電気屋で偶然フィルムスキャナーを見つけたのが9月。それから、フィルムの復元作業を開始した。
ほとんどをニコンの一眼レフで撮っていたため、作業はうまくできた。膨大な数のフィルムを一コマ一コマスキャンしていくのは、ものすごい手間だった。
子育ての期間に撮ったものが多く、息子が新生児のころから大学生まで、全540枚ほどになった。
改めて写真を見直してみて、若いときの家内はきれいだったなあということをつくづく感じた。
もう一度家内と出会ったらもう一度結婚を申し込むだろうなと思う。
それと子育ては実に楽しく夢のように過ぎたなあと思う。
私は、息子との時間を大切にしたからまあまあいい父親だったかなと思う。我が人生に悔いなしという思いである。
このたび、すべてのファイルを息子に送った。私が死んだらおそらくこれらの画像は永久に出てこないと思うので、生きてる間に渡せて良かったと思う。
ただ、ポケットカメラで撮ったものは復元が難儀で何本かは今後の課題でおいている。