麻布十番株投資勉強会(Bamboo Bear投資倶楽部)のブログ

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今の株価はバブルか?(第31回勉強会の報告)

2021-03-21 09:36:39 | 

コロナもなかなか終息しそうにありませんが、インフルエンザのように今年は何型が流行するのかとかワクチン接種で何とか防ぐようにならないものでしょうか。ただ、問題はシーズンを問わず猛威を奮うので始末に悪いですね。変異型は海外から入ってくるというより、国内でも勝手に突然変異で発生しているように思うのは私一人だけではないのではと思います。ウィルスにとっては生き残りの進化なのではと思います。

さて、そういったコロナ禍の中、昨夜久しぶりに開催させていただきました。夜の家族団らんのお時間を夜遅くまで頂戴して申し訳ありませんでしたが、春分の日でしたので、仕事でオフの日だったあこともあり、参加者は比較的集まっていただいたのではないでしょうか。

1.開催日時 

2021年3月20日(土)19:30-22:00過ぎ

2.参加者 永井さん、みささん、谷井さん、黒岩さん、浦井さん、河野さん、高取さん&娘さん、Toby(新井)さん、山下さん、香取さん、竹林さん、エリック(川北)

古谷さんが途中参加の予定をいただいてたのですが、間に合わなかったのかな?リアルで集まると竹林さんの事務所が狭くて座る席が目一杯で窮屈ですが、バーチャルはその点がないのはいいのですが、親近感に関してはやはり薄くなります。

3.テーマ

①今の株価はバブルか?

バブルかどうかは後になってみないとわかりませんが、判断は難しいものの、いくつかの指標で提示してみました。初参加の河野さんがおっしゃったように、当面は日銀、FRB、ECBなど国の金融政策を司る当局が金利誘導、証券等の買い入れ策、また、政府の財政投資拡大によるコントロールにより、想定外の事態が起こらない限り2023年度末頃までは現状維持できるのではと考えます。ただ、投資にあたってポートフォリオを考え、分散投資(株だけに捉われず、他の金融商品、現物資産など)し、万が一の暴落に備えましょう。特に、今回の日経平均3万円越えは、過去のバブル期しか経験がなく戻り売りがほとんど予想されず、上昇には無風地帯です。上昇しすぎた感があるグロース株より、暫くは低迷的なバリュー株を選び、暴落しても被害が少ない銘柄を選んだ方が良さそうです。
プレゼン資料1

注.グロース株、バリュー株とは
グロース(Growth:成長)株とは、将来の企業の利益を予想し、たとえ現在の株価水準が高くても買っていく銘柄。
バリュー(Value:価値)株とは、現在の株価が割安な銘柄で、本当ならもっと高い株価であるはずなのに・・・という掘り出し物の銘柄。配当利回りが2%以上の会社を選びたいです(私見、但しコロナで今期配当ゼロの会社もありますが、それも含めてコロナ前の配当を見てよければ買いです。個人的には過去10年の株価を見て今がどの水準かも見ます。)

指標の目安としてバリュー株はPBR(概ね1以下)、PERが比較的低い銘柄(目安:15以下程度)を指します。バリュー株の中には、やや財務的に厳しい会社もありますので、その点はお気をつけ下さい。グロース株はそれ以外と考えてよろしいでしょう。
PBR:株価純資産倍率=株価÷1株あたりの株主資本
PER:株価収益率=株価÷1株当たり純利益

各証券会社は、検索アプリを用意してパラメーターを入れるとフィルタリングしてくれます。お薦めは野村証券のサイトが使い勝手がいいです。口座を開設しても取引しなくても利活用できます。また、野村信託銀行も自動的に開設でき、1か月10回まで他行あて送金が無料です。私なんかは農業をしていて支払先が複数あり助かっています。株の取引は主にネット専業証券会社で、優待券目当てのクロス取引はSMBC日興証券がダントツで有利です。

