こぐまのらくがきファイル

日々の出来事、思ったことをつづります。

巨峰を楽描き

2014-08-24 19:29:23 | 絵のこと

そろそろ食べようかと思いながら、巨峰を描きました。



ネットで半額で手に入れたラファエルの羽管水彩筆が届き、早速スケッチ。

たっぷりと水を含み、なめらかな毛先に感嘆し、下塗りの絵の具が乾くのを待ちながらもう一枚 巨峰を描くことにしました。
上の画像の巨峰は、一枚目が乾く間に描いた二枚目のものです。

画材は水彩色鉛筆を使いました。
先日のスケッチ旅行で、他の生徒さんが水彩色鉛筆で写生をして全部描き切ってから水で濡らし色を紙面で溶いていく、という方法をとっていました。

うちにも水彩色鉛筆はありましたが、私は今まで描きながら水を時々加えて塗っていました。

最初の一枚が乾くまで時間があるので、またも巨峰をえいや~と適当に水彩色鉛筆で塗り塗り。
普通の水彩だと ついつい臆病になってしまい、パレットの上を筆が癖のように同じ順番で色を選びとって混ぜてしまいがちです。

色鉛筆は手に何本か握りながら次々変えて少しずつ塗れます。

何より、私は見たままの対象の色で描きがちなので色鉛筆だと意外と思い切り色を変えることができる気がします。

まぁ、楽描きですからねっ。

なので画像の巨峰は実は水を加える前はこんな感じでした↓



かなり適当にグリグリ描きましたが、水が混じるとただの色鉛筆の質感が、なんだか油絵かパステルのような感じに変化して見えます。

色々な色を使って描くのに勉強になりそうです。
遠近は狂っていますが、普通に描くのとはまた違って発見です!




さて、最初に描き始めた一枚目の下塗りは乾きました。
またラファエルの筆と水彩パレットに持ち替え、上に塗る絵の具の色を考えるとしますか。。。















スケッチブック展 in 川崎 Ⅲ 開催中!

2014-08-20 07:37:58 | お知らせ


スケッチブック展が18日から始まっています。



会場は川崎の県立東高根森林公園内、パークセンターです。
ちゃんと、ノボリまであります。


これなら迷わず行けますね。

川崎では三度目のスケッチブック展、最初は森林公園の芝生にブルーシートを敷いて並べて展示したのだとか(!)
見兼ねた職員の方が、屋内を会場に貸して下さったのだそうです。

スケッチブック展は、会員の描きためた楽描きのスケッチブックをそのまま手にとって観ることができます。

そして 今回は一般公募で集まった野菜や果物の作品を壁面に展示してあります。




こんな感じ。^ ^

そして 観るだけでなく、観覧して頂いた方も この場で気軽にスケッチ 楽描きしていくことが出来ます。

今回は画像はお借りしたものになりますが、なんだか見ているだけでワクワクしてきます!


森林公園のホームページでも紹介されているそうです。

一部 作品をご紹介しますね。






おぉ・・・
美味しそうだし、野菜 果実たちのパワーみなぎる感じが出ていて素敵です!

会員の方のも。




スケッチブック展の会員は全国に散っていますし、今回は有志の応援団の方にたくさん御協力をいただきました。
本当にご苦労様でした。
私は一般公募の方に出させて頂いたのですが、展示とか色々ありがとうございましたm(_ _)m

そして 川崎代表の会員のごろぉさん、お世話になり本当にありがとうございます!

ごろぉさんのブログも見てくださいね♪

パワーみなぎる楽描きがたっぷり楽しめます。

かじかやごろぉ/一心不乱


スケッチブック展は川崎会場の後、来月博多会場に移ります。
博多展については後日また詳しく予告させていただきます。




スケッチブック展 in 川崎 Ⅲは24日(日)まで開催されています。
お近くの方は是非観に行ってみてくださいね。









バリア クラッシュ ライブ

2014-08-18 23:48:26 | 日々のこと

金山総合駅のアスナル金山に ライブイベントを観に行ってきました。



最近 息子が利用を始めた児童デイサービスのスタッフの方々がライブをするということで案内をいただき、家族で観てきました。

このイベントは誰もが感じる社会ストレス、人間関係の中から生まれるストレス、自分の中にあるバリアをクラッシュするライブです。

「体験」や「発見」をキーワードに、様々なディスアビリティー(障がい・壁)を越えて無限の可能性を求め、人と人がつながり生きて行くパワーとなるエネルギーを伝えて行く願いがこめられています。

