愛犬JOYの記録

Ayaは小学校4年生の時にドーベルマンの弟JOYを家族に迎えました。このブログでは家族の楽しい日々の様子を綴っています。

ゲロ女

2013-09-13 01:18:33 | 事件

仕事を終え、帰宅途中の電車の中のことです。

午後10時を過ぎていましたが、車中はかなり混雑していました。

ある駅で20代半ばと思われる女性が乗車してきたのですが、

乗車するなり、床に座り込んでしまいました。

 

すると、私の隣に座っていた中年の男性がすぐさま立って、

その女性に席を譲りました。その女性は、お礼を言うことも

なく倒れるように席に着くと、顔を床に向け、前かがみの姿

勢で座り込んでしまいました。

 

私はこの時点で、なぜ仕事に疲れ帰宅途中のサラリーマンが

酔っ払いの女に席を譲る必要があるのか、はなはだ疑問に思

っていました。

 

しばらくすると、かがみ込むようにして座っている女性を心配し

「大丈夫ですか」などと声をかける人が出てきました。その人は、

その女性と同年代の女性でした。

 

そして多くの人が下車する駅に来た時、「〇〇駅ですよ、降りなくてい

いんですか」という親切な声に促されて、その酔っ払いは下車しました。

しかしその時も、親切に声をかけてくれた人に対しては、一言もお礼を

口にませんでした。

 

驚いたことに慌しく席をたっていった女性の席の前には、なんとゲロ

(嘔吐物)があるではありませんか。腰を折ってかがみ込むようにして

座っていたため分からなかったのですが、その女性は酔っ払って電車

の中で嘔吐していたのです。

 

酸っぱいような匂いが立ち込める車中に、私はその後、30分ほどいる

ことになりました。ゲロの周りは人が避けるため、そこだけ無人の空間

ができました。

 

それにしても日本人の思いやりの深さ、そして寛容の精神は本当に

特筆すべきですね。未熟な私などは、酒に酔って周りに迷惑をかける

女性に終始、嫌悪感を感じていました。

 

自分のゲロぐらいちゃんと処分しろよ!(怒)。

 

 

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犬による子どもへの咬傷事故

2013-08-06 18:12:25 | 事件

先日、ロットワイラーが警官に撃たれて殺された事件をとりあげたが、

今度は、14歳の少女が5頭の犬に襲われて死亡するという痛ましい

事件がイギリスであった。(CNNの記事より)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・これよりCNNより抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

14歳の英少女、民家で犬5匹に襲われ死亡か

26日午後に起きた惨事で、意識不明の少女と制御出来ない犬がいる

との通報を受けて武装警官が現場に駆け付けたものの、犬が立ち向か

ってきたという。犬4匹を殺処分にし、家内に閉じ込めた5匹目を静か

にさせたという。

大マンチェスター圏警察などによると、少女は当時、アサートンにある

友達の家に1人でいた。警察幹部は、少女がミートパイを持参して民

家を訪ねた後、犬に襲われたとの一部報道は憶測に過ぎないと指摘。

ただ、悲劇は昼食時間帯に起きたことを認めた。少女はいったん民家

を離れ、戻ってきていたという。

襲った犬の種類は不明だが、地元紙はアメリカンブルドッグ1匹、スタッ

フォードシャーブルテリア2匹にブルマスティフ1匹と伝えた。4匹はいず

れも英国内で飼育が禁止される種類ではない。警察幹部によると、少

女を攻撃した犬への苦情が正式に寄せられていたとの事実は承知して

いないと述べた。

死んだ犬の体を検視し、詳しい種類や少女を襲った経緯などを調べる

方針。動物心理の専門家は、問題がある犬は時にして、特定の種類で

はなく飼い主の振るまいに原因があると指摘。複数の犬を飼う家庭では、

犬は集団として行動するよう求められており、不審者が家内に入れば脅威

と受け止め、一緒に挑んだり攻撃する可能性もあると説明した。

英国議会の環境問題など扱う委員会は先月、英国の民家で犬が原因で

死亡した住民は2007年以降、計7人でうち5人が子どもと報告していた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・CNNの抜粋はここまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

