東北旅行記(23)～奥入瀬渓流#1

（写真：奥入瀬渓流、銚子大滝＜青森県十和田市＞）

奥入瀬渓流は、子ノ口からほぼ北方向に十和田湖の湖水が流下していく。
写真は、子ノ口にほど近い銚子大滝（別名、魚止の滝）を正面から望んだもの。
手前の看板は、「十和田八幡平国立公園、銚子大滝」とある。


奥入瀬渓流歩道案内図（環境省、青森県）。
ご参考まで。


奥入瀬渓流の最上流にかかる百両橋から上流を望む。


百両橋あたりの風景。
渓流のすぐ脇に遊歩道、さらに隣に国道102号（瀑布街道）がある。写真右端に駐車車両が見える。
このような渓流のすぐ脇、ほぼ同じ高さに車道が走っているのは不思議な感じである。


寒沢（さむさわ）にある滝。
滝の名前は覚えていない。寒沢の滝、なような気もするが・・・
寒沢は、銚子大滝のすぐ下で合流する奥入瀬渓流の支流。
かなりの流量があって、写真右下部の滝（壷）から水飛沫などが上がって、あたりはものすごい涼気が漂っていた。マイナスイオンも、か？
写真は水の流れがとても綺麗に撮れていて、Good


多分、銚子大滝の直上部。
滝そのものは移していないが、写真左手前と右奥の高さが違うので分かる。


銚子大滝を真横から望む。
落差7m、ただし比較対象のものがないので大きさが今いち実感し難い。
すごい水量で、滝壷あたりは真っ白に波立っている。


同じく、銚子大滝。
やはりすごい水量。滝壷のあたりは真っ白で水飛沫が散っている。ちょうどそこに日差しが落ちていて、白く輝いている。綺麗ですね。


ちょっと離れたところから、銚子大滝。

<<銚子大滝（ちょうしおおたき）>>
別名：魚止の滝
落差：7m
滝幅：20m
備考：
銚子大滝は奥入瀬本流にかかる唯一の滝。
ほぼ直角に切り立っているため魚類がこの滝を上れず、十和田湖にはかつて魚がまったくすんでいなかったと言われる。
滝の名の由来は、十和田湖を銚子（とっくり）に見立てた場合、この付近がその注ぎ口にあたるということらしく、十和田湖と奥入瀬、銚子大滝の位置関係をよく表している。

（つづく）