麻布十番株投資勉強会(Bamboo Bear投資倶楽部)のブログ

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第18回勉強会(7月)の報告

2017-07-10 14:27:35 | 

6月のスケジュールが合わなくて、7月に会合が延びました。まだ、梅雨は空けてないですが、真夏日の暑さになりました。勉強会とは別に、世話人が飼育したカブトムシを引き取っていただける方にお持ちしました。みささん、真紗子さん、Tobyさん、ひふみさん、竹林さんご協力ありがとうございました。ぜひ、来年に向けて新しい生命が誕生すると嬉しいです。

1.開催日

7月8日(土)18:00-21:00

2.参加者

真紗子さん、みささん、美帆さん、古谷さん、Tobyさん、ひふみさん、竹林さん、エリック(世話人)

3.内容

(1)今後の政治・経済情勢

春から今月初めまでの世界の情勢をまとめてみました。そして、今後の秋ころまでの見通しを多少コメントさせていただきました。比較的安定しつつはあるものの、迷走するトランプ政権、また、ブレグジットを意図して選挙に賭けたメイ首相の惨敗があるものの、世界をシュリンクさせる可能性のある自国第一主義の極右政権はEUで実現せず安定感を持ち直しています。国内は籠池、加計学園、佐藤議員事件などで自民党政権が信頼を失いつつあります。

FRBはハト派とタカ派が拮抗して年末にもテーパリング(金融縮小)を始める可能性も想定され、米国長期債はやや金利が上昇傾向にあります。また、ECBもドラギ総裁がデフレを脱しつつあると発言したきっかけで金融縮小に向かうのではとユーロの長期債もやや金利が上昇しつつあります。翻って、日銀だけが金融緩和をまだまだ続行と看板を下ろしてはないもののマーケットで買う既発債も少なくなりつつあり、10年国債は金利を0.1%までやや上昇しつつあります。

日本にとり北朝鮮問題はいつ不安を増加させるか、ISは縮退しながらも反対に世界各地にテロをまき散らす可能性が高まり、今後の火種として残ります。

以上は、メンバーの皆様は既にご案内のことですが、整理させていただきました。詳細は別添資料1をご覧ください。

(2)恐怖指数 

VIX指数(ボラティリティインデックス)と呼ばれ、S&P500のオプション取引のボラティリティ(変動率)から算出される指数で、類似のものとして日経平均の先物及びオプション取引のボラティリティから算出される日経VI指数、EURO STOXX50のオプション取引のボラティリティから算出される指数VSTOXX指数などがあります。10~20が通常ですが 、30を超えると警戒域となります。過去のリーマンショックなど大暴落直前には89.53という数値を付けています。投資家の不安心理を表す指標として毎日出されています。詳細は別添資料2 

 (3)仮想通貨イーサリアム

以前、仮想通貨のブロックチェーン技術について説明させていただいたときがありましたが、最近仮想通貨の高値が一瞬のうちに暴落したり、戻したりと激しい動きが生じています。また、関連銘柄もストップ高をつけるなど(例.マザーズ上場のインフォテリア㈱)の動きから、最近の情勢を紹介させていただきました。詳細は別添資料3

 殺風景なので、カブトムシの卵(約1mm、薄黄色)の写真を付けさせていただきました。世話人の飼育ケースでは成虫に餌を与えるとき蓋を開けるたびに地表に時々顔を出しているので、踏みつぶされないように腐葉土の中に埋めなおしています。