麻布十番株投資勉強会(Bamboo Bear投資倶楽部)のブログ

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第14回勉強会(1月)の報告

2017-02-12 19:13:44 | 

タイトルは1月開催でしたが、開催日が2月にずれ込みました。

皆さん、忙しいのでアンドが取れなかったのが原因でした。

1.開催日 

2月4日(土曜) 18:00-21:00

2.出席者

みささん、ひふみさん、Tobyさん、真紗子さん、香取さん、エリック(世話人)、竹林さん(事務所オーナ)

3.内容

トランプ政権が1月に発足したので皆さんの関心が高いと思い、前回に引き続きトランプ政権の特徴などを中心に資料を集めました。

①レーガノミクスとトランプノミクス

強いアメリカ(アメリカファースト)では共通ですが、レーガン政権は貿易に関しては自由貿易、対するトランプは保護主義で反対の立場。マクロ経済的には両者とも強いドルでアメリカに投資を向けさせ、消費者には安い輸入品の恩恵を受けさせ今以上の消費でGDPを上げるのももくろんでいるのでしょうが、ミクロ的には失われた製造業をアメリカ国内に復活させ商品を安く海外に売るためにはドル高をけん制すると、矛盾した政策を採らざるを得ない。

レーガノミクスとトランプノミクス(資料1)

②断絶の時代(ドラッカー)、不確実性の時代(ガルブレイス)

トランプ政権は、ポピュリズム(大衆迎合主義)に支えられた従来のエスタブリッシュメントの政治とはまったく違う、不連続の政権で何が出るかわからないという意味で、既に30~40年前の歴史的な名著からするとどういう位置づけになるのかと、世話人の個人的関心で見てみました。結論から言うと、まったく関係ないというかガルブレイスの歴史分析とはやや近い部分もありますが歴史に残るような大きな変化ではなさそうです。ただ、かつて政治的にはファシズムに走ったように、経済の世界では保護貿易主義という動きが世界的に出てくるかもしれません。

断絶の時代(資料2) 不確実性の時代(資料3) ←ともに要約です。

③トランプ政権の政策はいずれ行き詰る

香取様からいただいた情報です。東洋経済からの抜粋ですが、矛盾が多いトランプ政策の問題点を記述してます。

トランプ政権はいずれ行き詰る(資料2-1)

④日経高配当銘柄50

去る1/10から導入された日経50銘柄の分析をしてみました。やはり名前のように配当利回りは3%に近いです。銘柄ごとに最安値と最高値の平均を算出し、現在の株価と同じであれば100%になります。110%未満の銘柄に、緑色で枠を色付けしました。最安値と最高値の時期も入れてますので、今が買い時期かどうかを考え、銘柄選定の材料にしていただければと思います。メンバーの皆様には、Excelシートを送りましたので、パラメータを動かすなり使っていただければと思います。

日経50(資料4)

⑤その他参考

今回始めて参加された、真紗子さんが投資信託に一部投資されているというお話を以前緒お聞きしたので、参考に昨年個人が選ぶベスト投信10の記事を、また、昨年少し勉強した仮想通貨の関係で、中央銀行もいずれこの分野に入らざるを得ないというレポートを参考にお付けしました。投信はこの低金利時代、手数料を相当安くしないと顧客への利回りを出せません。また、仮想通貨においては、中央銀行が発行に乗り出し、金融コントロールの枠の中に入れ込む必要があるということです。

個人が選ぶベスト投信(参考2)  仮想通貨がもたらす未来(参考1)

私(世話人)は、田舎の親戚の訃報で急遽帰省せざるを得なくなり21時過ぎに先に失礼しましたが、その後も話が続き、最後はカラオケをみんなで口ずさまれたようです。皆さんの中にはカラオケの好きな方もそれなりにおられるということがわかりましたので、次回時間が取れれば興味ある方は2次会にカラオケでも行きましょう!

さて、いつも文字ばかりなので、田舎に帰省したら庭の夏みかんが実をいっぱいつけてました。まだ食べごろではありませんが、植えて数年経ちやっと実がなり始めました。