熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

イギリス・ティルベリー(ロンドン)寄港

2012年12月18日 | 旅行

6/21、霧のドーバー海峡を航行してテムズ川の河口に向かっています。

9:00頃にテムズ川に入り、ティルベリー港に向かって遡上します。

 左岸に列車を確認。箱型の普通車両ですが、英国の新幹線を見たと騒ぐおじさんがいます。
画像を拡大して見せても駄目です。以前に海草の固まりを大亀を見たと騒いだ人で、
航海中に☆☆☆☆を見たとか、何かと周囲に吹聴して歩く困ったさんです。

 両岸は薄いモヤがかかったような風景で、霧のロンドンのせいでしょうか。

広い河巾で大きな船舶も見られ、予想外のテムズ川航行です。

約三時間のテムズ川遡行で、やっとティルベリー市街に近づきました。

11:00にロンドン・クルーズ・ターミナルに接岸。

小雨っぽい中、13:30にツアーバスに乗車してロンドンに出発。

 【6/21-6/22、ロンドンとウィンザー城二日間観光を選択】

日本女性のガイドが付き、世界遺産の海事・河港都市グリニッジへ向かいます。

開催間近のロンドンオリンピックのステッカーが、タクシーに貼ってありました。

  

15:00に広大なグリニッジ・パークに到着。
徒歩で公園を進んで、グリニッジ旧王立天文台に向かいます。

  

天体観測ドームのある建物がいくつか見られました。

高台から見えたクィーンズ・ハウスと建設中のオリンピック競技会場。

これはThe O2(ミレニアムドーム⇒体操会場)です。
ガイドさんに聞くと、ロンドン市民の盛り上がりはあまり見られず、とのことでした。

テムズ河とロンドン市街の展望。

天文台の入口にある銅像。1756年カナダにおけるフランス軍との7年戦争にて、
決戦となったアブラハム平原の戦いで勝利した将軍ジェームズ・ウルフとのこと。

◎ グリニッジ旧王立天文台
ロンドン郊外グリニッジ地区のテムズ川河畔グリニッジ・パーク内に存在する天文台。
1675年にイングランド国王チャールズ2世が設立した王立天文台です。観測機関としての
王立天文台は1990年にケンブリッジに移転し、現在は役目を終えて博物館になっています。

西半球と東半球を分けるグリニッジ子午線で記念撮影。
後ろの壁に、ロンドンオリンピックのカウントダウン 36日5h41m59s が表示されています。

経度0°0′0″の基準線は人気の撮影スポットで、5分位並んでやっと撮影できました。
地面には、世界の主な都市の名前と緯度が刻まれています。

旧王立天文台の館内を見学しました。

  

昔の木製天望鏡を覘いてみると星の絵が貼り付けてありました。
誰もいなかったのですが、私が覘くと後ろに列ができました。

間違いなく双子の叔父さんでしょう。

  

星の観測に興味のある方には魅力の古い観測機器類です。

  

土産物コーナーにはオリンピックグッズが置いてあり、Tシャツ等を購入。

ユニークなイルカの日時計です。

小雨が降り続くなか、16:00にロンドン市内に向かいました。

  

英国の建物は、煙突に特色がありますね。

テムズ川にかかるタワーブリッジを渡ります。

まもなくロンドン塔に到着。受付終了まで10分とのことで、急ぎ足でゲートへ。

◎ ロンドン塔
イギリスの首都のロンドンを流れるテムズ川の岸辺、イースト・エンドに築かれた中世の城塞である。
正式には「女王陛下の宮殿にして要塞」と呼ばれるように、現在も儀礼的な武器などの保管庫、
礼拝所などとして使用されている。その景観から「ホワイト・タワー」とも呼ばれる。
世界最大級のカット・ダイヤモンド「カリナン」はここで保管されている。

受付制限17:00の7分前で、ギリギリ間に合って入場できました。

ロンドン塔の日本語版のガイド図です。

最初にジューエル・ハウスを見学しました。
写真撮影禁止で”動く歩道”に乗っての鑑賞なのでトコロテン式に押し出されます。

「クラウン・ジューエル」(王権を表す儀式用の宝石類)の保管場所として有名です。
多数の観光客に対応するために設計された動く歩道から見ることができます。
有名なインド産のダイアモンド「コーイヌール」(光の山)を含む現エリザベス女王の王冠、
君主が実際にかぶるために使われる重さ2kg以上の「セント・エドワードの王冠」等があります。

