RYOKO 薔薇の庭からあなたに

劇団離風霊船の女優&RoseGarden主宰

シンガーRYOKOのブログです

赤坂でじゃずで勝海舟

2008年08月31日 | 

先週の橋の下にお運びくださった皆さま、本当にありがとうございました。

とってもアットホームな時間をすごせましたネ~。
かなり嬉しい素敵な出会いもありましたし、よかった~♪

は~、ひとまずの1クールを終えたわけですね。。。

はじめた時は、もうどこにゴールがあるのか見てるヒマもないぐらい、
すぐ次のステージの準備でいっぱいいっぱいだったんですが、
終わってみれば、あっというまの夏でしたね。

ほんとに、ちょうど赤坂明けの日ぐらいから、
このおかしなゲリラ雨に見舞われるようになったから、
あたしの中では、あれが夏の最後の日みたいな感じです。

あれからすぐ劇団の稽古に入ったので、
ちょっとご無沙汰になっちゃいましたね。

これが、時代劇なので、いきなりの洋から和への大転換 (- -;)
気分はほとんどメリケン帰り(笑)

でも正直、当分英語のことを考えなくていいのは、
ちょっとうれしい(これこれ)
いやほんと、受験以来かも、こんなに勉強したの~。

まさか自分が英語づけの日々を送ることになろうとは、
どうよそくできたでせう。。。
当の受験だって、英語が必須じゃない学校を選んだぐらいだしぃ (@o@:)/

今は江戸弁の勉強に入りましたヨ。
今度の役は、深川芸者なんです。
芝居は再演なんですが、自分は13年前と同じ役になったのです。

辰巳芸者か深川か、ってぐらい、
気風と啖呵が売りの、もっともお江戸の女らしいおなご衆だけど、
どうだろう、今回はどこまでそれを取り入れるか、工夫のしどころですね。

なんかね、ホン読みしてても、
ごく自然に派手な芸者気分にスライドできて、
自分でもちょっと驚いたんですけど、気づきました。

ここまでお店に出続けて、本物のお客様にお会いしてきたからだぁ…
初演ではイメージ掘り起こすところからでしたけど、
今回はある意味、リアルですもんね(笑)らっきーだ。

そうそう、今度の芝居は幕末の話で、勝海舟も出てくるんですが、
なんと、勝さんて赤坂は田町に住んでたんですね、
たぶん、橋の下にかなり近いあたりに。。。

びっくりしちゃいました。

ご縁~?なんてまた都合よく解釈しつつ、
だったらさ、どこぞでじゃず、歌えないかな~、
なんて野望も持ちつつ、、、この場合は、思いっきりなブロークン、
いや、英語でこぶし回す感じか(笑)

面白い芝居ですよ、幕末のスター、オンパレード!ですし、
気楽にハラハラしていただける筋書きですしね、
野外劇ですから、エンターテイメントの嵐みたいになるでしょう。

ご興味ございましたら、新しく作った『黒船ブログ』を、
覗いてやってみてください。

   丸諒の『黒船だぁ!』


RYOKOは、次は11月に登板です。

これこそ今年の締めくくりになると思うので、イロイロ計画してますヨ。

こちらもどうぞ、お楽しみに♪








夏のおわりの赤坂「橋の下」

2008年08月26日 | 
降っちゃってますね~。
ほんとにこのまま秋になっちゃうのかなぁ、去年は9月いっぱい暑かったのに。

でも、こんな季節の変わり目は、なんだかセクシー。
あんがい嫌いじゃないデス。

この夏さいごのステージです。

  本日19:30~ ノーチャージ/チップ制 03-3505-5059

  赤坂「橋の下」 地図と詳細


デビューからひとまずの締め、、、
しっとりと濡れた風情で、大人の夜になったらいいナ。


雨の赤坂で、お待ちしております。

どうぞお足下にお気をつけて。。。





ミルクホール ~名残りの夏の夢ひと夜

2008年08月24日 | 

夕べのミルクホールは、天国でした~。

夏休み真っさかりということで、あの人の海の中、
店までいきつけるのか、
ばくばくしながら鎌倉駅に降りたったわけですが、
意外なことに小町通りは思ったよりもすくない人出。

あとでマダムにうかがいましたが、
お盆もすぎて、
またここ数日いきなり寒く(涼しくでなく)なったので、
鎌倉の空気はもうすっかり初秋の風情、
人の足もにぶりがちになる、シーズンのさかい目ということだったようです。


