前回の続き・・・翌日22日 朝6時起床・外を覗いてみる・・雨・・・
強い降りではない、朝食後 一応 いける所まで行くと言うことで ザックの整理をして
雨カッパを着込んで外に出る・・・が、本降りになってきた「やめた~」とリーダーの僕が
発した途端 なぜか2人の顔に安堵色が・・・。それでも 今後の為に登山口は確認
しとこうとその方向へ 行くが登山道の入り口ゆえ なかなか分からない。とうとう
あきらめて 五木村へ戻り お土産を買う、雨だししょうがないこのまま帰ろう と言う
3時間後 みやま柳川IC 出る なんか まだ みんな不満足、そこで柳川の「さげもん
祭り」が始まっているのを思い出し そこに寄ることにした、柳川のひな祭りだ まず
昼飯・山ちゃんの案内で「夜明け茶屋」と言う食堂へ、なんとそこは魚屋さんで食堂
魚も売っていて買った魚も料理してくれるらしい、有明海の珍しい魚のオンパレード
でも3人ともオーソドックスに定食を三者三様たのんで もちろん酒も 山ちゃんが
ハンドルキーパー で花ちゃんと2人で二合徳利2本飲んだ、もちろん定食も旨かた。
その後 さげもん祭り を見学して帰った・・・・・・。その後 つまり昨日再び一人で
行ってきた、どうしてもフクジュソウに会いたくて 今度は一人で日帰り往復350キロ
前日の天気予報は はれ~ 朝6時に起きてオニギリ3個・メザシ2本・たくあん2枚
すき焼きの残り肉一切れ・缶ビール3501本を持って片道3時間・7時に出て 10時
過ぎ着、天気はすこぶるいい・風もない。フクジュソウに会いにきたから山頂まで
登るつもりはない、それでも登山は登山準備は怠らない。日陰の部分はまだ霜柱が
ザクザク音をたてる。そうでない足元はズルズル滑る 歩きにくい登り。途端に汗が
出てくる、でも気持ちのいい歩きだ。急な登りはない 緩やかなのぼりだ。1時間ほど
登ると あった ちらほらと黄色い塊が 思わず駆け寄る。思わず「会いたかったよ~
」と声を出す。それから後は あちこちに群生の島がある。あれもこれもと写真に
納めた。つい夢中になり上りながらの撮影に没頭していたら とうに森を抜けて
石灰岩の岩があちこちに出ている原っぱ、立ち止まり天を仰ぐと真っ青な空に綿の
ような雲がポコポコ 目の位置を水平に戻すと九州脊梁の山並みが青く連なっている
「なんといい日なんだろう」 途端に空腹感が、朝ご飯も食べていなかった、すわり
心地のいい岩を見つけて弁当を広げる。もちろん缶ビールのプルトップをあげ一口
「旨いな~」そしてメザシを半分 これも旨い。一息ついて足元を見る、そこにも
フクジュソウの一家が 岩陰になっているので踏みつける事はない。
存分に楽しんだ。帰りの時間もある事だし、早々に下山帰路に着いた。
夕方5時過ぎに帰宅、思い切って行って良かった。3年越しの恋が実った感じだ。
次の花は「カタクリ」・・・・。