この記事によると2007年以降の7年間で犬による死者が7人という

ことなので平均1年で1件の死亡事故があることになる。調べてみる

と米国では01~10年に犬にかまれるなどして死亡した人は263人

という統計報告もありかなりの開きかある。

 

日本は、犬による咬傷事故件数(全国計:昭和49年度~平成21年度)

によると昭和においては死亡事故が毎年5件位あったが、平成に入って

からは、毎年1~2件程度に減っている。

 

しかし気をつけたいのは、子どもの事故が多いことだ。The dog actually Times

の記事「子どもの咬傷事故に関する調査結果が示すこと」には次のような

記述が見られる。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用はここから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

犬は子どもの顔や目を標的として咬む場合が多い

子どもは身体が小さいため、犬の口が子どもの顔に届きやすいことが原因

ともなっていると言えるそうです。実際、50%ほどが子ども時代に犬に咬まれ、

そのうちの80%が頭部や首を咬まれると見込まれています。

 

537人のうちの68%が、5歳以下の子どもであり、その中でも3歳児が最も多い

殆どの場合において、家庭や友人、隣人などを通じて犬を知っている子どもだった

のですが、あまりにも攻撃的な触り方をしたり、上に乗ったりしたときに、犬を怒ら

せて攻撃に走らせてしまっていたそうです。

 

一般に子どもにフレンドリーといわれている犬種でも、咬傷事件が多発している

統計では、攻撃した犬の23%がミックス犬と最も多く、続いて、ラブラドール・レトリバー

が13.7%、ロットワイラーが4.9%、ジャーマン・シェパードが4.4%、ゴールデン・レトリバー

が3%だったそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用はここまで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

今回も自分自身への教訓という意味で、事件の様子と咬傷事故の

動向についてのメモを残しておきたい。

 

 

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飼い主を助けようとして殺された犬

2013-07-27 08:10:01 | 事件

カリフォルニアである市民が偶然撮った映像が波紋を呼んでいる。

武装した窃盗団がある民家に篭城し、たくさんの警官が周りを囲んで

いるという緊張した状況下で事件が起きた。

 

近所に住むロットワイラーを連れた黒人男性が、携帯を掲げてその

様子を写真に収めいたところ、その軽はずみな行動がとがめられて、

警官に囲まれて逮捕されてしまう。

 

これで収まったのなら、バカな野次馬が警官にお灸をすえられたとい

う話で終わっていた。ところが、ここから悲劇が始まる。車の中にいた

ロットワイラーが飼い主の危機を察知して、車の窓から飛び出し警官

に向かっていったのだ。あわてた警官は、ロットワイラーに向けて何発

も銃を打ち放つという最悪の結果になってしまった。

 

取り上げておいて言うのも変だが、この映像は犬好きの人は見ない方が

よいかもしれない。飼い主を助けようとした忠実な犬が、何発もの銃弾を

浴びせられて息絶えていくシーンはあまりに残酷すぎる。 

 

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あるドーベルマンの咬傷事件から

2013-05-24 01:48:39 | 事件

先日、俳優の反町隆史さん、松嶋菜々子さん夫妻が飼っているドーベルマン

が同じマンションの住人にかみつき、負傷した住人が転居したため賃料収入

を失ったというマンション管理会社の訴えに対して、東京地裁は夫妻に385万

円の支払いを命じたという報道があった。

 

私が興味をもったのは、裁判の判決内容ではなく、何故このドーベルマンは人

を咬んだのだろうかという疑問である。ドーベルマンを飼う身として、咬傷事件

における具体的な状況を知りたいと思ったのだ。

 

当時の様子を探してみたところ、週刊文春にこの咬傷事件の詳細が報道され

ていたのでここに記し、その背景を考察してみたい。

 

・・・・・・・・・・・・・・以下は週刊文春からの引用・・・・・・・・・・・・・・・・

 