それでも、すてきな夏の名残りに迎えてもらえましたヨ。
お店にむかう細い路地にあらわれた、さるすべりのトンネル。

向かいのおうちまで、ワサーって、
たわわに咲いた鮮やかな花の枝がかぶさっていて、ワー。。。



振りあおいだら、遠くの方にミルクの看板が見えるじゃないですか。

これはもう激写!と思って。
しかしあたし、写真、うまくない (- -;)
こんな程度なのに、おさめるのに10分も四苦八苦。

そんな、ひと気のないウラ道で人の家を撮るという、
挙動不審きわまりないより道をしてお店に入ると、
カウンターには、もう琢磨仁さんが座ってらっしゃいました。


二ヶ月ぶりの再会、といって考えてみれば、お会いするのは、
実はまだこれで3回目なんですよね、ウソみたい。

振り向いた仁さんとわわわ~♪当たり前にハグ、
もはや全っ然距離ナシの関係(笑)
……思えばこれもまた、ウソみたいな、夢みたいな話ですけどね。

秋の気配ただようミルクホールは、ちょうどお客さまもまばらで、
ラッキーなことに、じっくりとリハすることができました。


今日はお客さんそんなに来ないから、好き放題やっていいよ
(え?/笑)
オーナーからはそう言われてたんですけど、
時間になったら、あら、あらら?
満杯じゃありませんかぁ。

しかも皆さん、休憩でいらしたわけでは、どうもないようで、
聞く気でしっかり腰をおちつけて下さってて。
うれしかったです~。


物語り仕立ての今回にしてみたので、入れ代わりの激しい場所では、
じっさい伝えられないんだよなと、
この前の赤坂で思った矢先だっただけに、
まさかミルクホールでこんな、
ちょっとしたぷちこんさーとの様になるとは、ほんと嬉しい誤算でした。


それが、
休憩が終って二部の為にホールに出たら、
なんと正面に、ホンモノの金髪碧眼のアベックさんがお座りあそばしてて、
げげー!

思わず確認しにいってしまったです。


 RYOKO    あ、あのぅ、日本語はできますか?
 金髪美女  はい、大丈夫ですよ(流暢~~~)
 RYOKO    あ、あめ、あめ、あめりかの方ですか?
 金髪美女  はい、ワタシはそうですよ
 RYOKO    すっ、すびばせんっ!


なぜあやまるのか、自分でもゲせぬまま、
二部の1曲目は、おぼえているにもかかわらず、もーね、歌詞譜面、
ガン見!
(いまさらあんた、ムダな努力やちゅーねん)


いや~、ビビリましたよ、思いっきりなブロンドさんでしたし。
そのとき頭のなかにこだましていた言葉は、「黒船だぁ!」

(笑)いや、あたしがいま稽古中のお芝居のタイトルなんですけど、
異人さんと遭遇した驚天動地具合を、まさに実体験しちゃった感じで。


それがまたちょうどね、その前の日だったかに、
やふーでこんな記事を読んでまして。
  
なーんだ、じゃそんな神経質に発音気にしなくてもだいじょぶなんジャン、
なんてユルみかけてたところだったのでね、
ええ、
お見通しですかっ、すみませんっ、
と、芸の神様の存在を感じましたです。m(_ _)m


異人さんカップルさんも拍手してくださってたから、ホッとしたけど、
もしかしたら夕べのミルクは、
史上最高にあたたかいお客さまにお会いできたかもしれません。

場所の魔力ですよね、
お客さまは、ミルクで過ごすことそのものを楽しみにいらっしゃるから、
そこで行なわれていることも、お店の一部としてとらえて下さる。


あの空間で物語りをする、
仁さんと野島さんの音があって、あたしの声があって、
そこに入ってくださるお客さまがいて、
5つが溶けあって、ちがう世界が紡ぎだされていく。。。

夕べは、あたしの桃源郷が、ちょっと広がっていた。

ミルクホールで歌うことは、あたしの中ではだんだん、
昔のサロン演劇というような在り方に近くなってきるのかもしれません。



わ、なんだか今日の日記は長くなっちゃいました。
もう日付けがかわっちゃってるし(笑)

