TAWAGOTO BLOG

独断と偏見でバレーを語るブログです。最新情報をイチ早くお届け!

●W杯2007男子第8日「日本×スペイン」

2007年11月27日 23時43分09秒 | ワールドカップ男子
なんかど~んよりとした重い空気ですね・・・更新もなんだか億劫に
なってきました・・・というか

なんでそのスタメン??
なんでこのセットのスタートはそのメンツ??
今そこを代えるか??


という「??」ばかり。良く言えば「何とかして流れを変えたい」、
ということなのかもしれないが、単に「どうしたらいいのかわからない」
にしか見えないのだが・・・個人的には今日以降全て初戦のスタメンに
戻すと思ったのですが。OQTに向けていい兆しを見つけたいはずなのに
荻野にこだわる理由がわからない。ポジション変われど全セット
スタメンって・・・

第1セットが監督ブチ切れの内容になってしまったのが痛かった
ですね。いつもは怒っててもどこかで抑えていた監督ですが、
第1セット終わった瞬間にイスを叩いた時はついに監督もキレ
ちゃった・・・って感じで(^^;;;まぁ無理もない内容でしたが。
8点リードしててジュースになるって・・・第2セットも立ち上がりは
悪くなかったのに、相手の狙いが変わって策にはまるとあとは
昨日おとといと同じ流れ。第3セットの中盤辺りからは私もついに
片手間で見るくらいでしたし。2段トスも津曲すら精度が落ちてるし、
セッターは代わってもどっちもアタッカーと合ってない。試合で
なんとか合わせてる宇佐美の方がまだ見れた方か。あと宇佐美と
富松の交代がどうもなぁ・・・宇佐美も単独ブロック出してるし、
富松入れるなら松本か山村のサーブ時のピンサ、もしくは朝長
前衛の時のワンブロの方がいいと思うのですが。越川のピンサも
スタンリーとは格の違いを見せ付けられるだけのしょぼさだし。
「入ったらすごいサーブ」ってのは3~4年前の山本・宇佐美・甲斐・
マルコスのサーブでも聞き飽きましたし、もういい加減毎日毎日
同じ事繰り返すなよって感じ。

せっかくゴリのブロックが連発しただけに勝ちにつなげて欲しかった
けど、これまで同様の弱点を突かれ、当然マークされるであろう
センターも押さえられたら勝ち目はないわけで。スペインも日本に
負けず劣らずミスしまくってただけに、もし相手のミスがなかったら
もっと見れたもんじゃない試合になってたんでしょうね。第2セット
以降は3連続ポイントが1度しかないという見せ場のない試合をされると
見る気が失せるのも仕方ないでしょう。男子の場合OQTに向けて大幅な
変更がなさそうなだけに、ここ3戦で全部のカードを使い切っても
どうにもならない雰囲気は残る3戦はおろか、OQTもかなり覚悟を
しないといけなさそうですね。

P.S.アメリカのセッター・スージョーが来日していないのは、北中米
選手権で靭帯を断裂したからだそうで・・・それで急遽ロイ・ボールを召集
してこの完成度ですからすごい。今日もスタンリーがピンサで出てきて
きっちりエース取るところは、どこぞのエースも見習って欲しいのだが。


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●W杯2007男子第7日「日本×プエルトリコ」

2007年11月26日 21時42分43秒 | ワールドカップ男子
今日の内容は点差以上に完敗でした。

第1セット、あれだけ相手に好き放題させながらも、終盤で
追いつかせてしまうグダグダのプエルトリコからセットを
取りきれないのはこれから先は全敗を覚悟しないといけないですね。
20点超えてこれだけサーブミスしてるチームが上位を食うとは
思えない。ワンブロ入れたときの越川のサーブ、タイム明けの
清水のサーブ、もっと成長しろよ!と言いたい。何回も同じ
シーン見てますよね。日本が圧倒したゲームは攻めのサーブが
入っているとき。第1セットはソトがまだ調子を上げていなかった
ので、MAXサーブではなく終盤はコース狙いのサーブで十分に
得点チャンスがあっただけに、あのセットを落としたのは痛い。
第2セット以降、あの脅威のジャンプ力が戻ってきてからは
崩さないと話しにならないからサーブで攻めようとするも空回り。
山本は調子上がらず・・・昨日のように徹底してサイドがサーブで
集中砲火浴びたわけではないのですが、これでは勝てないですね。