②配当金の確定申告のお得な方法
私自身、これまでずうっと確定申告は「分離課税」の選択で過ごしてきたのですが、昨年税務署に確定申告してから総合課税があることに気づきました。今年は、少し時間的余裕があるので、従来の分離課税方式と、「総合課税」方式の両者をシュミレーションしてみると、なんと総合課税方式の方が倍くらい税金が戻ってくる計算になりました。譲渡損益については、毎年利益が出ないように年末になると、含み損のある銘柄を売却し、ほぼ同じ日に別の証券会社で同じ銘柄を買いなおして損失出しをしていますが、その損失は3年間繰り越せるので、今年は総合課税、来年は分離課税と相互に繰り返し譲渡損と、配当金を損益通算する予定です。皆さんもご自分の資産状況を鑑みてどちらが得になるかを検討してみてください。なお、譲渡損益が20万円以内であれば確定申告しなくてもいいので、そこも覚えていてください。
プレゼン資料2

4.次回の予定
次回ミーティングは、5月の下旬頃を計画する予定です。
4月下旬は、私の個人的な都合で5月の連休の田植えの為に、田舎で準備することが多くてあまり資料作成に時間が取れないためです。昨年は、天候不順で収穫量が例年になく少なく、既に今月上旬にお米は完売しました。今年は、例年並みに収穫出来て、秋に集まる機会があれば皆さんに各2~3キロになりますが、無農薬米(コシヒカリ)をプレゼントいたします。


今月はぜひ勉強会を開催します

2021-03-02 04:19:13 | 

コロナで仕事が増えてバタバタしています。今月中には必ず開催します。初心者の方(複数)もスタンバイされているので、初歩のいろんな質問を受けようかと思います。また、今月のテーマは次の内容にしようかと思います。

1. 今の株高はバブルかどうか?

1990年前後の状況と今日の比較をして、どう違うか、同じかを検討します。バブルを経験した世話人にとってやっぱり違うなという感覚です。でも感覚では説明がつかないので数値で比較してみましょう。

2. 確定申告で最大限還付請求を得る為の方策

もう確定申告は済みましたか?今年はコロナで4月15日まで延期されたし、まして還付請求するのはその後でも良し。よーく考えてから提出しましょう!株の配当や投資信託の分配金、債券の金利などは分離課税で通常は行いますが、総合課税にすると結構大きなメリットがあります。これを解説します。数値をシュミレーションしてみましょう。


コロナ禍で延び延びになってた会合をほぼ1年ぶりに再開(第30回勉強会)

2020-12-28 00:20:13 | 

コロナ禍と世話人の怠慢で延び延びになっていた勉強会を再開しました!

開催のお知らせもショートノーティスになり申し訳なかったです。

でも今年1回は開かないとという世話人の焦りもありました。久しぶりにお会いできて、お話ができてよかったと思います。やはり人間は、会社や仕事以外にコミュニケーションをとり他人の考えを聞いたり意見したりすることで成長します。それにメンタル的にもいいと思います。

来年からはWebベースになりますがオンラインで定期的にやっていきたいと思います。

オンラインでやる限り、飲食はご自分でパソコンやスマホ、タブレットの前でやっていただけるので、以前は徴収していた場所代、食材の徴収はなくなります。Freeです。

前置きはこれくらいにして、模様を報告します。

1.開催日時 

2020年12月26日(土)19:00-21:30

2.参加者 永井さん、吉川さん、Toby(新井)さん、香取さん、エリック(川北)

谷井さんは、Zoomにアクセスしてくれたようですが、上手くいかなかったようで残念。次回迄に一度テストログインをお時間のあるときにやりましょう!黒岩さんも、参加予定でしたがうまくいかなかったのかな?

3.テーマ

①日経225先物取引の仕組み

先物取引のメリット、デメリット、レバレッジが効いているため証拠金は少なくてよいが、その分利益、損失とも大きくなる。ラージよりミニの方が初心者にとってはよろしいでしょう。株の信用取引で少し経験されてから、取り組まれた方がよろしいかと思います。やや投機的な側面があるので人により肌に合わないことも。損益通算は株とはできません。FXなどは出来ます。詳細は別紙の1ページ目

②3月に向けての優待取得のための準備(クロス取引)

いわゆる株価変動のリスクをなくすために、売り買い同時に入れます。その為、寄付きの成行で売り買いの値段を合わせます。制度信用の貸株は絶対に使用しないことが鉄則です。逆日歩がかかることが多く何をしているかわかりません。優待券を得たあとは自分で消費するなり、金券ショップやヤフオク、メルカリなどで換金します。小遣い稼ぎです。金券ショップに行くと老人がよく換金してます。暇つぶしにやっているのではと思います!銀行に定期預金しても利息はほとんどなし。余資を寝かせておくより運用しましょう。しかもリスクを取らずに!!

