-09-20 23:59:09 | ピアノ
今日は今月最後のレッスンに行ってきました。

まずはハノン13番。
この曲はなんと言っても左右の薬指と小指が動きませんw
おかげで脱力を忘れたりします。
なので音の均一性と言う問題ではなくっている状態でした。
それでも何とかリズム奏をこなすうちに何とか聴ける状態までにはなりましたが、もっともっと楽に動かせるように練習しなくてはいけません。
今回の課題はテンポ100だったのですが、何とか合格しました。
次回は120まで上げます。

Es durスケール
これは物凄くほめられましたw
この弾きづらいスケールを、ここまで音を均一にそろえる事は並大抵じゃ出来ないとまで絶賛されたんですw
テンポ60で見ていただいて、どれも同じ指で弾いているといってもいいぐらい均一性が出ているみたいですw
リズム奏でもその均一性は保たれているのですが、どうも上降系から下降系に移るさいにまだ重心がういてしまうので、もっと意識して気をつけないといけません。
それと体重移動ですが、ただ左に行けばいいのではなく、上体の中心線もなるべく保ったまま移動しないと、やはり上手く行かないみたいですね。
今回の課題は100でしたが、難なくこれもクリアー!
次回までに120に上げます。

バッハ ミュゼット
こちらも少し成長していたようです^^
左手のリズムも大分良くなってきているし、なにより右の音楽が綺麗に出来てきているようです。
ただ16分音符から8分音符にメロディが来た時に、どうしても16分のままの勢いで8部にはいってしまうために、どうしても先走ってしまう感じに聴こえてしまうようです。
16分から8分の違いはもっと明確にきざまないと、音楽が変に先走ってしまうので気をつけないといけませんね。
それとブレスの記号がいくつか付いているのですが、僕はただ間を空けているだけだったのですが、音楽の流れを止めるような事をしてはいけないと注意されました。
ブレスは、音楽の流れを壁を作って遮断するのではなく、音楽はそのまま流して呼吸をするようにしないと、ぶつぎれの音楽になってしまいよくないそうです。
難しいw


ソナチネ7番
2楽章ですが、今日で完全に卒業しましたw
細部にわたり色々とご指導いただき、とても素敵になってきましたよ~w
それを常に出せるように弾けたらいいのでしょうが、なかなか難しいんですよねw
3楽章はテンポを落として、リズムを明確にする事を課題とされていたので、今回はゆったり目に弾いてみました。
リズムは大分良くなっていたようで、少しほっとしましたw
でもpもfもppもどれも同じように弾いてしまったので、と言うかそんなこと考える余裕すらなかったのですが、次回はちゃんとその辺も出来るようにと課題を頂きました。
あとはスタッカートとレガートの違いは明確にし、フォルテだからといって左手の伴奏まで右のメロディと同じ大きさの音は出さない。
と言うことを新たに課題となりました。
それがめちゃむずかしいんですよw
僕にはまだそこまでのコントロールはないのですが、がんばりたいと思いますw

それと気が早いと思われたかもしれませんが、僕は譜読みに時間が掛かるため、7番終わったらどれに進むのか聞いて見ました。
そしたらなんと9番に行くみたいですw
7番でみっちりやっているので、次に9番あたり行ってもなんら問題がないと仰っていましたが、いざ譜読みをはじめてみるとこんな曲弾けるの?という感じでしたよw
でも古典は楽しいですねw


ショパン スケルツォー3番
こちらもいつも通りでだしから4ページ目の初めまで見ていただきました。
出だしの部分はかなり良くなり、その部分だけは何処の音大生が弾いているの?
といってもいいぐらい良くなっていたようです。
まぁ当然お世辞でしょうが・・・・w
スケルツォーは2番もそうだけど、出だしがとにかく難しいんですよね。
特に2番に関しては出だしができればあとは弾けるといってもいいぐらい、とても出だしが難しいと仰っていました。
今回は緊張から弛緩の切り替えについて色々とご指導いただきました。
この辺のコンストラクションが上手く行っていないので、メリハリも聴いていないようです。
それとオクタブの進行のところにはスラーが付いていないのですが、だからといって一音一音ダンダンと弾いてしまってはいけないと言われました。
pで進行するところにはスラーが付けられていて、オクタブの進行のfの所にはスラーがありません。
これはpの部分をゆったりと弛緩状態で、fの所で緊張状態を表現させるためにあえてスラーをつけずに分かりやすくしたためではないかと仰っていました。
だからと言って一音ずつダンダンと弾いてしまうと、例えば人がしゃべっている事を思い浮かべてみても、一言一言アクセント付いてたら聞くに堪えないですよね?w
それと同じで、歌うように考えなくては変なしゃべり方をしている人のような音楽になってしまうんですねw
こわいこわいw
気をつけないとw
全体的には相変わらず変な癖がでていないので、このままの方向で練習してくださいとのことでした。