越川の2段トス打ちももう少し何とかならないかなぁ・・・囲まれた時に
ドシャット食らうシーンはもう見飽きました。その辺は荻野から
教わってるんじゃなかったのか??今日もドシャット食らった時、
思わず解説席から「チッ!」という舌打ちが聞こえてきました(^^;;;
あと第3セットに越川が戻ってきたとき、サーブだけだったので
千葉に代えられた後「サーブ(だけだったの)?」って言ってましたね。
これは昨日のエジプト戦でも。ああいう場面で「ピンサで行け!」
って最初から言われてたらモチベーションに関わるからあえて
言わないんでしょうか。それとピンサの越川はほぼ1本目のサーブは
入れとけになるんで、1本で切られたくないですね。越川はいつも
すぐ下げられて、後はピンサでしか使ってもらえないながらもよく
気持ちが折れないなぁと、ちょっと同情してみたり・・・

清水を投入するタイミング、ゴッツを戻すタイミング、どれも
今日は遅かったと思います。というかゴッツと越川に対してはあまり
我慢しないですな、植田監督。「それでもう交代すんの??」という
ことが、特に越川に対しては。清水をなかなか入れなかったので、
OQTにプエルトリコが回ってくる可能性が高いから温存しているのか?
とまで深読みしてしまいましたが・・・ゴッツもジャンプが落ちてきて
いるようですが、荻野も飛んでないし、しかもまだ昨日の怪我が
完治していない。昼の特番では「ゆっくり肩を上げるとまだ痛む」との
ことでしたし、今日は出番ないと思ってんですけどね・・・山本も
ハイライトで今日は先発と言ってましたので驚きはなかったですが、
昨日の好調とブロック力も清水よりはマシなのでこの起用はありなの
かもしれないですが、今日のように絶対に勝ちたい相手なら今までの
ように清水で行けるところまでいって、あとは山本という使い方で
「リリーフ山本」を育てる方がOQTに向けても収穫になると思うのですが。
今日は明らかに昨日ほどのよさがなかったので第2セットで清水の投入が
あってもいいと思いました。第1セットの終盤に上がったトスをシャット
されたときに、「今日の山本はダメだ!」と思ったんですけどね。越川らを
とっとと下げた割には山本を意外に引っ張って、その辺はもう少し一貫性が
あってもよいかと。

そんな中、センター線が宇佐美の「相変わらず不安」定なトスを何とか
打ちこなしてたのが救いですね。松本はだんだん打つタイミングが早く
なっているのがわかります。第1セットでものぼり際に打ってましたし。
ただ今日に関してはプエルトリコのしょぼいブロックだから抜けたという
ことも加味しないといけないでしょう。

あと気になるのは日本の攻撃のバリエーション。プエルトリコなんかは
「あれ、そんな高いトスをクイックで打つ選手いたっけ??」と思ったら
ソトだったり、ダブルクイックしてきたり、基本ワンマンチームで
ありながらもそのように感じさせないバリエーションの豊富さに
翻弄させられまくりでした。日本も見習わないとだめですね。今日で
こそまだ第1セットあたりは越川のパイプもこれまでとは違う使い方
してましたしたけど、荻野入るとパイプはなくなるのでレフトを
サーブで崩せばかなり絞られてしまいますし・・・個人的に越川も
ゴッツもコートに立っていない時点で日本が勝てるとは思いません。
逆のこの2人が好調で最後までコートに立っていたらそうそう負けない、
もしくは強豪相手になかなかの善戦になっていると思うのですが。それに
してもソトはパナソニックにいたときはあの脅威のジャンプ力を温存
してたのか?ってなくらいに今大会はよく飛んでいますよね。あれだけ
飛んでたら日本のVレベルだと上から打たれまくりのはずですが、ここまで
「高っけぇ~~~」と思った記憶がないですからね・・・

明日はスペイン。スペインとやるのはいつぶりでしょう??2002年の
世界選手権で当たってたような・・・おとといロシアにコテンパンに
やられて落ちていましたが、今日のアルゼンチンのグダグダ振りに
見事に調子を取り戻してしまいました。今日よりブロックは良くなる
のでさらに厳しい戦いになるかとは思いますが、●○●○●○●と
きているだけに次は○でお願いしたいです。昨日からリズム崩してる
津曲も気になる・・・

