# EOS kiss DX + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
(写真:京都洛中、相国寺 開山堂の枯山水庭園<京都市上京区>)
前回からの続きになります。
下鴨神社を出てから、西へ西へと歩いて賀茂川にかかる出雲路橋を渡り、
南へ下ると相国寺です。
相国寺は、臨済宗相国寺派の本山であり、
京都五山(南禅寺、天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺)の第二位に序せられる。
五山なのに六つの寺院が挙がられているのは、
南禅寺は五山の上位、という位置づけで
天龍寺を五山の一位、相国寺を五山の二位、、、とされているからです。
相国寺は足利三代将軍、義満を開基、夢窓国師を開山として創建されたお寺であり、
創建時に左大臣の身分であった義満が、中国での左大臣の呼び名である相国に因んで相国寺と名付けたのが由来になります。
梅もそろそろ見頃を迎えつつある3月上旬、梅を求めて京都洛中を歩き廻りました。
***記事はこちら↓****************************************************
下鴨神社 糺の森・光琳の梅
北野天満宮 梅#1・#2
****************************************************************************
トップの写真は、開山堂の枯山水庭園。
<<相国寺(しょうこくじ)>>
萬年山相国承天禅寺(まんねんざん しょうこくじょうてんぜんじ)
住所:京都市上京区今出川通烏丸東入
拝観時間:10:00~16:00、方丈・法堂・浴室
拝観料 :800円
公式サイト:相国寺
========================================================================
ランキングに参加しています。ワンクリックお願いします >>>
========================================================================
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
賀茂川にかかる出雲路橋から。
賀茂川の風景は、まだまだ冬の雰囲気。
両岸の木々、芝が冬枯れの色ですね。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
北側から境内に入りました。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
境内を歩きます。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
すぐに法堂が見えてきます。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
法堂。
二重二階の建物のように見えますが、下側の屋根は裳階(もこし)と呼ばれる庇になり、建物自体は実際には一重になります。
法堂と開山堂を繋ぐ渡り廊下に、京の冬の旅の非公開文化財特別公開の受付がありました。
# EOS kiss DX + Tokina AT-X 535 PRO DX 50-135mm F2.8
法堂の軒下の様子。
このまま法堂を拝観し、天井画「蟠龍図 (ばんりゅうず) 」を眺めてきました。
狩野光信の手になります。
当然、堂内は撮影禁止なのですがフラッシュを焚きまくって撮影するおバカなカップルがいました。
二十歳くらいの分別がまだつかないのかな?というカップルならまだ可愛らしいものなのですが、
年の程30くらい、いい歳しているだろう、あんたらは!!という二人で、見ていて腹立たしいものがありました。
全く、困ったものですね。
さて、気を取り直して、開山堂を拝観しました。
# EOS kiss DX + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
開山堂の枯山水庭園。
手前に枯山水庭園、
その奥に山水庭園、
という珍しい配置の庭園になるそうです。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
白壁の向こうには、立派な赤松の林が広がります。
# EOS kiss DX + Tokina AT-X 535 PRO DX 50-135mm F2.8
# EOS kiss DX + Tokina AT-X 535 PRO DX 50-135mm F2.8
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
高欄
桃園天皇の皇后・恭礼門院の御殿を文化4年(1807)に移築されたものであり、
広縁であったり、
縁側に高欄が付けられていたり、
高欄の装飾には菊の御紋が入っていたり、
と至るところにその名残りがあります。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
宗旦稲荷。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
宗旦稲荷は、開山堂のすぐ南、鐘楼の脇にポツリとあります。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
宗旦狐とは江戸時代初期に相国寺に住みついていた一匹の白狐のことです。
当時、高名な茶人であった千宗旦の姿に化けて、
茶会の席に紛れ込んでは、茶を飲み菓子を食い荒らしていたのですが、
その手前は実に見事なものであったといわれます。
最後は、豆腐屋から揚げ物を盗んだところを追いかけられて井戸に落ちて死んだと伝えられますが、
いたずらばかりではなく、善行によって人々を喜ばしていたのもあって、
祠をつくり供養されるようになりまいた。
それが、この宗旦稲荷として遺されているのです。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
鐘楼。
手前には白梅が見頃を迎えていました。
写真中央に立つ赤松の木、なかなか綺麗な色をしていますね。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
法堂。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
瑞春院。
ここも特別公開されていました。
拝観してきたのですが、写真を一枚も撮れていなかったので、
山門だけです。
このまま烏丸通りに出て、人で賑わう同志社大の前を通り、
今出川通りを西進しました。
<<旅のもくじ近畿地方/京都府・滋賀県/京都市域>>
========================================================================
ランキングに参加しています。ワンクリックお願いします >>>
========================================================================
(写真:京都洛中、相国寺 開山堂の枯山水庭園<京都市上京区>)
前回からの続きになります。
下鴨神社を出てから、西へ西へと歩いて賀茂川にかかる出雲路橋を渡り、
南へ下ると相国寺です。
相国寺は、臨済宗相国寺派の本山であり、
京都五山(南禅寺、天龍寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺)の第二位に序せられる。
五山なのに六つの寺院が挙がられているのは、
南禅寺は五山の上位、という位置づけで
天龍寺を五山の一位、相国寺を五山の二位、、、とされているからです。