日興証券が、一般信用(長期)でかなりの銘柄を提供しているのでお勧めです。3つくらいの証券会社を活用した方がよろしいと思います。日興証券は信用手数料が無料です。貸株料は1.4%で、楽天証券の1.1%には負けますが、銘柄数、玉数が多いと思います。1月は優待の銘柄は少ないが、2月、3月とそれなりにあります。特に3月は相当数銘柄があるので頑張りましょう。詳細は別紙の2ページ目

<12月帰省時の庭の夏ミカン>

同じく田んぼの掘り起こし作業


新型コロナウィルスで3月の勉強会は延期、株は大暴落で大変

2020-03-15 18:40:41 | 

メンバーの皆様

3月7日(土)に予定していた勉強会は延期になりましたが、それはそうと今回の大暴落でかなり痛手を被られた方が多いかと思いますが、こういう時こそ短期的に考えずに転んでもただでは起きないように冷静になりましょう。

空売りやダブルインバースなどのヘッジで何とか被害を食い止められたらもうプロの領域です。ただ、タイミングを間違えるとダブルびんたになりますから、大きな含み損を抱えた狼狽売りはやめて、資金のある方は底を確認出来たら順張りでよいので少し買い増すしかないのではと考えます。暴落のショックで買いたくないときに買う、爆上げで売りたくないときに売る。セオリーはわかってても、人間の心理状態と行動は分かれます。

株は心の鏡だというのが株をやってるとよくわかります。今回の大暴落でPER、PBRが極端に下がり、それに今期の業績見込みが悪そうなのが拾うには一番良いかもしれません。1~2年は待てない方は別として、仕込みのいい時といいように解釈して気持ちを少しでも落ち着かせましょう!!自分で自分を苦しめるのが一番体に悪く、コロナにも打ち勝てません。気持ちは前向きに^=^


第29回勉強会(2019年11月)の報告

2019-12-08 23:00:30 | 

随分寒くなりました。もう年末ですね。師走の名のごとく慌ただしい季節になりました。

米中貿易戦争の煽りを受けて株価は一進一退ですが、12月の雇用統計がポジティブサプライズで今週は大きく盛り上がりそうです。また今月は今年の最終月なので、儲けすぎた方は節税のための損だしを、赤字を作ってしまった方は来年は今年の赤字を有効に使えるよう頑張りましょう!一部のネット証券会社は売買手数料を無料にし始めました。来年1月には足並みを揃えて大半のネット証券が、無料にしてくれそうな勢いです。期待しましょう!

今回は久しぶりに、ふみぽんさんが来てくれました。また、初参加の松尾さんが、風邪気味で来れなくなりました。次回お待ちしています。ひふみさん、美味しい赤ワインありがとうございました。

下記により開催した勉強会の報告を褪せていただきます。

1.開催日

11月30日(土)18:00-21:00 

2.参加者
みささん、薫さん、あきこさん、ふみぽんさん、Tobyさん、ひふみさん、香取さん、竹林さん、エリック(川北、世話人) 

3.内容 ((1)(2)の詳細は別紙参照)

(1)前回の内容(ローソク足、移動平均線など)を簡単に復習ののち、テクニカル分析の続きのサイコロジカルライン、RSI、騰落レシオ、ボリンジャーバンドの内容を説明。

(2)12月推奨優待銘柄をリストアップ

(3)株価全体が高くなったので、まだ残っている狙うべき銘柄(低PBR,低PER、配当利回り高い)をスクリーニング(別紙

今回は、軽く忘年会も兼ねて事務所―オーナーの竹林さんが前回に続き調理をしてくれました。ありがとうございました。また、皆さんにも調理を手伝っていただきましてありがとうございました。次回は1月下旬か、2月上旬に開催させていただきたいと考えています。メインテーマはまだ決めてませんが、これまでの延長線上の話をしながら、少し外の景色も見るため、日経先物取引について説明しようかと考えています。