母の月命日を終えて

母の月命日（11日）を終えて、ふと位牌を取って眺めてみると、12日（父）、16日（祖母）、18日（祖母）、23日（兄）と記されていました。

兄の月命日は23日で、享年23歳と書かれていました。兄の面影は戦地から2・３回程度帰省した時、自転車に乗せてもらったぐらいの記憶しか覚えていません。

「戦死」の訃報を両親が受け取った時の極度の悲しみを堪えていた表情は今でも忘れません。

終戦後（敗戦後）60数年になりますが、我が国は戦争もなく、従って戦死者も出していません。

我が国の近隣諸国（北朝鮮・韓国・中国・等々）において、一触即発な状況で、日米同盟を機軸とする個別的自衛権にて保護されて？いると言う現況だと自覚しています。

安倍政権は、憲法解釈により「集団的自衛権の行使」を「閣議決定」しようとしています。
政府与党は、絶対的多数を持って、しかしながら辛うじて公明党の良識をもって阻止している状況です。

ボクたちは、今一度憲法9条の意義を考え、順序立ててじっくりと「憲法改正」により、「国民的総意」により、決められなければなりません。