P.S.昨日はおさぼりしてすみませんでした。仕事→練習→飲み会で
遅くなり、一応書くことをメモりながら見てたんですけど、見終わったら
すでに2時過ぎだったので、寝てしまいました・・・なんとか勝って
「ホッ」というゲームしたね。第4セットから第5セットにかけて、
セットをまたぎながらも12連続得点はしびれました。ただその後の
4連続失点はそれを帳消しにしてしまうくらいに「おいっ!!」って
感じでしたけど・・・(^^;;;


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●W杯2007男子第5日「日本×ロシア」

2007年11月23日 23時26分28秒 | ワールドカップ男子
「ロシアに勝つ自身はありますか?」の問いかけに

「ないです!」

と素直に答えた昨日の植田監督(^^;;;そのあとにいろいろと付け足しては
いましたが、まぁ何とも正直な。「指揮官がそんな弱気でどうする!!」と
いう方もいるでしょうが、こういう強豪相手には試合に対して設けていた
課題がどのくらいクリアできたか?ということも重要だと思います。
高いブロック対策、相手の強いサーブ対策、いずれも結果は出せていたと
思いますが。

ここまで格下相手ばかりでぬるい試合が続いていたロシアですが、
まさかポルタフスキーに加えてテチューヒンまで出してくるとは。
今大会、ロシアの本気を見たのはチュニジア戦。まさかの第1セットを
落としてからの2セット目以降。ポルタフスキーは相手コートに襲い
かかりそうな勢いのスパイクやサーブに、26歳とは思えない威圧感(^^;;;
あの鋭い眼光にチュニジアはタジタジ(?)でしたが、今日の日本も
それなりにプレッシャーをかけてはいましたが、チュニジア戦で見せた
恐ろしい眼光はなかったです。まぁ相手サーブミスと、明らかな
ミスジャッジにも助けられましたが。

注目していた山本の起用についてですが、やはりリリーフ役には全く
向いていないということが良くわかりました。そしてそうなるとますます
今大会使いにくい。スタートから使っていけるだけのキレが今の山本には
ない。彼らしいサーブは皆無。となると勝ちたい試合では清水スタメンに
なるのはやむを得ず、リリーフに向かない山本の出番は減ってくるで
しょう。一番最後の場面でライトゴッツに上げたところでも、あの宇佐美
ですら今の山本に信頼感がないのがわかります。中盤までは調子悪い
ながらも何とか打ちこなしていた山本に対してのマークもありましたが、
終盤に向けてワンチ狙いが外れたりしだすと次第に警戒が弱くなっていました。
現状として山本が生き残るには、清水がいる以上リリーフ役もこなせないと
ダメという事になりますね。今日のようにセット後半から出て、次のセットの
頭からなら使えるということがわかっただけでも収穫ではないでしょうか。

あとは朝長ですね・・・チュニジア戦の一件以来セットを任せてもらえるような
場面もなく、今後の競った場面で宇佐美が崩れたときの思い切った起用は
あるのでしょうか。その辺の意味でも今日は朝長も見たかったですが、変に(!?)
善戦してしまいましたし、起用の機会はありませんでした。宇佐美のトスが
相変わらず不安定なので、朝長が必要になる場面はこれからも出て来ると思い
ますが。今日もセンター線とのコンビがしっくり来てなかったですもんね。速攻
でも何度ひじを折り曲げて打たされたことか。ただ安易なクイックはロシア
のような高い相手には簡単に引っ掛けられるので、なかなか使いにくい
感じです。それとトスが合わないのは話が別ですが。そして相変わらずの
サーブミス。それも20点以降。富松は20点以降がなかなか入らないですね・・・
本当に強いチームは終盤のあの場面でMAXサーブが入ってくるんです。
あの終盤で思いっきり打ったからということでミスを容認するのは
よくありません。それではいつまでたっても世界との差は縮まらない。
昨日のような押せ押せのゲームでないときでも、きっちり入れられる
だけのタフを持って欲しいですが。まぁ富松はなんだかんだで入ったら1点は
どこかでもぎ取ってくれています。あと相手の短いカットの時の縦のBが
マークし切れなかったのも課題ですね。それと崩しても3枚ブロックを
抜かれるのは今の日本の限界でしょうか。オーストラリア戦でもそういう
シーンが多く見られました。3枚でも足の長いコースに打たれたときの
対処はどうしたらいいんでしょうか・・・3枚でコース塞いで抜けてくるコースに
レシーバーは入っているはずなんですが、それでも決められるアタッカーの
技量勝ちといえばそれまでですが、それをクリアしないと五輪は見えてこない
ですね。

