食・宿・観 三拍子の旅４

 

≪オーベルジュ内子≫

内子観光をしたいと思った時、できれば内子で宿泊できないものか？
宿泊料金もお高くなく、できるだけ ゆったりとした間取りの部屋が良いなー。
それで温泉で、食事の美味しい宿。どんどんハードルは高くなってゆきます＾＾；
でも、見つけましたJTBのホームページで。

部屋の広さは77㎡しかも完全離れ（ヴィラ棟）、客室は全５室。温泉施設もあります。
一概には言えませんがオーベルジュなので料理も期待できそう。
宿泊料金も2名一室一泊二食付ひとり￥25,920（税サ込）チェックイン14:00　チェックアウト12:00　
※2015年12月18日現在

 

宿泊日：2015年12月18日（金）

 

　　　　　　　宿は内子町の丘の上にありました。
　　　　　　　JR内子駅から車で約５分。ゆっくり内子町を観光してから宿へ向かえるのも魅力。

 

　　　　　　　宿の庭を眺めながら建物の玄関口へ向かいます。

 

　　　　　　　上の写真は本館です。
　　　　　　　此方にはダイニングルーム・バー・売店・展示スペース・大浴場・フロントがあります。
　　　　　　　客室へは本館を通り抜けて行きます。

 

　　　　　　　庭に張り出すようにある部屋は、ダイニングの個室。14名までのグループで利用できるようです。

 

　　　　　　　客室まで結構遠いです。そして微妙な坂。
　　　　　　　此処で夫に異変。突然、前のめりになり足が動かなくなりました。
　　　　　　　案内してくださったスタッフの方は驚かれたようですが、大丈夫。ごめんなさいね驚かせて、、、。
　　　　　　　今日は１万歩近く歩いたので、夫の足は限界を大幅に超えていました。
　　　　　　　今、大体６千歩近くなると足が動かなくなる夫です。

　　　　　　　本館から各部屋まで遠いので足の悪い方や年配の方向けにカートでもあればいいのですが、、、。

 

 　　　　　　　今夜宿泊する部屋に到着しました。

 

 

　　　　　　　

　　　　　　　私達が宿泊した部屋は『萩』という部屋です。
　　　　　　　上の間取り図は宿のHPから使わせていただきました。

 

 

　　　　　　　ルームキーには俳人里田香子さんの俳句が書かれていました。
　　　　　　　部屋の間仕切り（擦りガラス）にも同じ句が書かれています。

 

　　　　　　　部屋のお風呂です。
　　　　　　　温泉ではありませんが木々を眺めながら入れる開放的なお風呂でした。

 

　　　　　　　部屋は内子の伝統建築を元に「透き」をデザインされたそうです。
　　　　　　　全体に五十崎の和紙とガラスが使われているそうです。
　　　　　　　木と白を基調とした空間は清潔感があり洋間形式ながら和を感じられる客室でした。
　　　　　　　そして部屋の灯りが和紙に反射しとても優しい雰囲気です。

 

　　　　　　　テラスもとても素敵ですが、冬には一寸寒く長く座っては居られません、、、＾＾；

 

　　　　　　　部屋には、テレビも時計もありません。
　　　　　　　リビングでくつろぎながら暮れて行く内子の町や山を眺めました。

 

 

　　　　　　　上の写真、左側が俳句が書かれている擦りガラスで、寝室とリビングとの間にあります。
　　　　　　　右側が部屋に用意されていた洋菓子。美味しくいただきました。

 

　　　　　　　部屋から見た内子町と山々です。
　　　　　　　丘の上に建っているので町を見下ろす風景です。冬枯れの今、町がよくみえます。
　　　　　　　此方のお宿、春には桜の花が咲き「お花見の宿」としてもとても良さそうです。
　　　　　　　部屋の前にも桜の樹が数本あり、部屋に居ながらにしてお花見できますね。

 

　　　　　　　此方が宿の大浴場です。※宿のHPから使わせていただきました。

　　　　　　　夫は、もう歩くのは嫌らしく私一人で大浴場へ。
　　　　　　　大浴場は日帰り入浴としても利用できるようで沢山の方が温泉を楽しんでおられました。
　　　　　　　そういえばスタッフの方から「日帰りは9時までですから9時以降お風呂に行かれた方が空いています。」と
　　　　　　　おっしゃっておられましたっけ・・・・。

 

　　　　　　　夕食は本館（母屋）のダイニングへ出向きます。
　　　　　　　夜になるとさすがに寒い。道中寒かったです。やっぱりカートがあったら嬉しい。

 

 
 
 

　　　　　　　ダイニングは和蝋燭の明かりだけです。
　　　　　　　幽玄な雰囲気。でも、お料理を写真に撮りたい私には一寸つらい、、、。
　　　　　　　フラッシュを使用するなどという無粋なこともできませんし、不味そうに写ってしまいました、、、。

　　　　　　　料理は内子でとれた素材をふんだんに使い、お肉は伊予牛を使用したフレンチ料理。
　　　　　　　素材の味を生かし、さっぱりとした味付けで　大変美味しくいただきました。＾＾

 

　　　　　　　食事を終え、部屋へ向かう私達をスタッフの方が慌てて追いかけてこられました。
　　　　　　　何事か？！と思ったら・・・今夜は冷えそうなので「湯たんぽ」をお使いください。ということでした。＾＾
　　　　　　　帰り路も湯たんぽのお蔭で暖かく部屋にたどり着きました。♪

 

　　　　　　　久しぶりの「湯たんぽ」暖かかったですし、子供の頃を思い出しました。

 

 

 

　　　　　　　朝食は、和食または洋食。チョイスできます。
　　　　　　　私達は和食を選びました。
　　　　　　　じゃこ天や内子豚の角煮、こだわり卵など地のものをしっかりいただきました。
　　　　　　　三種類のジュースも果物も美味しかったです。

 

静かで上質な時間を過ごせる素敵な宿でした。

つづく