Rio's Photo Album "千景万色"

EOS 5D MarkIIとEOS 40Dを旅の道連れにして、訪れた場所の風景写真集です。

東北旅行記(33)~トドが崎#1(本州最東端)

2006-09-29 | 北海道・東北地方
(写真:トドが崎灯台<岩手県>)

宮古市街より国道45号を南下、5,6km進んだ後に左折して(東方向へ、写真A)、本州最東端、トドが崎に繋がる県道41号に入る。県道41号はトドが崎のある重茂半島をほぼ一周する道路。今回は半島の北側の付け根から反時計回りに県道41号を進む。
県道41号に入ってからおよそ20km、姉吉キャンプ場/トドが崎に行くために県道41号から離れ、さらに東方向に進む。


写真A。国道45号上の青看板。重茂半島/トドが崎灯台へは県道41号へ。


県道41号の宮古湾沿いの風景。
恐らくは津波よけのための高い防潮堤が道路右側に聳え立つ。


姉吉キャンプ場を抜けた先、突き当たりにある湾。
ここの空き地(駐車スペース)に車を停めることができた(写真はトドが崎灯台からの帰路に撮ったもので、すでに日が傾いてしまっている)。


本州最東端トドが崎、トドが崎灯台への入口。
上の湾の北の脇にある。
ここから苦労の道のりが始まる・・・


途中の道のり(その1)。


途中の道のり(その2)。
たまに道端にあるような陸中海岸自然歩道の標識がある。
この道標によって、ここまでやってきた距離とこれから待ち受ける距離が分かる。
嬉しいような悲しいような・・・


途中の道のり(その3)。
たまに道が開けるとなにか期待してしまう。ゴールはそこなのか!?と。


標識。とても助かるのだが、意外に残り距離が減っていかない。
途中でなんども標識が間違っているのでは?と疑心暗鬼に駆られてしまう。

そして、とうとうトップの写真のように木立の隙間からトドが崎灯台が見えてくる。
「もう、感動でした!!」

歩いたこと約3.8km。ちょうど1時間でした。
自然歩道は岬を伝うように進む道で、山道といっても差し支えない。
ただ、入口からの最初のきつい上り坂である程度の高さまで登ってしまうと、あとはほぼ同じ等高線上をずっと進むような感じでだいぶんと体力的には楽になる。
ただ、道がくねくねと曲がっており先が全く見通せないのと、入口から1~2kmは上の写真のような標識がなく、自分がどれだけ進んだか(あとどれだけ道が残っているのか)分からないので精神的にもつらい。
途中、何度もくじけそうになるが、「ここまできて引き返せない!」という意識が足を前へと進ませました。

往復だと7.6km。相当歩くことになります。
また、自然歩道なので当然明かりはありません。夕方以降で暗くなってくるとかなり危険。時間的な余裕をかなり見ておいたほうが無難。
当然、ほどほどの距離になるので、服装・靴などにも注意しておいた方が無難。
また、水分補給できる場所も一切ないと考えた方がよいので、飲み物を準備することをお勧めします(ゴミはちゃんと持ち帰りましょう)。

この日、お盆期間中の真夏の天気のよい日の午後で、往路復路ですれ違った方はおおよそ30人弱。
果たして多いのか少ないのか?

(つづく)



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