まぁなんだかんだ書きましたが、試合を見ている手はこぶしを握り、
ハートは熱くなっています。今日の試合も見ているこっちまでが
何度も吠えましたよ!そういう試合をしているだけに、さらに
良くなって欲しい、そしてオリンピックに何とか出て欲しい!
という思いが強いです。私がバレー見始めた頃はなんだかんだ言っても
まだオリンピックには出られる時代でしたから・・・バルセロナでは
ガチンコのロシア(当時はEUN)をフルセットの大激戦で破ったり
してましたからね~そしてもちろんその時のキャプは植田監督。
予選ラウンド2勝3敗ながらも6位入賞という結果は今からしたら
すごいですよね・・・また今の選手がそういう貴重な体験をして、
次の世代に引き継いで行って欲しいです。五輪経験のある選手が
現役なのは今回の北京が確実に最後でしょう。その灯を消さない
ためにも・・・そして試合終了後、荻野が全選手に声かけしていたのが
印象的でした。

P.S.ついに日本の順位を紹介しなかったですね・・・しかも海外同士の
結果までカットするとは・・・韓国はチュニジアにフルセットの末
競り勝って初勝利。いまだチュニジアは日本戦の1勝だけというのが
何とも悔しいですが。スペインはパスカルを出すも今大会絶好調の
プエルトリコに一蹴されました。ブルガリアは第1セットの序盤だけ
競ったものの、カジスキーが完全に潰され、またニコロフも要所で
ミスが出て自滅でした。というかブルガリアにバレーをさせなかった
ブラジルが強かったわけですが。あとはオーストラリアがアルゼンチンに
敗れました。終盤にどうして当たっていたミリンコビックへの
マークが1枚になりまくっていたのかが意味不明でした。それだけ
他の選手の当たりも良かったのですが、大事なところはミリンコビック
だっただけにオーストラリアとしてはもう少しやりようがあったと
思います。おかげでまたも大混戦。5チームが3勝2敗で並び、2勝の
日本がそれを追いかける展開。次の福岡の3連戦が正念場。3連勝も
あれば3連敗もありうるので、何とか1勝でももぎ取って欲しい。特に
ここ2年連続でフルセット勝ちしているエジプトにはストレートで
勝ってもらいたいですね。いまだ勝ち星のないエジプトですが、ここ
まで強豪と当たってきているので、そろそろ・・・という感じがします。


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●W杯2007男子第4日「日本×アルゼンチン」

2007年11月22日 22時46分35秒 | ワールドカップ男子
なんだか昨年の世界選手権と同じような流れでしたね。日本寄りの
ジャッジでイライラしたミリンコビックが崩れて自滅パターン。
そこに攻めのサーブが加わってストレート勝ち。必ず勝っておき
たかった相手だっただけにとりあえず一安心。

ただ課題も散見されました。コンビの合わないセンター線やサイドの
ブロック。清水はこれまでブロック本数ゼロということで、今日の
練習でもかなり対策し、川合もマンツーマンで指導していたんですが・・・
山本に変えられる始末でしたから。それと越川のブロックも絞れて
なかったですね。途中ブロックを良く見てくるミリンコビックに対して
ギリギリまで手を出さなかったりしていましたが、あの遅れるブロックは
一体・・・あそこのローテで越川はミリンコビック以外の何を止めようと
していたのか・・・あとタイム後のサーブミスもいただけない。特に
フローター組。

今日はアジア選手権で見せた3、4点リードされててもひっくり返せる
だけのサーブ力が見られたのは良かったです。ゴッツも今日みたいに
乗りに乗ってるときはいいのですが、崩れたときにも折れずに攻めて
いけるといいのですが。あとオーストラリア戦では攻撃は良かったものの、
それ以上に「レセプションはOUT!」と生電話できつくダメだしされた
越川も今日はまぁよかった方なのでは。清水の使い方も比較的良かったと
思います。ライトからだけでなくレフトからの打数も増やしてましたし。
それに伴いゴッツライトも増えていました。ワールドリーグもそうだった
けど、ゴッツのライト打ちが決定力上がってきていますね。そしてホォーと
感心仕切りだったのが津曲のレセプション。かなり難しい体勢になっても
ピタッと返るAキャッチ。ゾクッときました。

