渇く間もナシ。~日々是歳々~

在って有るこの世のモノ。楽水楽山急急如律令。

インレイに挑戦2

2009-04-28 | ランディングネット制作
魚のインレイだけでは寂しいので、グリップに「パーマーク」でインレイしましょうとオーナーさんに伝えて了承してもらったのはいいけど。

この2週間ほどまったく進みません・・・
もう何十回と位置の調整をしたことか。

間隔を微調整したり。

角度を変えてみたり。

時間を置いてみると気に入らなかったりで、最初からやり直したり・・・翌日に見るとまた気に入らなかったり(泣)


写真の手前の丸パイプは空気入れの取手。

金属板から切り抜いたパーツを、ラウンド形状の表面に合わせて金槌で叩いて曲げるのですが、適当なのがコレでした。


さらに何度も何度も検討して。

最後は結局、
あ~もう、えいやっ!と決まるんだろうな~~

石徹白のモンスター

2009-04-23 | フライフィッシング
つ、ついに今年は~   やったあ~!!

近年通い詰めている「石徹白C&Rエリア」は尺岩魚どころかモンスター級潜水艦がいます。

昨年2週続けて糸をぶち切って逃げた大物(釣り人によくあるホラじゃないよ)に遭遇し、なんとかキャッチしたいと切に願っていました。


なので、今年はティペットをワンランク太く(でも7X)。

リールをディスクドラグ付きに新調して。

冬に名古屋の獰猛なコイ相手に練習した甲斐あって(笑)



ベストの飾りと化していたメジャーで初めて計測・・・41cm。

しばしの格闘で無事にネットキャッチした後は、ただビックリ。え?ニジ??・・・管釣りで見るようなニジマスと全然違う。

「え~と。あ、あのう~どちら様ですか?」と思わず聞いてしまったほど(笑)

とても野性味溢れた「オレ様だっ!!」って顔してる~怖いよ顔が。


もちろんリリースして、コイツは元気に流れに戻っていきました。また誰かのロッドを目一杯引き絞ることでしょう。


ああもう感無量・・・

15年以上フライという釣りをやってるけど間違いなく心に残る一尾。です。

いよいよ成形を

2009-04-20 | ランディングネット制作
先週は彫り込んだインレイの接着とエンドの穴開け加工で終止。

接着剤が乾くのを待って、インレイ加工のため平面を残したグリップの成形を日曜一日で終えました。それにしても、いい天気だったこと・・・一歩も家を出なかった(笑)


数種のヤスリを駆使して成形完了。グリップはなだらかなラウンド形状としました。

で、ちょっとオイルを塗ってみると完成した姿が見えてきます。


魚インレイもこのように面を出すまでは接着剤でゴテゴテでした。削るまでは分らないのでちゃんと出来てるかどうか心配でしたが・・・

お~良いんじゃない

春雨の尺岩魚

2009-04-18 | フライフィッシング
すっかり春を通り越して初夏のような気候です。
最高気温が28度って・・・ほんとに4月なのか?


今週は久しぶりに単独釣行。
いつもの川へオートマティックに足が向かいました(笑)

早朝、現地に到着したとたん雨が降り始め、天気予報が当ったことにわずかな希望を削がれましたね・・・ああ。

前日までの陽気から一転の雨。

水温も上がらず・・・低活性。メチャ苦戦。

さらに食いも浅いのでバラシが多い。

「25cm以下は撮らない」と決めたらホントに少なかった~(デジカメが防水ではない)。

一応2ケタ釣った中、なんとか26cmぐらいが一匹。

お昼前には川が薄く白く濁り出し、少し増水してきました。
さすがに人も少なく、2人見かけただけ。

それほど冷たくないとはいえ春雨の中・・・黙々とロッドを降り続けていたのは。

なんとしても尺を見たかった。

4回も行って一匹だけなんて寂しい~(泣)・・・今年はなかなか出ません。


濡れた服を着替えつつのお昼ご飯。車の中から本降りな雨を眺めて「帰ろっかなあ~」などと弱気な僕。

まあ、もう少し・・・




最後にココは居るだろって見当をつけてた場所で。

待望の尺岩魚が↑。

以前にラインが巻き付いたのか傷跡がありますが、さすがC&R。こうして再び出てきてくれます。ありがたや~

この頃には川の濁りが茶色へと変化しました。支流からドロ濁りが入ってきたようです。

さすがにこれではダメでしょ~尺も見れたしホクホクで退散することに。
午後2時半。ちょっと早めに帰路につきました。


しかし、すぐに疲れが出て道の駅で小一時間ほど爆睡。
ちょうどETC通勤割引で帰れましたと・さ

インレイに挑戦1

2009-04-12 | ランディングネット制作
さて、前回切り出したパーツを、今度はネット本体にインレイしています。

先週からの休みは全部釣りに行ったので(笑)、平日のわずかな時間で少しずつやってました。なのでまだこれだけ・・・


昨日メインの魚マークが終わったところです(両面)。

以前に2本ほどインレイを入れたネットを作りましたが、大まかに切っただけの「なんちゃってインレイ」(笑)だったので、まともに細かく彫り込んだのは実は今回が初めて・・・