相国寺は足利三代将軍、義満を開基、夢窓国師を開山として創建されたお寺であり、
創建時に左大臣の身分であった義満が、中国での左大臣の呼び名である相国に因んで相国寺と名付けたのが由来になります。
梅もそろそろ見頃を迎えつつある3月上旬、梅を求めて京都洛中を歩き廻りました。
***記事はこちら↓****************************************************
下鴨神社 糺の森・光琳の梅
北野天満宮 梅#1・#2
****************************************************************************
トップの写真は、開山堂の枯山水庭園。
<<相国寺(しょうこくじ)>>
萬年山相国承天禅寺(まんねんざん しょうこくじょうてんぜんじ)
住所:京都市上京区今出川通烏丸東入
拝観時間:10:00~16:00、方丈・法堂・浴室
拝観料 :800円
公式サイト:相国寺
========================================================================
ランキングに参加しています。ワンクリックお願いします >>>
========================================================================
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
賀茂川にかかる出雲路橋から。
賀茂川の風景は、まだまだ冬の雰囲気。
両岸の木々、芝が冬枯れの色ですね。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
北側から境内に入りました。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
境内を歩きます。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
すぐに法堂が見えてきます。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
法堂。
二重二階の建物のように見えますが、下側の屋根は裳階(もこし)と呼ばれる庇になり、建物自体は実際には一重になります。
法堂と開山堂を繋ぐ渡り廊下に、京の冬の旅の非公開文化財特別公開の受付がありました。
# EOS kiss DX + Tokina AT-X 535 PRO DX 50-135mm F2.8
法堂の軒下の様子。
このまま法堂を拝観し、天井画「蟠龍図 (ばんりゅうず) 」を眺めてきました。
狩野光信の手になります。
当然、堂内は撮影禁止なのですがフラッシュを焚きまくって撮影するおバカなカップルがいました。
二十歳くらいの分別がまだつかないのかな?というカップルならまだ可愛らしいものなのですが、
年の程30くらい、いい歳しているだろう、あんたらは!!という二人で、見ていて腹立たしいものがありました。
全く、困ったものですね。
さて、気を取り直して、開山堂を拝観しました。
# EOS kiss DX + EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM
開山堂の枯山水庭園。
手前に枯山水庭園、
その奥に山水庭園、
という珍しい配置の庭園になるそうです。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
白壁の向こうには、立派な赤松の林が広がります。
# EOS kiss DX + Tokina AT-X 535 PRO DX 50-135mm F2.8
# EOS kiss DX + Tokina AT-X 535 PRO DX 50-135mm F2.8
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
高欄
桃園天皇の皇后・恭礼門院の御殿を文化4年(1807)に移築されたものであり、
広縁であったり、
縁側に高欄が付けられていたり、
高欄の装飾には菊の御紋が入っていたり、
と至るところにその名残りがあります。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
宗旦稲荷。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
宗旦稲荷は、開山堂のすぐ南、鐘楼の脇にポツリとあります。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
宗旦狐とは江戸時代初期に相国寺に住みついていた一匹の白狐のことです。
当時、高名な茶人であった千宗旦の姿に化けて、
茶会の席に紛れ込んでは、茶を飲み菓子を食い荒らしていたのですが、
その手前は実に見事なものであったといわれます。
最後は、豆腐屋から揚げ物を盗んだところを追いかけられて井戸に落ちて死んだと伝えられますが、
いたずらばかりではなく、善行によって人々を喜ばしていたのもあって、
祠をつくり供養されるようになりまいた。
それが、この宗旦稲荷として遺されているのです。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
鐘楼。
手前には白梅が見頃を迎えていました。
写真中央に立つ赤松の木、なかなか綺麗な色をしていますね。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
法堂。
# EOS 40D + EF24-70mm F2.8L USM
瑞春院。
ここも特別公開されていました。
拝観してきたのですが、写真を一枚も撮れていなかったので、
山門だけです。
このまま烏丸通りに出て、人で賑わう同志社大の前を通り、
今出川通りを西進しました。
<<旅のもくじ近畿地方/京都府・滋賀県/京都市域>>
========================================================================
ランキングに参加しています。ワンクリックお願いします >>>
========================================================================
こういう感じの庭、見るのは好きなのですが、撮るのは苦手なんです。
どう撮ればいいのか、悩んでしまうんですよねぇ・・・・・。
縁側が広い上に、それほど人が多くなかったので
ゆっくりと出来ました。
こういったお庭、撮るのは難しいですね。
自分もどちらかというと広角で全体を(漫然と)撮ったものが多かったように思います。
たまたま中望遠域で何枚か撮っていたので、それをアクセントにして記事にできました。
まだまだ学ぶべきところは多いようです・・・
未だ見たことのない庭園です
ここ駐車場の便が悪くって
なかなか制覇できていない寺院です
枯山水と一口に言っても
寺院ごとに独特の特色があって
面白いですね
次回の拝観の時には訪れたいと思っていますが
とりあえずはdecoさんの写真で疑似体験
紅葉の時ここも寄ったんですが
人が多すぎてこの庭園ではまともに撮せませんでした
却ってクルマを停めるのは難しいのかも知れませんね。
開山堂の庭園は、ポイントが絞れなくて撮影に苦慮しました。
雪だるまさんの写真を見て、ぜひとも参考にしたいところです。
次の公開時期はいつになるのでしょうね?
かなり気持ちが引けてしまいますよね。
それでも時間に余裕がある時なら、ゆっくりと待てばいいのですが
そうでない時は泣く泣く先へ急ぐことになってしまいます。
次はゆっくりと見れるといいですね。
この日はゆったりと見て回ることが出来ましたよ。
人がほとんど映り込んでいない!!
(多少、「待ち」の効果もありますが・・・)