まぁ韓国同様、若手中心でレセプションが安定せず、ブロックもバラバラに
なりがちだった相手には確実に3-0でたたきたかったのは確かなので、そこに
きっちり勝てた事は評価してもいいんじゃないでしょうか。あとはさらに
組織的なブロックをしたり、崩れても確実に切ってくる決定力のあるエースが
いるチームにも同じような展開に持ち込みたいと思うのは贅沢でしょうか。
やはりオーストラリア戦の完敗が引っかかっている管理人ですが・・・(^^;;;

明日はロシア戦ですが、ロシアはBチームで来られる可能性ありですね。
オーストラリア戦のコメントにも書いたのですが、どうせ勝てない
相手なんだから山本の調子をもう一度測るためにも、スタメン起用して
みてはどうだろうかと思っているのですが。当初は女子同様、ここまで
4連勝で5日目に勝ち目のない相手に挑むという流れにしたかったんで
しょうけどね・・・

P.S.アメリカ×ブルガリア戦が途中で切れてる・・・(>_<)2時間半を
越す試合なんて久し振りではないでしょうか。日本戦の放送が終わった
時でもまだ結果出ていませんでしたからね・・・というか相変わらず
セッターに弱点のあるブルガリア相手にアメリカが苦戦しすぎた
感がありますが、アメリカもコンビがバチっときてないし、不用意な
スパイクミスがあったりと。ご自慢のサーブが走らない試合は厳しい
ですね。今日アメリカが負けてたらメダルすらも危うくなってただけに
ホッとしているでしょうね。これでまたメダル争いが混沌としてきました。


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●W杯2007男子第3日「日本×オーストラリア」

2007年11月20日 23時19分55秒 | ワールドカップ男子
山本、GO HOME!

(この場合、「とっとと荷物まとめて帰れ!」という
よりは「顔洗って出直して来い!」の意味合いが強いかも)


あんなに楽しみにしていた山本が一転、もう今大会
使われないのでは?というくらいにグダグダ。単なる
スロースターターでは済まされない醜態振りでしたね・・・
全然体重乗ってないし、キレもない。第1セットで十分
わかったことなのに、第2セットで清水がちょっと難しい
2段を打ち切れなかったことで山本に交代させたのは
「???」でした。他にも動けよ!ってな場面もあり
ましたし。何とかしたかったのはわかりますが、監督が
必要以上に動きすぎた感があります。清水は山本が
スタンバイしだしたら調子上がるんだから、その火付け
役にとどまらせておけばよかったのに・・・ただこのまま
終わってしまったら絶対に良くない。何かしらのきっかけ
でもいいから掴んでOQTに向けて欲しいですね。あの
アジア選手権でのすばらしい活躍は今でも目に焼きついて
います。こんなもんじゃないだろ、山本!!!!!!!

つーか、個人的になんでそのスタメンになるんだ!!
というスタート。というか昼の特番の段階で韓国戦のまま
という話が出ていたので諦めていたが、今日は越川・山本
(まぁ清水の出来が予想以上だったからこっちは仕方ないが)で
スタートして欲しかった。結果的に山本は使えなかったので
清水になっていたであろうが・・・第2セットのスタメンも
千葉だったところをみると、やっぱり越川への信頼感は
低いんだなぁと。それはレセプションの面でね。一応ワールド
リーグ予選ラウンドのベストスコアラーなんですけどね・・・
ただ第1セット波に乗れなかったのは崩したい相手を崩せず、
逆に日本が崩されていたからレセプションを固めたかったので
しょうけど。ジャンサ組総崩れの中で終盤のあの場面でエース
取れるのはさすがだなぁと。ただ時すでに遅しでしたが。
富松はエース1本取った途端に調子乗っちゃうし、宇佐美も
気持ち切れたか、今まで比較的入れて来てたサーブが入らなく
なったし、入れにいけば確実に切り返されるの悪循環。そして
清水に回していた早いトスもセット追う毎にどんどん高くなって・・・
あと一番気になるのがゴッツキレすぎ!わかり安すぎるし、チーム
への悪影響が大きい。見てるこっちも雰囲気悪くなる。

