べんきちの運行日誌

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ずらずらと日記のようなものを書き連ねている要するに自己満足の為のブログ

LEDテールバルブ

2008年01月04日 00時32分34秒 | HIACEの整備日誌
キャラバンのテール&ストップランプの球をLEDの物に換えてみました。

そこそこ高級な乗用車では随分と普及してきたLEDのテールランプ。しかし、所詮ライトバンのキャラバンにそんなもの付いているハズありません。夜間はほぼずっと付いているテールランプは、たった10Wの消費電力と言えども、気になりだすともう止まりません。
ストップランプの反応が早く、スパッと点くのも、後続車アピールという点では見逃せないメリットです。

ところが、今まで僕が購入して試したLEDのバルブは、どれも暗くてテールやストップライトに使うには不安が残るものばかりでした。
結局、純正が電球の車をLED化しようと思えば、レンズユニットごと換装しかなかったのです。そうなると、ドレスアップ効果高すぎで「ちょっと…」な物しかありません。(実はキャラバン純正のテールは気に入っている)
さらに、バックゲート周辺は電子部品にとって思いの外劣悪な環境で、社外品のレンズユニットは浸水や不点灯の不安もあります。


そんなワケで、結局LEDの球を物色していたわけですが、今回購入した物もダメ元のつもりでした。(但し、値段はとてもダメ元で挑戦できる価格ではないのですが)
ところが・・・




結構明るいじゃないですか。これはもしかすると、もしかするかもしれません。
ちなみに、これはテールランプの状態。ストップの状態は、もっと眩しくて、このアングルで写真に収めるのはきっと難しいです。

この球は、ある程度、極性に自由度があるようで「+-+-の車と++--の車に対応する」となっています。それでも、テールとストップが左右ともちゃんと点くまでに、裏返したり左右を入れ替えたりして5回は付けたり外したりを繰り返しました。




取付後の感じ
あえて、昼間に斜めアングルで摂ってみましたが、どうでしょう?
電球に遜色ない光量だと思います。
さらに、見逃せないのが指向性の克服。この厳しい角度でも左側が光っているのが、しっかり判りますし、レンズの部分も概ね均等に光っています。
逆に言えば、あまりに普通過ぎて、ドレスアップ効果などはほぼ皆無です。(「反応が良いのでスパッと点きます」と言える程度)


ストップランプはこうなります。

先ほどのテール状態の写真と露出は合わせてあります。
バックドアガラス上部の純正のハイマウントストップランプと比べてみてください。十分遜色ないと思います。
キャラバンはテール/ストップは色つきレンズなのですが、今回はあえて光量重視で赤色LEDを使用している*1ために、発色がどぎついタラコ色になってしまっているのが、気になるといえば気になります。

あと、最大の欠点というか、そのハードルは価格だと思います。
なんと2ヶで4,750円/税抜です。通常のウェッジ電球の20倍。確かに、LEDは球切れこそありませんが段々暗くなってきますし、劣悪な環境下での使用ですから、電子部品的な寿命が明らかに先に来ると思われますので、20倍持つなどありえません。(構造がシンプルで殆どガラスのウェッジ球は寿命も長いですし)

なお、ストップランプ状態で消費電力は1w(左右で合計2w)だそうです。
でっかいD26バッテリーを2連装するキャラバンZD30の寒冷地仕様車ですから、そちらの方でバッテリーの寿命が少しでも延びれば・・・





*1 今までの経験上、赤LEDと白LEDで同じように赤レンズを通すと、赤LEDの方が明るく見えます。
  やはり、赤色レンズというのは、赤以外の光をカットするから赤く見えるのであって、
  電球と違ってその色そのものに発光するLEDなどでは、光量の低下が顕著なのだと思います。


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