eine namenlose Blume

mitoの日記

日々だらだら

2009-10-30 23:01:06 | 読んだこと
休日のだらだらが徐々に楽しくなってきました。
色々考えずにだらだら。
ちょっと前まで、だらだらしてるのが少し罪悪感だったのが、
今はいい感じです。
一人暮らしって、やらなきゃいけないこととやりたいことがたくさんだからね。
ちなみに今日は、同じ会社の知人のところに出かけてたので、
時間があんまりとれませんでした。

そのうち、時間をちゃんと作って、映画を見に行きたいです。
まずは「僕の初恋を君に捧ぐ」
単純に岡田くんにどきどきしたい…
次は、「空気人形」
友人によると、絶対に私が気に入りそうな映画とのこと。

そういえば、先日、東京国際映画祭に行ってきました!
まあ、平日の昼間にちょっと映画を見てきただけなのですが、
初めてそういう催し物に行ってきたので、新鮮でした。
友達の招待券のお陰です。
見た映画は、…うん、まあまあ、だったかな。
もう少し前情報があればよかったかも。でも脚本はよかったです。

いっつも思うんだけど、外国映画、できる限りもとの言語から翻訳してほしいんだなあ。
今回見た映画、スペイン語なんだけど、字幕は邦画でよく見る人が担当してた。
一度英語で翻訳したものを日本語に…そこの時差・温度差が気になる。
とは言え、ほとんどの外国語文献が一度英語に直した後日本語に、って感じだから、何とも言えないんだけど、
文献ならまだしも映画だから、色んな雰囲気や色や音を感じつつ訳すのが必要なのでは…
なんて。
そんなに外国語できるわけではないんだけど、ちょっとそう思っちゃったのでした。

六本木の雰囲気、好きです。
間違っても買い物はできないけど(笑)、あのあたりは、色が落ち着いているけど空気が鮮やか、って印象がある。
おもしろい美術館も多いしね。

そうそう、「フェルマーの最終定理」読みました!
すんごい面白かった。
いつもは使わない頭を使って読んだから、逆に疲れないで頭がクリアーになって、よかった。
わかりやすく書いてあるし、英語のレポートとか読むといっつも思うんだけど、
付随するドラマを簡潔に書いてあっていい。
そして、この本の秀逸なところは、取材の量が半端なくて、
何十年も前の人々の暮らしまでも生き生きと描写されてるところ。
けど、フェルマーの最終定理が証明される過程で、
最初の方は出てきたり例として取り上げる定理などが簡単だから、それもちゃんと説明してあるけど、
徐々に難しくて数学の専門家にも難解な内容に入ってるから、説明がなくなっていって、
その、段々数学の内容に入らなくなっていく様子が…読みつつ面白かった。まあ私もわからないから、書かれてもちょっと辛いのだけど。
でも大学生のころにアインシュタインにはまって相対性理論についての雑誌を読み漁ったのが思い出されました。
私たちが認識できない、四次元の世界。それを数学は紙の上に閉じ込める。
美しくて、壊れやすくて、でも確かにある、世界。
誰もが、永遠にとくべつなものを探してる。