事件は2011年5月12日、夕方5時半頃、反町一家が暮らす都内の超高級マンシ

ョンで起きた。当時6歳だった反町の娘がリードを引いていたドーベルマン「カイ

ザー」が同じマンションに住むアートディレクター・佐藤可士和氏の妻子さんと当

時4歳だった子供に襲い掛かったのだ。

 

事件を知る関係者が、阿鼻叫喚の現場を解説する。

 

「反町の娘は、愛犬の散歩のためにカイザーを二階フロアの共有スペースに

連れ出していました。そときA子さんと子供は一つ上の三階フロアの廊下を歩

いていたのです。すると突然カイザーが暴走し、反町の娘を半ば引き摺るよう

にして三階に駆け上がった。そしてカイザーはリードをふりほどき、A子さんと

子供に襲いかかるように突進していったそうです。そもそもドーベルマンは力

が強く、とても6歳の子供の手では引っ張りきれるわけもない。カイザーはとっ

さに我が子を守ろうと盾になったA子さんの太腿に咬み付き、そのままずっと

離れなかった。A子さんの子供は横で怯えて泣いていたそうです。」

 

・・・・・・・・・・・・・週刊文春からの引用はここまで・・・・・・・・・・・・・・

 

この記事を読んで、まずはじめに疑問に思うのは、6歳の子どもに成犬のドーベ

ルマンを一人で任せている点だ。私の娘は中学1年生であるが、娘一人で犬を散

歩させることはない。なぜなら鳥やオートバイの刺激に反応して、突発的な動きを

した時に手に負えないからだ。マンションの共有スペースといえども、自宅の外に

変わりない。何が起こるか分からない。そんな状況で、6歳の子ども一人にドーベ

ルマンを任せるのは、無謀としか思えない。

 

この点はさておき、私が最も知りたいのは、このドーベルマンがリードを持つ6歳の

子どもを引き摺りながら三階まで追いかけ、執拗にこの親子に対して攻撃した理由

である。カイザーは訓練も入っており、普段から娘と二人だけにしても大丈夫だと

反町夫婦が判断していたことを考慮すると、普段はとてもおとなしい性格のドーベ

ルマンであることが想像される。いったい何がきっかけとなって、スイッチが入った

のであろうか。

 

イタズラ好きの小学生ならともかく、この親子がドーベルマンに対して、わざと敵対

的な行為をとることは考えにくい。となると、この親子の行動を犬が誤って解釈した

ことが原因で悲劇が生まれたのではないだろうか。いずれにせよ、この記事だけで

は全貌がつかめない。

 

そもそも2階にいたカイザーが、どうして3階に駆け上がっていったのだろうか。犬は

逃げる動物を追う習性がある。想像力をたくましくて考えると、4歳の子どもが2階の

共有スペースにいたドーベルマンをみて驚き、大声をあげて逃げたのをカイザーが、

追いかけたのが、そもそもの始まりだったのかもしれない。

 

娘がドーベルマンに襲われると思った母親は、我が子を守ろうとカイザーに必死に

なって応戦したのだろう。娘の命が危ないという危機感が、母親を普段では考えられ

ない戦士の姿に変身させたとは考えられないだろうか。一方、カイザーは当初は自分

から逃げていく対象を追いかける衝動だけで行動していたのが、母親の激しい恐怖と

抵抗に直面し、自分への攻撃と誤解したのがこの事件の真相ではないだろうか。

全て私の勝手な想像であるが・・。

 

いずれにせよ、この母子が受けた体と心の傷は、簡単には癒すことのできない深刻

なものである違いない。事件後すぐ転居されていかれたのが、それを物語っている。

 

記事に「阿鼻叫喚の現場」とあるように、我が子を守ろうと盾になった母親の太腿に

咬み付いている場面を想像すると、ドーベルマンを知る私でさえ恐怖を感じる。まし

て、普段からドーベルマンは恐い犬というイメージをもつ人であればなおさらだろう。

 

もっともこれは週刊誌の記事であり、ここに書かれている状況が正確なものである

かは定かではない。しかし、ドーベルマンを飼う身として咬傷事件の背景を考えてみ

ることは、あながち無意味なことではあるまい。

 

 

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