Cafe & Magazine 「旅遊亭」 of エセ男爵

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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

牡丹雪のベールに包まれた宮島弥山:寝観音さま

2012-01-26 17:15:15 | つれずれ紀行
<画像>宮島弥山遠望
(撮影日時)平成24年1月25日午前11時過ぎ
(撮影場所)宮島港行き松大汽船フェリーボート内にて、烈雪舞う宮島弥山を望む
(撮影機材)デジカメ(iPhone)にて 

 久しぶりに宮島にわたったのは昨日(平成24年1月25日)の遅い午前のこと、本来穏やかなはずの瀬戸内沿岸にある宮島も、昨日のこの頃は丁度、廿日市方面から迫出した雪雲に覆われ猛烈な雪に見舞われた。 ご承知の通り、このフェリーに乗れば僅か10分少々で山陽本線沿いの宮島口港から宮島港に着岸する。 乗船後凡そ4~5分経過したころ撮影した宮島弥山の山並み乃ち『寝観音様』は、かくのごとく大粒?の牡丹雪に見舞われて御寝姿を見失う寸前だ。
 宮島界隈にてこんなに雪が降ること久しく、思わずiPhoneを手に取り(携帯デジカメの)レンズを向けた。
 こうして画像を張り付ければ、なんだか空中かカメラレンズに白いほこりが付いているように思えて仕方がない。が違う。 これは降りしきる牡丹雪の花弁各々の静止画像であって、肉眼ではけっしてこの様には見えない。 動いていて雪は美しく、止まってしまうとただの埃(ほこり)であるか? いくら贔屓目に見てもけっして美しくない。
 そして思わずシャッターを切った、この一枚。
 けっして自慢できるアングルでもなくピンも甘く、出来の良い写真ではないけれど、どうしてもブログに掲載したくなって撮った、、、。
 普通昼間のこの時間、この距離からなら肉眼で『大鳥居の朱色とその形』を認識できるのであるが、この一枚からは見えてこない。 それもそのはず、この分厚い牡丹雪のベールを通しては、いかにも可視不能なのだ。
  ……こんなこと、
 めったにないことにて、其れも良いか。
 


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