美 going on

長野県下の小中学校の図工美術教師による,毎日の「図画工作」「美術」の授業の様子を紹介します 

保育園の先生はスゴイ!!

2014年07月08日 22時30分54秒 | 長野県美術教育研究会
長崎です。

今日は,県美術教育研究会の関係から,とある保育園で保育参観をさせていただきました。

これまで何回か,こうして保育園や幼稚園におじゃまさせていただく機会があったのですが,どこの園に行ってもそのたびに思うことは同じ…

「保育園,幼稚園の先生方はスゴイ!」

ということです。

子どもたちの興味の引き出し方。
友だちとのかかわらせ方。
約束の確認の丁寧さ。


場の設定や,小道具の準備。
ティームティーチングの先生との連携。
子ども一人一人にかける言葉の多様さ。
ほめ方。
うながし方。

いやぁ,どこを切りとってみても,すばらしいの一言!

なぜこれが小学校,中学校の先生はできないんだろう…。

そして,子どもたちはもっとすばらしい。
描くこと=コミュニケーションの道具,であることを改めて感じさせてくれる。
描くこと,友だちとかかわること,遊ぶこと。すべてが一体。
体中で楽しさを感じている姿。
そうなんだ。絵を描くことってすっごく楽しいことなんだよね!


いやぁ,これこそ,図工美術の原点。
表現ってこういうことなんだ。
小手先でちまちまやってるような,そんなものは表現じゃないよ。
もっともっと楽しくておもしろくて,追い求めていきたくなるものなんだ。
人にとって,絶対に必要な学びなんだから!と,あの小さな体で,あの小さな目で私たちに教えてくれているよう。

最近の自分に反省。よし!がんばろう。
今日は,行ってよかった! 
力を与えてもらいました。


学校の先生方は,機会があったなら絶対に保育園幼稚園に行って,先生方から,子どもたちから学ぶべきです。


記事に興味を持っていただけましたら,クリックしてください。
にほんブログ村 教育ブログ 図工・美術科教育へにほんブログ村

教育・学校 ブログランキングへ



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (山崎正明)
2014-07-09 15:38:46
北翔大学の山崎正明です。この実感わかりますし、賛成です。私も、幼児教育の出会いは大きいです。
返信する
幼児教育 (長崎)
2014-07-09 17:10:45
山崎先生。
コメントありがとうございました。
私は幼稚園保育園の先生方の姿勢に,いつも感動させられてしまいます。
子どもたちの可能性を引き出すために,「寄り添う」という言葉がまさにぴったりきます。
私たち学校の教師は,教え導こうとしすぎるのでしょうか。
昨日はいろいろと考えさせられる1日でした。

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。