今日はオーストラリアが予想以上に堅かったことと、日本の
サーブ時にチャンスが返ってきてるにもかかわらず得点する
ことが出来なかったのが痛かった。OQTには確実に戻ってくるで
あろうハワードを欠いたオーストラリアに一蹴されたショックは
大きいですね。またアジア選手権でやられたハーディのサーブに
またもや大苦戦。ア選のときに崩せた部分を崩せず、おまけに
キャロルに好き放題やられては勝ち目はなかったですね。
OQTでは初戦で当たった方がいいのかな?とも思ったり。ちなみに
TBSの下半期中期決算報告書によると、来年のOQTもアテネのときの
ようにフジとTBSの共同放送が決定したとのことです。またTBSが
絡んでくるのか・・・(>_<)

あさってはアルゼンチン。昨年勝っているとはいえ、あの時は
ちょっと日本有利な判定が多かったですし、今回は若手が
伸びてきている。そしてそれを束ねるミリンコビックの存在。
35歳ながらも流れをポンと変えられる一発のサーブも魅力的。
今日も第1セットをリードされながらも終盤で追いつき、その
まま逃げ切りました。いけるところまで若手でいって、最後に
ミリンコビックに集めて締めくくるパターンがほとんどです。


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●W杯2007男子第2日「日本×韓国」

2007年11月20日 00時44分26秒 | ワールドカップ男子
いやぁ~、今日は勝ってホントによかった~!心の中では
韓国はいけるだろう、という気持ちはあったのですが、昨日の事も
あるし・・・みたいな(^^;;;これで対韓国戦は2004年以降4連勝。
男子で4連勝は久し振りでは??韓国は男子もメンバーの入れ替えで
今が我慢の時でしょうか。というかアジア選手権の時にいた
イキョンスがなぜにいない??イソンギュとかソンイソクも。
すでにロンドンを目指したメンバーかのようになっています。
OQTでゴソッとベテランを戻す可能性大ですね。

日本はスタメンを荻野に代えてきました。理由は
・チームを盛り上げる
・2段トスをうまく打ちこなす
の2点。それがピタッとハマリましたね。アジア選手権のタイ戦では
彼をもってしてもどうにもなりませんでしたが、今日はお見事でした。
そしてデータはこうやって使うんだ、というような采配・作戦と
それを見事にこなす選手の能力の高さが垣間見えました。韓国も
セット毎にいろいろと変えてきましたが、タジタジでしたね。越川も
崩せなかった松本サーブ時のローテで見事にピンサ大成功!あとは
山本が見たい!これって贅沢な悩みですよね~でも彼はスーパーサブ
的な選手じゃないから、ここまで使ってなくて大丈夫かなぁと思って
しまいます。スロースターターですもんね・・・ぶっちゃけ日本の本番は
OQTなんだから、清水はもう少し温存しておいても良かったかも・・・
なんて。

宇佐美のトスも修正しようとしているのが伝わりましたが、その分
今度は高すぎたりも(^^;;;またゴッツに「高く!」とジェスチャー
されるシーンが今日もありましたね。それでも昨日のコメントとは一転、
「宇佐美さんにうまく使ってもらった」
と。山本も以前は「トスを高く!」と要求することが多いと監督に
指摘されていましたね・・・感謝の気持ちとかを表せなかったりが当初
山本を招集しなかった理由だったかと。あと気になるのは2段トスがちょっと
高すぎやしないかい?そこまで高くする必要ある?みたいな。他には
清水が時間差に入る場面もありましたね。いろいろとバリエーションが
増えて、見ていて楽しいです。BやCを多用してパイプも良く通りましたし。
勝っているせいもあってかタイム中の雰囲気も良かったです。個人個人が
気になるところを確認し合ったり。ブロックがもう少し欲しいと思ったのは
贅沢か。

第3セットの最後の場面でムンソンミンが入れてきたサーブは見習って
欲しい。もう勝負をせざるを得ない場面でしたけど、それでもきっちり
エースを取れるようなサーブを入れてこれるというのはすばらしいです。
最後の最後でミスになりましたが、やむを得ないでしょう。強いジャンサを
縦サイズのカメラで撮るのはあんまり好きじゃないですね。迫力に欠ける。
縦サイズはむしろジャンプフローターの選手の左右に揺れる変化を表現
するのに向いていると思うのですが。

