Rail photo album

鉄道と飛行機の写真を

Eisenbahnmuseum Dresden-Altstadt

2012-09-15 23:30:07 | 欧州の鉄道
Dresdenまで足を延ばしたもう一つの鉄道関係の狙いが、この博物館です。

場所は、ドレスデン中央駅の南西1.5kmくらいのところ
アクセスは、市内の中心のPrager Str.から62番のバスでBamberger Str.まで行きます。
降りた先を右に折れて突き当りを右へフェンス沿って進むと入口が見えます
入口


入場券は硬券


昔の扇形機関車庫をそのまま使っています。


この博物館、月2回程度しかオープンしないので知名度は低いようで、10時頃に行きましたがお客さんは私たち以外誰もいませんでした。
この日もボランティアの方が修理や部品の整備をしていました。
01 急行用パシフィック型(2C1) 動輪径2m



62 015 急行用タンク機関車(2C2T) 動輪径1.75m


89 6009 (0C0) 動輪径1.1m 本来タンク機関車だが、炭水車を牽引する


無火機関車

ZittauからDresdenへ

2012-09-02 21:43:28 | 欧州の鉄道
Zittauer Schmalspurbahnに乗車した翌朝、Dresdenに向いました。
ZittauからDresdenまではSaksen Ticketという切符を使いました。
今回は3人旅でしたので3人で29EUR。片道普通運賃の半分以下の値段です。この切符は、朝9時~深夜3時まで有効でザクセン地方の様々な鉄道に乗ることが出来るようです。

本来、Zittauからはドイツ鉄道のRE(地域急行)に乗って約1時間半でDresdenに着きますが、この日は途中まで代行バス(たぶん工事運休)で行きます。駅の窓口でおばちゃんが説明してくれたのですが、ドイツ語なのでよく理解が出来ず、印刷してもらった旅程表を見てようやく「代行バス」に気付きました。

代行バスを降りて待っていたのは、この赤い低床の新型気動車でした。

 Dresden中央駅にて

一応REですので「ローカル急行」ということになります。内装は、昨日乗った国境越えの気動車とタイプはほとんど同じようです。

<つづく>

Zittauer Schmalspurbahn(2) 乗車編

2012-09-02 20:40:54 | 欧州の鉄道
それでは、列車に乗ってみましょう。では出発です。


Zittau駅を出ると、駅構内のはずれでドイツ鉄道と交差して北側に出ます。そしてしばらくポーランド方向に並行して走ったあとにドイツ鉄道の下をくぐります。町の反対側まで半円を描くように走ります。


そこから山のほうに入っていきます。


そして始発駅を出て約30分で分岐点であるBertsdorfに着きます。


この鉄道の名物はその分岐点の駅で2列車が同時に発車するシーンが見られることです。
この日はJonsdorf行(向って左側)が僅かに早く発車しました。


そしてやや遅れて、Oybin行が目の前を通り過ぎて行きました。


なおここのBertsdorf駅のすぐ脇には鉄道ファンが集まると言われる宿があります。
http://www.hotel-bb.de/

終点まで行って折り返してきた列車です。


そして、Zittauに戻ります。


Zittauは小さな町ですが、古い建物が残っています。


なかなか味のあるナロー鉄道でした。
ドイツ・ザクセン地方は蒸気機関車が走る保存鉄道がたくさんあるようです
ぜひ、皆さんも訪れてみてください。

つづく

Zittauer Schmalspurbahn(1) Zittau駅

2012-09-02 17:31:25 | 欧州の鉄道
Zittauまで行った目的は、Zittauer Schmalspurbahnに乗るためです。
この鉄道は全列車が蒸気機関車牽引のナロー鉄道です(土日にはClassical Diesel Carも走ります)。

ナローゲージですが、動輪5軸(日本国鉄流にいうと1E1タイプ)の重厚なタンク機関車です。


始発駅はドイツ鉄道のZittau駅前広場の端にあります。駅の入口にはショップもあり記念品も売っていました。


なかなかクラシカルな駅です。


車庫が駅前広場を挟んだ反対側にあるので、出庫や機回しの時にはこの広場を蒸気機関車が横切ります。



この右手にドイツ鉄道の駅舎があります。

こちらは車庫です。


つづく