コロナもなかなか終息しそうにありませんが、インフルエンザのように今年は何型が流行するのかとかワクチン接種で何とか防ぐようにならないものでしょうか。ただ、問題はシーズンを問わず猛威を奮うので始末に悪いですね。変異型は海外から入ってくるというより、国内でも勝手に突然変異で発生しているように思うのは私一人だけではないのではと思います。ウィルスにとっては生き残りの進化なのではと思います。
さて、そういったコロナ禍の中、昨夜久しぶりに開催させていただきました。夜の家族団らんのお時間を夜遅くまで頂戴して申し訳ありませんでしたが、春分の日でしたので、仕事でオフの日だったあこともあり、参加者は比較的集まっていただいたのではないでしょうか。
1.開催日時
2021年3月20日(土)19:30-22:00過ぎ
2.参加者 永井さん、みささん、谷井さん、黒岩さん、浦井さん、河野さん、高取さん&娘さん、Toby(新井)さん、山下さん、香取さん、竹林さん、エリック(川北)
古谷さんが途中参加の予定をいただいてたのですが、間に合わなかったのかな?リアルで集まると竹林さんの事務所が狭くて座る席が目一杯で窮屈ですが、バーチャルはその点がないのはいいのですが、親近感に関してはやはり薄くなります。
3.テーマ
①今の株価はバブルか?
バブルかどうかは後になってみないとわかりませんが、判断は難しいものの、いくつかの指標で提示してみました。初参加の河野さんがおっしゃったように、当面は日銀、FRB、ECBなど国の金融政策を司る当局が金利誘導、証券等の買い入れ策、また、政府の財政投資拡大によるコントロールにより、想定外の事態が起こらない限り2023年度末頃までは現状維持できるのではと考えます。ただ、投資にあたってポートフォリオを考え、分散投資(株だけに捉われず、他の金融商品、現物資産など)し、万が一の暴落に備えましょう。特に、今回の日経平均3万円越えは、過去のバブル期しか経験がなく戻り売りがほとんど予想されず、上昇には無風地帯です。上昇しすぎた感があるグロース株より、暫くは低迷的なバリュー株を選び、暴落しても被害が少ない銘柄を選んだ方が良さそうです。
プレゼン資料1
注.グロース株、バリュー株とは
グロース(Growth:成長)株とは、将来の企業の利益を予想し、たとえ現在の株価水準が高くても買っていく銘柄。
バリュー(Value:価値)株とは、現在の株価が割安な銘柄で、本当ならもっと高い株価であるはずなのに・・・という掘り出し物の銘柄。配当利回りが2%以上の会社を選びたいです(私見、但しコロナで今期配当ゼロの会社もありますが、それも含めてコロナ前の配当を見てよければ買いです。個人的には過去10年の株価を見て今がどの水準かも見ます。)
指標の目安としてバリュー株はPBR(概ね1以下)、PERが比較的低い銘柄(目安:15以下程度)を指します。バリュー株の中には、やや財務的に厳しい会社もありますので、その点はお気をつけ下さい。グロース株はそれ以外と考えてよろしいでしょう。
PBR:株価純資産倍率=株価÷1株あたりの株主資本
PER:株価収益率=株価÷1株当たり純利益
各証券会社は、検索アプリを用意してパラメーターを入れるとフィルタリングしてくれます。お薦めは野村証券のサイトが使い勝手がいいです。口座を開設しても取引しなくても利活用できます。また、野村信託銀行も自動的に開設でき、1か月10回まで他行あて送金が無料です。私なんかは農業をしていて支払先が複数あり助かっています。株の取引は主にネット専業証券会社で、優待券目当てのクロス取引はSMBC日興証券がダントツで有利です。
②配当金の確定申告のお得な方法
私自身、これまでずうっと確定申告は「分離課税」の選択で過ごしてきたのですが、昨年税務署に確定申告してから総合課税があることに気づきました。今年は、少し時間的余裕があるので、従来の分離課税方式と、「総合課税」方式の両者をシュミレーションしてみると、なんと総合課税方式の方が倍くらい税金が戻ってくる計算になりました。譲渡損益については、毎年利益が出ないように年末になると、含み損のある銘柄を売却し、ほぼ同じ日に別の証券会社で同じ銘柄を買いなおして損失出しをしていますが、その損失は3年間繰り越せるので、今年は総合課税、来年は分離課税と相互に繰り返し譲渡損と、配当金を損益通算する予定です。皆さんもご自分の資産状況を鑑みてどちらが得になるかを検討してみてください。なお、譲渡損益が20万円以内であれば確定申告しなくてもいいので、そこも覚えていてください。
プレゼン資料2
4.次回の予定
次回ミーティングは、5月の下旬頃を計画する予定です。
4月下旬は、私の個人的な都合で5月の連休の田植えの為に、田舎で準備することが多くてあまり資料作成に時間が取れないためです。昨年は、天候不順で収穫量が例年になく少なく、既に今月上旬にお米は完売しました。今年は、例年並みに収穫出来て、秋に集まる機会があれば皆さんに各2~3キロになりますが、無農薬米(コシヒカリ)をプレゼントいたします。