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第11期@犬のしつけ方教室VO.3レポート

2014年05月19日 | event

投稿が遅くなってしまいましたが、先日の日曜日に行われたしつけ方教室11期生の3回目レッスンの模様をお伝え致します。
この日は、思いがけないのハプニングが生んだお題目でした。

多くの飼い主さんは、犬と出会ったり、犬の集まる場所に行くと、リードを緩めるまたは、犬の行きたい方にリードを伸ばすことを無意識にしています。
それは、犬に“好きにやって良し”と言っているような合図でもあります。
「リードが飼い主の意思を犬に伝える」・・・このことをあまり重要に考えていない飼い主さんが多いのにちょっと心配になることもあります。
私は大型犬であるテレジアを迎えてから、リード使いは徹底して訓練所に叩き込まれました。
基本的に他に攻撃をする要素は無い子ですが、リードにより飼い主の意思を犬に伝えるためにと、私もテレジアも必死に身体に覚えさせた経緯があります。
その成果は、制御やトラブル回避、同時に自分の犬を守ることにもなるのです。


そうした含みも持たせた今回のレッスンでは、“飼い主の合図に従って座れ→待て”を基本に、シュミレーションレッスンで行われました。
レッスンルームの出口から外に出て、バンビーノの玄関から訪問する形で、最後は店内を通ってまたレッスンルームに戻るという設定。
その工程ごとに飼い主の合図によってスワレをさせて、飼い主から先にドアを空けて出入りするお題です。



みんな基本的に良い子ばかり。そして飼い主さんのことが大好きです。
だけど、誘惑の物体が居たり、環境が違うと、お座りひとつでもいつもの通りに行かないものです。

私が客観的に観察していて気付いたのは、言葉で座らせようとしている・・または言う事を効かせようとしているパターンが多いということ。
そして、ちゃんと号令に従っているのに褒めてあげてないということ。
1回の号令で座らせるにはコツがあるのですが、座れと言ったら強制的にでも手を貸してでも座らせることを完了することがポイントです。
そして、褒めてあげることは、飼い主さんの方がどちらかというと、惰性で過ごしてしまう中で褒めるという意識が低いということです。
来いと言って来た犬に対して、飼い主は次の行動に移る。。座れと言って座ったのに座ったことに満足して次の行動に移る。。
そこに「良く出来ました!!」が抜けているのです。
訓練士のレッスンや競技会を見学していると、その違いが歴然なのが、犬を小まめに褒めていて、犬のモチベーションを上げていること。
そして犬に自信を持たせていることです。
「good!!」でも「良い子~♪」「良し」でも何でも良いので、自分の犬を褒めてあげるワードをひとつ決めてあげましょう♪

私からのエールは、犬だって褒めてもらいたいし、褒められることは嬉しいと思うのです。
そこを上手く伸ばしてあげれば、犬だって自信をつけて、飼い主の号令に従うのが嬉しくて仕方が無い!って感じになるはずです。
そして皆さんに個々にもお伝えしているのですが、自分で汗をいっぱい掻きましょう!!と。
難儀した経験をいっぱい持った人ほどしつけは身に付きます。
そして犬との信頼関係が深まります。

11期生の皆さん、是非リード使いの達人に!!


今回のオフショット♪

みんなに「クルミちゃんはお利口さん」の称賛のクルミちゃん父娘ですが、パパさんもクルミちゃんも沢山の汗を掻いていますから☆
やっぱり掻いた汗は成果を生むという証明です。



一番小さい方ですが、度胸は一番あるお方です。
ピンチヒッターのはずが、次回からは11期生になる予定。



一見くつろいでいる風ですが、しっかり“足踏みリードで制御”のお勉強中の2頭。
やさしいママたちの試練鍛錬の時間でもあります。



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