レッスン

2006-09-14 23:48:05 | ピアノ
昨日はレッスンに行ってきました。

ハノン12番は、今回からレッスンで見ていただくのですが、練習する時に相当弾き辛かったですw
特に左手がやばいですねw
右手の上りも少しいやだけどw
レッスンではいつも通りにリズム奏から見ていただき、今回は80のテンポで見ていただきました。
何とか合格して、次回は100まで上げていきます。

Es mollスケール
こちらもゆっくりとリズム奏を見ていただき、徐々にテンポアップさせながら、今回は80のテンポで見ていただきました。
上降から下降に切り返すときの、腕の脱力が上手く行かずに手が少し浮いてしまいます。
その辺を重点的に練習をすると言う事で合格を頂きました。
次回までにこちらも100まであげて生きます。

バッハ ミュゼット
今回で2度目のレッスンですが、根本的にテンポ感が悪い。
左手のテンポ感なども、タン タン と言うように前に重い音が出てきて、2拍目には少し軽い音でいくのですが、その間の1拍目と2拍目の音の間が短すぎて繋がってしまうために、テンポ感がだらけているように聴こえてしまうそうです。
ここはなるべくレガートにはならないけど、意識して間を空けすぎないと言うように言うのは簡単だけど、やるのは難しいぞと言うようなことを求められてますw
その他には16分音符から8分音符に繋がる所も、16部のままの勢いで8分まで行ってしまう為に、歯切れが悪く少々つんのめったように聴こえるそうです。
とにかく音の長さや、テンポ感は厳密に勉強するために、8分音符はノンレガートを意識して練習する事でそれを解決できるようです。

それとアーティキュレーションで、点線でレガートを指示しているところを良く見ると思うのですが、16分音符は早いので理解できるのですが、8分音符で付いている所はなんで付いているのかが良く分かりませんでした。
このミュゼットにもあるのですが、8分音符で、ミからレ#とか、ラからソ#へと半音の進行形でレガートの指示が入っているんです。
この形は古典になると装飾音と言うものになっていく原型なのだそうです。
だからこの半音の進行はレガートとして考えるのが妥当であり、そう演奏する必要があるのだそうです。
古典では装飾音は拍の頭で合わせますよね?
それにはバロックまでさかのぼると、こういう意味があるということなんですね^^
バッハは前打音と言うような、19世紀以降から使われるようになった物は記譜しておらず、基本的にはプラルトリラーや、モルデントとか、トリル系での指示だけで書かれています。
最近の版では前打音として書かれているものもあるようです。

このプラルトリラーひとつとっても、色々な解釈があるので必ずこれじゃなくてはいけないと言うようなものは存在しないんですよね。
バッハは奥が深くて難しいw


ソナチネ7番
こちらは前回合格を頂いていた2楽章を初めに弾き、ペダルに頼らずレガートで同音連打をする方法を見ていただきました。
普通の状態ですととっくに合格して、次々と行く所らしいのですが、そういった細かい所を突き詰めて行くと仕上がりがよくなると言う事です。
先生曰く、僕に色々教えているとそれをちゃんと理解して実行してくれるので、ドンドン細かく教えたくなると仰っていましたw
ここまでやるのは、ビリーさんだからよってw
なんとも嬉しい話ですねw
その後で3楽章を見ていただきましたが、こちらは一転して最悪の出来w
僕の苦手なたてにきっちり合わせる事が上手くいっていないんです。
ソレを自分でも良く分かっているので、あえて古典を勉強しようと思ったんですけどねw
とにかく全体的にだらっと聴こえてしまうのは、特にテンポ感が悪いからだそうです。
それを崩しているのが、左右の音のみだれとか、スタッカートなどでも歯切れが悪いためにだらだらして聴こえるみたいです。
今やる事は、本当にゆったりとしたリズムで、左右をしっかりそろえて、尚且つメトロノームで正確にリズムを刻む練習です。
テンポを上げるのはまだまだそのあとw
ツイ早く弾けるようになってくると、暴走してでたらめになっちゃうんですよねw
暴走を自粛して、ゆったりと正確に弾けるように出なおしますw
ただ一つよかった事は、僕の出したい音楽性はしっかりと出来ているようです。
だけどテンポ感が悪いばっかりにそれが伝わらないと言う事ですw
がんばろw


ショパン スケルツォー3番
こちらもいつも通り初めの3ページぐらいまでを見ていただきました。
時間が何時も足りないために少しずつしか見ていただけないのが残念ですが、毎回サービスで10~20分オーバーで見ていただいていますw
細かい所を言ったらきりはないですが、現段階でつっかかりながら演奏はしているものの、変な癖が付いている所は無いので今の形のまま弾き込んで行けば問題ないそうですw
。゜ヽ(゜´Д`)ノ゜。ヤッターン