ライブアーティストに mieさん、SALKI=、昨年メジャーデビューされた神山みさ さんなどたくさんの音楽も聴くことができました。






息子は見覚えのあるスタッフが舞台に立っていたり、テントで声をかけてくれるので かなりとまどっていました。

この児童デイサービスを運営する団体は 特定非営利活動法人(NPO)で、企業とも行政とも異なる価値観と役割を持つ社会の担い手です。

地域と共に人と人とを大切に、豊かで質の高い人間関係創りを寄与することを目的としています。

息子がデイサービスを利用するにあたって、このような事業所をいくつか見学してから利用するかどうかを考えようと思っていました。

軽度の発達障害の人には必要ないのではという一部意見もありましたし、実際デイサービスは満杯で利用者は重度の自閉症や肢体不自由な人も多い。

迷いが渦巻く中で この団体と出会うことが出来ましたが、今はとてもラッキーなことなのではないかと思っています。

代表の方は身体が不自由で車椅子の方ですが、たくさんのお話を聞いて改めて障がいって何だろうと考えたのです。

息子に重い障がいはありませんが、あたたかい家庭的な雰囲気のデイサービスを見て、息子に合いそうだと直感してすぐに決めました。

息子は施設で飼っている爬虫類をさわらせてもらったのがよかっただけかもしれませんが…^^;


話は逸れましたが、そんなアットホームな施設のスタッフが企画したライブイベント。
音楽も、障がいや壁を乗り越えるための小さな勇気をもらえる唄ばかりでした。

会場には関係者と思われる車椅子やバギーの方もちらほらみえましたが、道ゆく通行人も立ち止まり、音楽に耳を傾けていました。

障がい者ばかりで集うのもいいかもしれませんが、敢えて健常者が障がい者と交流する。
そもそも障がいとは何なのか?
これは関わって繋がっていくことで浮かび上がる疑問。

まだまだこういうことに無知な私ですが、人としてこれからも少しずつ考えていきたいなぁと思いました。




ライブは最後まではすべて観ることができませんでしたが、たくさんのメッセージをもらった気がします。










スケッチ旅行 2014夏 白馬八方

2014-08-18 08:13:58 | おでかけ


スケッチ旅行で信州に行ってきました。


今回はオールラウンド絵画教室&大自然歩こう会の方々に、家族で便乗させて頂きました^^;

初対面の方々も多かったのですが、とても楽しい充実した旅でした。

スケッチはもちろん、リフトやゴンドラに乗り、山でトレッキングまでしました!

息子は夫と一緒にかなり上の方まで登っていました。

たくさんの高山植物も見ることができましたし、何より雄大な山々は感動的でした。






そして 皆さん50代60代の方々が多かったのですが、大変仲が良くとても楽しそうでした。
私ももう少し歳を重ねたら、こういう風になりたいなとしみじみ思いました。

息子も初めての山やリフトにとても楽しそうでした。
皆さんに可愛がっていただき、心なしか学校生活よりリラックスしている感じでした。
子どもより大人の方が落ち着くのかもしれません。

夫もしばらく使っていなかった、一眼レフカメラを持ち、フィルム写真を撮っていました。

スケッチのほうは、普段はひとりで描いていることが多い私は色々な方々の絵に刺激を戴きました。

山歩きをしながらも、早く描かねば!と描く場所を考えスケッチすることを常に頭におきながら、スケッチ旅行らしく行動できたのは一緒に描く皆さんがいたからかもしれません。

