市庁舎現場レポート

市民のための市役所を、つくっています。

うれしいかぎりのこと。

2008年07月01日 00時52分19秒 | 西田
S市の方々が市庁舎を視察するということで、設計事務所として同席させていただきました。
市の方から一通り説明を受け、その後いくつか質問をやりとり。
庁舎建設の経緯を始め、建築的なこと、管理のこと、備品について等、話題は多岐にわたりました。
その後、庁舎内を一通り見学。



中でも議場については、非常に感動されていました。
議場と言えば通常は重厚で閉鎖的なつくり。これだけ明るく、シンプルで、まるで市民のワーキングルームのような親しみのある空間が実現されたのはとてもすばらしいことだとおっしゃってくれました。
既に議会は一度行われていますが、聞くところによると、議員さんの評判もなかなかということ。
うれしいかぎりです。

丘の広場の管理についても焦点に。
S市の方は、このようなパブリックなスペースをどのように管理していくかということに興味をお持ちのようでした。
市としては、「公園」的な管理をしていく方針とのこと。
ルールはもちろん必要だが、基本的には24時間、誰にでも開かれたウェルカムな状態にしたいとのこと。

「市民の財産だと考えている。大切に守り育てていきたい。」と市の方がおっしゃっていました。
ボランティアの方から、丘の広場の草取りをやりたいとの話があり、職員の方も一緒になって草取りをおこなったそうです。

うれしいかぎりです。


ちなみに冒頭の写真は丘の広場のレンガ/芝生の境界部です。芝生がすくすくと育ち、境界部もいい感じになっています。


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