今年はあともう一度、ミルクホールに立たせていただきたいなぁ。
まだ夏の内なのにねぇ、もうそんな話をしてる自分が信じられませんが。


ほんと、、、今年は進みがおそい。
ずいぶんいっぱい、いろんな旅をしてきた。
あたしの体内時計ではいま暮れぐらいの感じですよ、密度濃すぎて。

まだ4ヶ月もあるなんて、、、本当に贅沢させてもらってます。


来週にはひとまずのラス1、赤坂が待ってます。
ミルク後、ちょっとでも進化してたらいいな。


夏の名残りを愛しんで。










明日は鎌倉ミルクホール

2008年08月21日 | 
シーズンたけなわの鎌倉。。。
6月にもまして、街はものスゴイことになっているのでせうね。

今回はいつもより遅い、19:30スタートです。

今年のミルクは、ひょっとしたらこれが最後になるかなぁ、
冬にもう一度立てたらいいでんすけどね。

あ、そうなんです、9月10月は舞台公演のため、
ステージお休みさせていただくんで。。。



    ミルクホールの地図と詳細


赤坂で、今後への展望が少しみえてきたので、
流れをちょこっと修整しつつ、また一期一会の気持ちで歌います。

夏の鎌倉にお運びのみなさま、
ぜひ、レトロカフェ・ミルクホールにお立ちより下さい♪





娼婦のように

2008年08月13日 | 
物語が、どうやらできました。

少ないレパートリーでも、並べてみるとイメージを結ぶもんですね。

普通に聞いていただいて、もちろん大丈夫なんですが、
その気になれば一つの筋書きも見えてくるカモ、、、という感じで。

テーマは“ある娼婦の恋”


対訳に今回ならではの解釈をほどこしたので、
楽曲をご存知の方は、え?と驚かれるかもしれませんねぇ。

こういう楽しみは、このジャンルならではです。

構成をしていて、なんだかやっと、
自分がやりたいステージの方向がハッキリしてきた気もします。

やはり演じるために、RYOKO になったのかな、なんて、
あらためて思いつつ。。。



今回、赤坂と鎌倉では、微妙にラインナップがちがいます。

ふたつの娼婦の恋を、自分も楽しみに。



    あ、このカットはRG作品のイメージ画なので今回とは全然関係ないデス~(笑)



本番まで、あと1週間をきりました。

本番・・・そうなんですよね、
そんなわけで、モードはなんだか芝居に向かう時の感じです。

長いオフをいただく前に、本気、
あらためて尽くします。



お店の詳細はこちらへ
各店ノーチャージです






石のような女に……

2008年08月06日 | 

8月ラインナップの対訳、着々とすすんでます。

男性ならジェントルなダンディズムに溢れているように聞こえる詩が、
女が歌うととたんに自分勝手にみえてくる、、、

なんだか、ジェンダーの妙を感じながら、
ちょっとでもイイ女をイメージしてもらえそうな言葉を、選びに選んで、
フランス映画のようなワンシーンを作ることを目指しています。

結果、意訳とおりこしてほとんど創作になりそうなギリギリにも、
なりそうな勢いですが(笑)

詩が、いいですネ~、すたんだーどは。
深い。

言葉の選び方で何種類もの世界が広がるので、
同じ曲でも、そのうちまた違ったドラマをお聞きいただけることでしょう。

8月は、
全体で一本のドラマになるように作ってみたいんですけどね~、
どうなりますか。





今日のタイトルも、そんな意訳から。
とある美しいボサノバの題名なんですけど、分かる?

わけないない、オリジナルもいいところ。
見抜いた人は天才ですね(笑)






別のドラマ、飛ばしてます

2008年08月02日 | 

8月のスケジュール、決まりましたヨ♪ ↑↑↑

前回スローバラードにハマったので、
今月もそんなあたりにヤル気まんまん(笑)

大人の女のドラマを演じられるような歌を増やしました。

うつくしい楽曲ばかりなので、楽しんでいただけると思いますヨ。

歌うには、ちょいと気合入れないとなラインナップ、
という気も、かなりしてはいるのですが。

ひとつ、
ミルクオーナー磯見さんからも夏の宿題が出ているのですが、
これもまたあたしには超難曲で。。。

聞けばどなたもわかる名曲なので、よけいムズカシイわけですよお。

でも、そろそろ自分にチャレンジングにならないとね。

9月10月は舞台出演のため、
ステージはお休みさせていただきます。

なので、
ここまでの総決算というか、次への布石といいましょうか、
8月は自分を試してみたくなってる感じです。

落ち着いてのぞみたいですねぇ。

そーなんです、あたしってば、マイマイク、
ダンボール箱で持ち歩いてのじけんに笑われてるし。

ちっちゃいポーチがちゃんと付いてたの、
ぜんっぜん気がついてなくて、
いちいち大事にエアパッキンに包んで箱詰めしてた (- -;)

こないだの橋の下では、
終わって着替えて出てきたら、
スカートのすそがパ○ツに巻き込まれてて、
片ナマ足ウラ側全見せ状態 (;;@o@;;)/

これまたぜんっぜん気づいてなくて、
スタッフのハンサムなおにいちゃんが言いにきてくれて、
ど、どええーーーーーっ?!


・・・大人の女のドラマ、とか言ってる場合なのかあんた。


が、がむばります。