本当に充実した旅でした。
素晴らしい大自然でした。
企画して下さった方々、誘って下さった方に感謝です。


マイクロバスでは、お喋り以外は車酔いが心配でやることがなく退屈な息子。

私も酔わない程度にスケッチしようと、車内でスケッチブックを出してみました。

大人たちの楽しそうな話を聞いている息子。






子どもは息子だけでしたが、楽しい夏の思い出になるといいな。









はやりものにはまる

2014-08-11 10:19:36 | 子どものこと

息子が珍しく人気のアニメにはまっている。


近所の子どもとすれ違うと よく聞こえてくる鼻歌、「ゲラゲラポ~♪」
「よーでるよーでる…♪」

人気の妖怪アニメにはまっている息子。
年中の頃は、周りが仮面ライダーにはまっていても、息子のヒーローはティラノサウルスだったりトリケラトプスだったり。

ポケモンに反応したかなと思ったら弁当箱などを購入するだけで満足。

戦隊モノや鉄道、トミカには興味なし。
カブトムシが人気でも飼いたいのはダンゴムシ、家にはカタツムリ。

そんな息子も妖怪ウォッチはツボにハマったようで、最近は頭の中がそれでいっぱい。

マンガ本も楽しく読んでいる。
リアルタイムに番組を見て、録画も見て、ストーリーや登場したキャラクターを説明してくれる。

実家に帰省した時もじいじ達に詳しく説明。番組の一時間前からテレビをつけて待機。じいじばあば、おばも一緒にテレビを囲む。

私はジバニャンの腹巻がバカボンみたいだとか、ウィスパーがQ太郎みたいだとかつまらない事を突っ込みたくなるのだけど…

流行りものにハマる。
たまにはいいか・・・^^;

画像はじいじの書斎の側面にかけてあるホワイトボードに落書きした息子の絵。







何も見ずに描くのは感心するが、似てないジバニャンがどうしても気になる。







紫のサルビア

2014-08-10 14:00:01 | 絵のこと

すごい雨と風ですね。



ベランダで育てている紫のサルビア。
背が高いので、室内に避難させました。

ベランダでは行き場のない胡瓜と朝顔のツルが風にあおられています。

安全な室内で咲くサルビアを描きました。
蛇腹スケッチブックで縦描きです。

外出もせず落ち着いて描けるので、ついつい加筆してしまいます。

描きすぎというより いじりすぎかなぁ…






雨は止み、風だけが大暴れの天気になってきました。明日は晴れそうですね。












蛇腹スケッチブック作り

2014-08-09 14:54:42 | 絵のこと

雨の日は家の中でごそごそしております。



以前から気になっていた、JKさん愛用の蛇腹スケッチブック。

手作りなので、作り方を教えて頂き真似て作ってみました。

画用紙を細長く切って蛇腹に折り、水張りテープで繋げたものです。
蛇腹に折れば 画用紙の表の面ばかりが繋がって、コンパクトなスケッチブックになるという訳です。

水張りテープは白じゃないと綺麗にできませんが、私は早く作りたかったのでベージュの水張りテープでやったし、紙の切り方も雑なのであまり綺麗にはできなかったのですが・・・


写真じゃわかりませんが、最後のページまで全部繋がっています。

JKさんはこれに電車の中の人をどんどんスケッチしたり、風景などを描いたりされています。

思いつくままに身近な物を描いて繋げていく、足し算スケッチにも最適。

私は来週 スケッチ旅行で山の風景を描こうと思うので、それにも使えないかなぁと思ってます。

大きさも色々工夫すれば、ポケットに入るミニスケッチブックにもなりますし、縦に使って長いものを描くのも楽しいかもしれません。

私の蛇腹は画用紙がふにゃふにゃしているので、表紙と裏表紙にいらなくなったスケッチブックの表紙を切ってマスキングテープで繋げました。

JKさんは綺麗なカバーを付けられていたので、またそれは詳しく聞いてみたいなぁと思います。

表紙の厚紙と画用紙は接着していません。後で蛇腹を広げるために、ただ挟んだだけ。
画板代わりの台紙という感じです。

かなりいい加減な作りの蛇腹スケッチブック。本当はJKさんの作った通りにやれば綺麗なんですが…。
なんちゃって蛇腹。
JKさんごめんなさい。

もっと色々作って綺麗にしますね。
水張りテープは色付きじゃだめですね^^;