ロンドン名物の衛兵です。

人目を引く彼らのチューダー王朝様式の制服は1485 年以来ほとんど変わっていません。
この制服はひざまでとどく緋色のチューニック、緋色の半ズボンとストッキング、
チューダー・ボンネットと呼ばれる丸いつばの帽子から構成されています。
彼らの目立ちやすい白のひだえりはエリザベス一世女王によって取り入れられました。

最も古い「ホワイト・タワー」は11世紀、ウィリアム一世(征服王)の時代まで遡ります。
世界最大級のカット・ダイヤモンド「カリナン」はここで保管されている。

 

    

Queen's House と Tower Green。

 エリザベス一世の父、ヘンリー八世は自分の敵を次々とロンドン塔に送り込みました。
サー・トーマス・モアは1535年にここで打ち首になり、ヘンリー八世国王の第二妃、
アン・ブーリンは1536年にここで裁判にかけられ、「タワー・グリーン」で打ち首になりました。
その6年後には、彼女のいとこ、キャサリン・ハワード(ヘンリー八世の第五妃)が同じ運命を辿りました。

 1483年には国王エドワード四世の2人の子息がいわゆる「流血の塔」で殺され、
200年以上たってから、これらの王子の遺骨と推定される2人の幼い少年の骸骨が
「ホワイト・タワー」の階段下に埋められているのが見つかりました。

そのいわれの場所にあるモニュメントとのこと。

Coldharbour Gate 遺構を通って塔を出ます。

 ロンドン塔の南側の城壁に設けられているトレイターズ・ゲイト(叛逆者の門)。
後のイングランドの女王エリザベス一世を含む無数の囚人がハシケでこの門に連れてこられ、
投獄の前にこの階段を登らされました。それは、多くの者にとって、死の前の最後の自由な瞬間でした。

 ロンドン塔が今日多くの観光客が訪れる観光名所として残っているのは、
牢獄としてのこの塔の悪評とこれを取り巻く豊富で多様な歴史のためです。

亡霊の目撃情報も多いという心霊スポットです。

  

ロンドン塔の目の前にテムズ川があり、タワーブリッジが見えます。

対岸の高層ビル群、左端はユニークな形のロンドン市庁舎City Hall。

テムズ河畔で食べられていた英国名物の「フィッシュ&チップス」。
レモンをたっぷり搾って・・・これぞイギリスの味とのこと。量がすごいですね。

  

18:00にバスに戻り、ホテルに向かいながらの車窓観光です。

  

◎セント・ポール大聖堂
イタリア・ルネッサンス様式の荘厳なドームを持つ大聖堂。英国国教会の教会。

木曜日ながら各地に観光客は多かったですね。

王立裁判所の建物が向かいにありますが、裁判所とは思えません。

  

◎ トラファルガー広場
トラファルガー海戦の勝利を記念して造られた広場。

高さ51.5mの円柱の上に立っているトラファルガー海戦の英雄、ホレーショ・ネルソン提督像。

 

 こちらは何の銅像でしょうか。

車窓から見えた風格のある建物。

こちらも詳細未確認の塔。

19:00に宿泊ホテルのミレニアム・グロセスターに到着。

  

荷物を置いて夕食に出かけます。

近くの駅周辺を歩いてみましたが、何も無いビジネス街のようです。
結局、パン・生ハム・チーズ等を買い込み、ホテルの部屋でボリューム満点の夕食を取りました。

ロンドン名物のローストビーフ:7,000円、中華料理:6,000円の夕食コースをパスしましたが、
コースに参加した人達は、ひどい目にあって全額払い戻しになりました。
数時間待たされたあげくに不味い料理で、ホテルに戻ったのは深夜になったそうです。

私は45日振りのお風呂にゆったりと浸かってリラックスし、揺れないベットで熟睡できました。
明日はロンドン市内とウィンザー城の観光に出かけます。


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