以前のは「なんちゃって」とは言え色々と問題点が出てしまい、以降、他のネットに採用せずそれっきりだったので、今回は素材自体に一工夫してから取りかかりました。ま、結果オーライです巧くいきましたし。


コレ、2mm程度の深さで型どおりに彫りこむだけなんですが。

とてもとても細かく長時間な作業・・・簡単な方法はありません。とにかくほんの少しずつ彫り進めるのがベストです。


最初の一個の時、肩凝りましたね・・・

石徹白C&R再び

2009-04-09 | フライフィッシング
石徹白へ一週間に3回も行ってしまいました・・・(笑)

先週火曜日は古い友達と出かけ、日曜日に釣りクラブの方と。
今週火曜日はまた友人と。釣りに忙しいってのもね。

石徹白まで普通に走れて片道2時間半です。日曜は高速1000円ともあり、帰りは渋滞に巻き込まれプラス一時間でしたけど。

このところの陽気で4月初めなのに、今週の川はすっかり盛期の様子。昨年の今頃はまだまだでしたから、今年は季節が異常に早いです。


いやちょっと3連チャンはさすがに疲れました・・・当分行く気がしません一週間ぐらいは

石徹白C&R区間(3月31日)後編

2009-04-04 | フライフィッシング
前回の続き・・・
お昼は茶色い流れを横目で眺めつつの小一時間。

予報では晴れでしたが朝から雲が多く、陽が陰っている時はさすがに肌寒く感じました。この頃には徐々に雲が切れ出しポカポカとした陽気が冷えた体を温めてくれました(とカップラーメンが)。

目前のスキー場は終業したばかり。もう一つ上のスキー場はまだ営業中でしたね。

食事を終える頃にはドロ濁りに入った川の色が薄くなってきました。
良かった・・・まだいける。

友人と別れ一人下流部へと向います。川は薄い濁りが残っていましたが誰も居なかったのでココから釣り上がってみることにしました。


昨年この流れでデカイ奴に逃げられた記憶がまざまざと。
しかも2週続けて・・・3週目はありませんでした(泣)

そんな淡い期待を胸に抱きながら流れに立つものの、ま、さすがに下流部は魚が少なく反応もボチボチ。しかし午前より大きめのが数匹出てくれました。

そして残念なことに橋のケタ工事で川が岩で埋められていました。前後にちょっとした淵があって魚が溜まりやすかったんですが、みごとに無くなっていました・・・当然そこでは釣れません。う~ん。

2時間ほどここで楽しんでまた元の場所へ戻りました。最後に駐車場下プールでサクッと3つ追加して納竿。ちょうど5時のサイレンが。


今年の一回目。まだ春先なのに意外に楽しむことが出来ました。やはり石徹白は素晴らしい所です。

この環境を維持するには釣り人がキチンとマナーを守ることはもちろんですが、来訪者が目にすることのない地元の方達の並々ならぬ努力にも感謝することが大切でしょう。

今年の「Fisher's Holiday」は6月6、7日だそうです→石徹白漁業協同組合

さあ~て次回は

石徹白C&R区間(3月31日)前編

2009-04-02 | フライフィッシング
今週は寒の戻りも少し和らぎ、また春の暖かい陽射しが感じられるようになってきました。

さて釣りに行きたいな・・・前回から2週間も過ぎるとまったく行ってないような気がしたりして不思議なものです。

今年は不況の影響もあるのかと勘ぐりたくなるほど、どこも魚が少なくなかなか良い釣りが出来ないので・・・ひと思いに心の聖地へと様子見に行ってきました。

標高の高い石徹白も今年は雪が少ないと聞きたからなんですが、例年より1ヶ月半も早く訪れようとは少し前まで想像すらしませんでした。それでも郡上経由の峠では雪が道の両側に1m以上残っていましたので、そこだけ慎重に運転しましたね(あとはもちろん・・・)。

平日もETC利用は1000円にして欲しいと思いつつ、通勤割引で朝9時前に到着。

いつものスキー場駐車場へ。仕事が少しあり遅れて合流すると言ってた友人が先に着いて準備してたのに驚きながらも(笑)、さっそく開始。


水温はかなり低くくとりあえずニンフで・・・今年の石徹白一匹目はちびアマゴ。堰堤上プールで小さなライズしているのはアマゴ達のようでした。

いやここはもっと大きいサイズがいるはずだと早々に見切りをつけ、小さい魚がくわえないようにフックサイズを13番にして探ってみると・・・

いましたねえ(笑)やっぱココは素晴らしい~(写真)


魚券を買った時に放流はしていないと言っていたから昨年からの残り組。さすがに数は少ないけれどもここという場所なら必ず反応がありました。

普通の川ならまず釣れないような一級ポイントから次々と・・・午前中はまずまずのサイズ15匹をリリース出来ました。


自分に夢中で見ていなかったけど下流から上がってきた友人もかなり楽しんでいたようです・・・

などと浮き浮きと調子良く釣り上がっていたら突然川に濁りが入り出しました。
雪シロかなと思ったら。

どんどん濁りがひどくなり茶色な流れになってしまいました。
帰り道で知ったのですが上流で工事してたようです。

こりゃ~ダメだ。
あきらめついでに昼メシ休憩・・・次に続く。