今日初めて知ったのですが、松本って結婚してたんですね。12名のうち
半分が結婚してるのか・・・津曲の紹介Vもなかなか良かったです。佐野と
違って悲劇的なエピソードがあるわけでもないですが、それでも9人制
からの異色な経歴を持ってたりする選手です。田中体制になってから
不動のリベロで地味なんですが、ホントに職人って感じ。今日もいい
プレーたくさんありましたね。彼は積極的にオーバー使うし、ジャンプ
トスもする。もっとスポット当てて欲しい選手の一人です。松本のVでの
富松の「えっ!?」ってのもウケましたが(^^;;;そういや富松は昨日
ピンサでいきなりエースを取ったところまでは良かったものの、その後の
いただけないサーブミス連発とかで、「ヒゲ剃って出直して来い!」って
心の中で思ってたんですが、今日はヒゲ剃ってませんでした??ドアップ
なかったんでわかりづらかったですが。

さぁ明日はオーストラリア。ぜひともアジア選手権の雪辱を晴らして
欲しいですね。ハワードがいませんが(しかも新婚のためというふざけた
理由(^^;;;)、なおのこときっちり勝っておきたいですね。私の中で一番
注目しているカードです。OQTに向けてアジア勢にはきっちり勝って
おきたい。明日から今日までとは違ってサーブもブロックも桁違いに
なってきます。今日のような堅いレセプションは期待できないかも
しれませんが、何とか2段を打ちこなして欲しいですね。どんな内容で
あっても、とにかく勝って欲しい!特に宇佐美はあの時やられた
借りを返したいと思っていることでしょう。清水はOQTまで温存しておいて、
山本で借り返して欲しいのですが、果たしてスタメンはどうなるか!?


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●W杯2007男子第1日、日本戦を振り返って

2007年11月19日 16時56分09秒 | ワールドカップ男子
試合後のインタビューで石島が
「スパイクとコンビが全然合っていない」
「自分が打てるようにしてもらえるようにしますから!」
と半ば(かなり?)セッターに責任を全て押し付けるような
コメントがありました。これはちょっといただけないなぁ・・・
確かに気持ちはわかります。第5セットの大事な場面で
ゴッツが決めたら終わりというところでのトスが近くて、
打たされるような感じになり決め切れませんでした。
もちろんそれを決めてこそのエースかもしれませんが、
セッターがいい状態でトスアップできる場面でも、
ぶれてしまったトスを打ち切れない責任までアタッカーが
全て背負うことはないと思います。しかしながらそれを
インタビューで口にするのはどうかと・・・あと宇佐美の
トスが低かったときも、決めはしたが「上げてくれ!」とも
「観客を鼓舞する」とも取れる(ちょっと良いように取りすぎ?)
ようなシーンもありました。かなり前半からイライラはあった
かもしれませんが、中盤は緩急つけたゴッツらしからぬ(!?)
プレーで堅実に得点していましたし、それだけにこのコメントで
がんばりが台無しになったような気がして・・・ゴッツは時折
チームのムードの悪さをモロに出してしまうことがあるので、
その辺の成長に期待したいです。

しかしながら監督は昨日の敗因が全て自分の責任であると
コメントしています。地上波のインタビューでも目の下が
濡れていましたが、汗か涙か・・・そしてまさかの生電話出演。
植田監督までこれを引き受けるとは思いませんでしたが、
非常に自らを責めていました。試合後のコメントでも
「監督の采配ミス」と潔く認めています。これは第5セットの
セッター起用についてですが、ワンブロで入れた宇佐美を
朝長に戻したことを指すのでしょう。選手にもそのことは
話したそうです。

『負けて収穫はない。日本を代表するチームで戦う以上、
会場に来てくれた方や、テレビを見てくれたたくさんの
方々によかったと思われる試合をするのが、日本を代表
するチームだと思う』


というコメントを信じて今日の韓国戦を待ちます。「負けて収穫は
ない」ということは、つまり「良かったと思われる試合」=「勝つ」
ということです。昨日の内容を見ても、韓国はアジア選手権より
チームがまとまっています。それに若い選手が増えていて、乗せ
たら怖いチーム。お互い昨日のショックの大きい敗戦からうまく
切り替えられるか!?