コンサートに行ってきました

2006-09-08 22:46:44 | ピアノ
今日は僕の先生の出演される、藤の会ピアノ演奏会に行ってきました!
先生の演奏された、リストのソナタはまさに圧巻!
あの長い曲を暗譜していると言うだけでも凄いw
演奏の方は何時もながら惚れ惚れする演奏でした。
なんであんなに手や指が動くんでしょうか?w
(。-`ω´-)ンー
僕には到底無理ですw
でもいつか華麗にリストを弾いてみたいw

近藤先生のベートーベンは、言うまでもなく最高でした!
あんなに手や腕がふわふわしていて、まるで力を感じないのに、音はありえないぐらい野太い音ですw
今日演奏されたピアニストの中でも、一番の音量ですw
あの音はありえませんw
本当に聴いた人にしか分からない音色と音量で、聴く者を魅了しつくします。
演奏が終わった後の拍手喝采と、ため息を聞けば一目瞭然。
凄く素敵なベートーベンでした。

いつか僕もあんな風に弾いてみたいw
だから今は地道に基礎をみっちりやらなきゃw

がんばるぞ(`0´)ノ オウ!

バッハ初録音

2006-09-04 21:01:35 | ピアノ
今日は先日合格を頂いた、ソナチネ7番2楽章の仕上げの録音と、バッハのミュゼットの初録音をしました。
ソナチネの方は何度弾いても上手く行かないので、今回はあれぐらいにしておきます。il||li _| ̄|○ il||li 

バッハのミュゼットは、なかなか左手が上手く行かずに苦戦しております。
たった一ページですが、物凄く奥深い曲ですね。
もっと軽快に弾きたいのですが、現在ではこれが精一杯です(A;´・ω・)フキフキ

ソナチネの方は、本館の演奏音源の方に。

ミュゼットは、こちら

レッスン

2006-09-02 20:35:27 | ピアノ
今日は今月初めのレッスンに行ってきました。

ハノンの12番は、変奏をよく見ていただいた後で仕上げのテンポ120で見ていただきました。
何とかぎりぎり合格w
次回から13番に進みます♪
何気に11番12番は3・4・5の指に恐ろしく辛い曲ばかりでしたので、この合格は非常に嬉しいですw

Es dur スケール。
こちらは今回から始まりました。
まずはゆっくり弾いて、運指の間違いが無いかしっかりと見ていただきました。
この調は白鍵盤と黒鍵盤が半分ずつ食らい使うので、何気に弾きにくい調だと言われましたが、その後で変奏を見ていただいているときに、白鍵盤と黒鍵盤の境が聴いていて分からないぐらいに滑らかに弾けていたようですw
ただ上降系から下降系に移るときに、少し重心が浮いてしまうためにおぼつかなくなる傾向があります。
これはこの曲に限らず、どの曲でも僕の場合苦手としていますw
練習法として、3連符の連結のリズムで、そこの切り返しを永遠と繰り返すといいという事を教わりました。
次回までにテンポ80に上げて行きます。

バッハ、ミュゼット。
こちらも今回初レッスン!
この曲は2拍子で、マーチぽい軽快な曲です。
しかし僕の演奏は、2拍子ということを感じさせない演奏で、早く言えば拍子感がないw
拍子感をだすには、左のリズムで一拍目に深く入れ込み、2拍目は浅く音を出します。
ここで間違えてはいけないのが、アクセントではないので音の質を変えてはいけないと言うこと。
言うのは簡単ですけどねw
右手の方もやはり1拍目は深く入れ込む音を求められました。

その他には、この曲跳躍する所があるのですが、僕はその跳躍がへたくそなんです。
移動する際に少し山なりの軌道を描きます。
当然遠回りですよね。
なので最短距離で移動できるように、しっかりと練習します。


ソナチネ7番3楽章。
はじめに2楽章の仕上げを暗譜で行い、色々注意点はありましたが何とか合格しました。
3楽章は、2楽章の音と音の間を求める演奏からガラッと変わり、リズムに厳密な演奏を求められます。
打鍵の深さを巧みに操り、音の違いを出しながらどの音へ向かっていっているのかと言う事を明確にし、しっかりとそこを表現します。
早いパッセージもしっかりと音の粒をそろえ、ゆっくり弾いている今の段階からきっちり弾くと言うことです。
当たり前の事ですが、ついはめをはずしちゃうと切ってあるんですよねw
緊張で指が動かなくなったりとかw
でもそれは早い話脱力が出来ていないというだけの話ではあるのですがねw
難しいけどやはり面白いです^^

ショパン、スケルツォー3番。
こちらは時間が無いので出だしの数小節だけ見ていただきました。
出だしのうねりは少し進歩していたようです。
その後の弾きにくいところがあるのですが、運指をどうするか先生と相談して今回は終わりました。