台風でこの後も雨。
こんな日はおうち仕事、お絵描き仕事でおとなしくしているのがいいかな。










絵のこといろいろ

2014-08-07 10:48:19 | 絵のこと

暑いですね~



私の住まいの地域は比較的雨が少ない方かもしれません。
昨日も今日も晴れ。
もしかして晴れ女?
帰省した神戸も帰る日以外はほとんど晴れでした。

さてさて、昨日スケッチブック展の一般公募に出す絵を 川崎のごろぉさん宛に発送しました。

課題が野菜と果実でしたから なんだか開放されたような感じで、野菜果実以外の違うものを描いてみたい気分になっています。

もちろん毎日毎日野菜などを描いていた訳ではありませんが、発送を終えるとホッとしますね。

とはいえ、市民講座の日本画は新鮮な気持ちで向き合っています…。

海の生き物、クラゲ。
数十年振りに扱う岩絵の具で表現できるのでしょうか・・・



先日は墨で骨描きのあと、影をつける隈取りというのをして、胡粉の白を全面に塗りました。

胡粉の溶き方を講師の先生がレクチャーしてくださいます。

鍋を用意して膠(接着剤)と顔料の説明。胡粉をすり潰し、溶いて団子にして皿の上で百叩き。
指で優しく絵の具を扱い、まるで料理教室のような雰囲気は和やかです。

私は 何十年も前の学生時代を思い出して、懐かしさも感じながらのひとときでした。

教室は市民ギャラリーの建物の一部で明るく、庭園が窓から見えてとても素敵なのです。

このあとクラゲがどんな作品になるか心配ですが新たな気持ちで描けたらいいなぁ。


さて、スケッチブック展 in 川崎は8月18日から始まりますが、この後にもしっかり予定が入っています。

9月は、スケッチブック展 in 博多。
10月は、スケッチブック展 in 神戸北野。

一般公募のお題は変化していくそうですが、川崎で展示される野菜と果実の作品群は次の会場に転送されるそうです。

皆さんの楽描きが全国を廻る!
なんだか素敵じゃないですか?

ギャラリーではない身近なところで、額縁の状態ではなく、画用紙そのままやスケッチブックの状態で。

楽しみ楽しみ♪

また次の会場の詳細は後日アップ致します。






色々な絵を楽しむって、オーバーかもしれませんが人生が豊かになる気がします。



















スケッチ会 in 六甲山

2014-08-03 20:52:29 | 絵のこと


帰省中に六甲山に行ってきました。




5月に出会ったJKさんと六甲山のスケッチに行ってきました。

六甲ケーブルで山頂駅まで登り、そこからはJKさんの散歩道である山道をてくてく歩きます。

途中、花や樹木の名前を教えて頂きながら楽しいお喋り。

JKさんの通いつめているヴォーリズ六甲山荘はこの日は開放日ではなく、残念ながらスケッチはできなかったのですが、外から眺めました。




北向きの窓がアトリエにぴったりで、夏は涼しくきっと心地よい別荘のような空間なのでしょう。

また次に来る時は中からスケッチがしてみたいです。

たくさんの野鳥の鳴き声を聞きながら、日本で一番古いゴルフ場、神戸ゴルフ倶楽部のグリーンの横の山道を歩きます。





JKさんは平気だそうですが、ひとりではちょっと心細い道かもしれません…



このクネクネした木は馬酔木と言うのだそうです。
たくさん生えていましたが、あまり山にとっては増殖するとよくないのだそうです。

木立が面白いので、JKさんと画材を広げてスケッチをしました。
それが一枚目の画像です。

その後、六甲オルゴールミュージアムに出て、入館はしなかったけれど紫陽花を楽しみ、六甲高山植物園へ。






たくさんの高山植物を観てまわり、スケッチをしました。





JKさんにわけて頂いたソリッドマーカーで下描きしてから着色。

ソリッドマーカーはクレパスみたいな軽い描き心地なのに、油性なので触っても着色しても滲みなどがありません。
不思議な画材です。


お昼は山小屋カフェで一息。

帰り道は またたくさんの植物の葉の形や実の形など手にとりながら、名前を教えて頂きながら、ケーブルの駅まで向かいました。
そして見晴らしの良いところからの神戸市街の風景。






下界はかなりの猛暑でしたが、六甲山はやはり涼しく別世界でした。