「ぷちおおいそ2016」2016.11/6(日)
大磯国府小学校
今年も「ぷちおおいそ(子ども職業体験)」にマッサージ店として出店しました。
子どもたちが自分の興味のある職業を体験し、社会の仕組みも学ぶことができる催しです。
子ども(小学生)リーダーは、まず私から、肩の押し方、背中の押し方、足の押し方とマッサージの技術を学びます。
ハローワークに貼り出された求人情報を見て、仕事を求めて我が店に働きにきます。
そこで、技術を学んだばかりのリーダーから技を教えてもらい、即戦力として働きます。
そこへ、今度は、仮想通貨を持ったお客さんが来店します。
お客さんは、自分の疲れている箇所をリクエストし、実際に子どもからマッサージを受けます。
20分の勤務時間が終わるとお店から就労証明書をもらい、銀行に行くと給料をもらえますが、税金も引かれます。
その稼いだお金を使って消費活動をすることができます。
アクセサリーを買ったり、やきとりを買ったりします。
もっとお金持ちになりたければ、仕事をがんばります。
そんなことを繰り返しているうちに、だんだんマッサージの腕が上がり、お客さんから「上手くなったねぇ。」と褒められて、嬉しくなります。
すると宣伝にまわり、またお客さんを連れてきます。
参加した子どもは、数種類の仕事を経験し、それぞれの仕事の楽しさを体験します。
子どもリーダーは、一番大変です。
雇ったスタッフに技術を教え、お客さんにマッサージをし、会計もし、デスクワークもしながら頭をくるくる回します。
「もう指が痛い。」と訴えていました。
購買し、気分転換をし、また仕事に戻ってきました。
リーダー以外にも何人もの子どもたちがスタッフとしてまじめに働いてくれました。
どんな仕事も大変です。
楽な仕事は、ありません。
マッサージの仕事を楽しくできたかな。
さっきまで、できなかったことが、できるようになっていく。
そういう姿を見ているのは、とても楽しいです。
主催:ぷちおおいそ実行委員会
後援:大磯町・大磯町教育委員会