白夜の炎

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カダフィの功績

2011-03-05 18:28:50 | 国際
 以下は、日刊べリタ(http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201103042156375)掲載の、「去れ、カダフィよ、去れ!――NATOの介入を招くな!」(チャンドラ・ムザファ)からの抜粋。

 カダフィが実現した業績を紹介している部分を抜き出した。

 「・・・カダフィには、もしただちに民衆の願いに耳を傾ければ、民衆は、治世の最初の20年間における彼の並々ならぬいくつかの成果によって、民衆は彼を記憶し続けるだろうと請け合ってやる必要があるかもしれない。

 彼の成果とは、1970年に在リビアの巨大米軍基地を閉鎖させたこと、石油資源の国有化、石油輸出国機構(OPEC)を改組して、石油産業への西側の支配に挑戦する強力なカルテルに作り直す上で彼が中心的な役割を果たしたこと、砂漠を灌漑するため巨大な人口の河を造成したこと、低所得者向けの住宅建設などインフラ整備を推進したことなどであろう。・・・」

 だからこそ彼はアメリカやイギリスに憎まれ標的にされたといえる。

 この論文の後半は、このままいけばアメリカのマケインやリーバーマン、ウォルフォウィッツ等の右派が石油資源目当てに、人道を名目に介入するに違いないとしている。

 だからムザファはカダフィにリビアをされと忠告する。

 反カダフィ派もリビアの革命である以上、外国の石油目当ての貪欲な権力者に頼るべきではない。

 誰かに頼れば、彼らは必ずその分の支払いを求めてくるのだから。


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