JMXrd4IA1H1

次はいつもと順番を変えてIA1のヒート1を振り返ります！
土曜日に行われたIA1予選はA組は成田、B組は熱田がトップ通過。
島崎はヨーロピアンコーナーでコースネットを巻き付けて再スタートに時間を費やしリザーブへ。
小島太は転倒による負傷で予選落ちという波乱もありました。





そして迎えた決勝レースのヒート1。



１コーナーをトップで抜けてきたのはやはり成田。そしてアウト側では多重クラッシュが発生。
増田一、星野、深谷らの有力ライダー達が大きく出遅れてしまいます。





1周目のヤマケンジャンプは成田、平田、新井、小島庸という順に姿を現しました。



3周目には平田をパスした新井が2位に浮上。



4周目には小島庸が平田をパスして3位に浮上。



レース中盤、成田と新井のトップ争いは、その差が3秒前後で膠着状態。
新井の10秒後方では3位の小島庸に4位の平田が食らいつく展開となりました。



今シーズンは元気な走りが復活した北居。5位の熱田をプッシュしようかというところで転倒。8位にポジションダウン。
北居の転倒で7位に浮上した稲垣も転倒（かな？）で10位に後退。SUGOの難コースはトップライダーさえも苦しめます。



スタート直後の転倒から追い上げる増田一は、終盤にホンダワークスの小方をパスして8位に浮上します。



こちらは田中と熱田の5位争い。残り5周で田中が前に出ます。



そして残り4周にトップの成田がルンバルンバ（ロングフープス）で転倒し新井がトップに立ったというアナウンスが・・・。
その瞬間は見えませんでしたが、その次の周のコントロールラインは新井が先に通過。
開幕からラップチャートに1を刻み続けた成田でしたが、ついに「2」の文字が入ることに。



しかしその後の成田の走りは圧巻。明らかに開けっぷりが変わった成田は、ヨーロピアンコーナーで新井をパス。
すぐにトップを奪い返すのでした。その走りに「え？まだそんなマージン残してたの？」と思ったのでした。



最終ラップのストレート前で、二人の差はわずかこれだけ↓。しかし成田が逃げ切って優勝。



前回の広島ではタイムで負けてもレースは勝つという強さを見せた成田でしたが、
今回は転倒してもすぐに抜き返して勝つというパターンで、また違う強さを見せつけたのでした。



このレース、優勝は成田。これで開幕から負けなしの7ヒート連続優勝を達成。
2位は新井。3位には平田との3位争いを制し開幕戦以来久々の表彰台となった小島庸が入りました。





4位は平田。



5位は田中。



6位は熱田。



7位は北居。



8位は増田一。



9位は星野。1周目23番手からの追い上げでした。



10位は稲垣。



以上がIA1ヒート1のトップ10でした。