犬を飼うようになって、人からよく話しかけられるようになりました。また、自分でも気軽に人に話しかけるようになったように思います。
日本人はどちらかというと、あまり社交的ではないような気がします。アメリカに住んでいた時は、見知らぬ人から話しかけられる機会が、かなり多かったと記憶しています。国民性の問題でしょうか。
ただし、JOYと一緒にいると、それが一変します。JOYと一緒に都内を歩いている時のことです。
JOYを連れて喫茶店でコーヒー一杯飲んで帰ろうとすると、若い女性の店員が満面の笑みを浮かべて「是非また来てください。お待ちしています。」と声をかけられました。「私、犬が大好きなんです」とのことでした。
また、歩いている途中、初老のサラリーマンが「私も、犬を飼っているんだけど、躾が難しくてね・・」などと突然話しかけてきて、しばらく話し込んだりすることがありました。それが、ごく自然な流れであるのが、いいですね。
そうかと思えば、3歳児くらいの子どもが、たどたどしい足取りでJOYの方に近づいてくるのを、後ろで両親が微笑みながら見守っていることもありました。しばらくJOYをなぜたりして遊んだ後、分かれていきました。こっちは、子どもに危害を加えないようにJOYを押さえつけるのに必死でした。
若い兄さんからも、「写真、撮ってもいいっすか?」などと話しかれられ、携帯でJOYを何枚か撮っていくようなこともありました。
犬好きな人って、まさに老若男女を問わず気持ちが通じるものなんですかね。犬を飼ってまだ7ヶ月しかたっていない私には、ちょっと戸惑うような体験でした。
写真は喜寿を迎えたAYAのおばあちゃんに甘えているJOYです。