P.S.アジア選手権ではセット後半になるほどすばらしいサーブが
立て続けに入っていましたが、昨日はサーブミスが目立ちました。
サーブに関してはノルマを課して相当の練習量を積んだはず。
皮肉にもサーブでそこそこ結果を出していたのは途中で下げられた
越川だったり。こういうときはピンサででも使ってあげた方が本人も
腐らなくていいのでは・・・


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●W杯2007男子第1日「日本×チュニジア」

2007年11月18日 23時16分08秒 | ワールドカップ男子
マジっすか・・・

これで負けるのはキツイですね・・・個人的にキーポイントはいくつも
あったと思うのですが、一番「あれっ!?」と思ったのは第5セットの
スターター。てっきり宇佐美に戻すと思ってました。確かに朝長の
ミラクルブロックが出ましたが、第4セットのトスを見てても今日は
宇佐美の方がよかった。なので戻すと思ったのですが・・・終盤で宇佐美を
戻せなかったのはワンブロで宇佐美を投入してしまったからで、これは
第2(3?)セット辺りに山本を投入した時、セッターがいなくて3連続で
いいトスを上げられず得点できなかったことからそうしたのだと思います。
あの時きっちり得点できていたら第5セットのワンブロは宇佐美には
なっていなかったと思うのですが・・・この辺ブラジルなんかはセンターで
あろうが誰であろうがどこからでも非常に質のいいトスを上げているという
印象があります。この辺も世界との大きな差ですね。今日の宇佐美は珍しく
サーブもミスなかったし。それ以前に第4セットの追い上げている場面で
あのままひっくり返した欲しかったのが本音です。フルセットも3点リード
しておきながら・・・14-13でタイム取っても良かったかなとも。

しかしながら女子にはない全員バレーができていました。荻野こそ
出ていませんでしたが、荻野が出る=かなり序盤から切羽詰った
状況になっているということですからね・・・その他は越川→千葉も
早い決断でしたし、山村→富松もありました。これは個人的に
山村どうこうではなく、キルブロックが欲しかったからだと思って
いますが、あまり機能していないとみると山村に戻していましたし。
男子の場合は毎日スタメンを固定せず流動的にメンバー構成を代えて
練習していましたが、その分誰が出てもチーム力が落ちないという
メリットがある反面、セッターとのコンビ面がやや不安でもあります。
ただアジア選手権ではどっちもどっちで不動の正セッターがなかなか
定まらない感じがしてましたけど、今日の内容では宇佐美の方が
いいですね。とはいえ積極的な選手交代が新鮮に思えてしまう
この不思議な感覚は誰のせいでしょうか(^^;;;

清水は山本からスタメンを奪ったのが納得の活躍でしたが、最後の
あの場面で決めきれなかったことが今後どう出るか。今日はまだ
相手にほとんどデータがなかったでしょうし、これからあのストレートに
打ちそうでクロスに打つスパイクとかもっとマークされるでしょうし、
今日ほどの活躍は期待できないかもしれないですが・・・

あとサーブとブロックの連携がアジア選手権ほどうまくいっていません
でした。やはりアジアと世界のレベルの差でしょうか。あそこまで
サーブで崩していたのにブロック本数には不満の残るところです。

うーん、ホント悔しいですね。久し振りに男子見た人にはチュニジアに
負けるかっ!!って感じかもしれないですが、男子は本当に確実に
勝ち星を見込める相手がいません。日本・韓国・オーストラリア・
チュニジア・エジプト・アルゼンチン・プエルトリコの7チームは
ほとんど差がないと言ってもいいと思います。7戦全勝もあれば
7戦全敗もありうる。この1敗でやっぱり男子はダメだ・・・って烙印を
押されてしまいそうなのがホントに悔しいです。Yahoo!のトピックス
には早くも「五輪切符に暗雲」なんて煽られてますし・・・(>_<)
これからも厳しい戦いが続きますが、最後まで精一杯応援したいです!

P.S.女子しか見てない人もぜひ男子も見て熱くなって欲しいと願う
今日この頃です。


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●W杯2007男子第1日「ブラジル×アメリカ」

2007年11月18日 21時08分27秒 | ワールドカップ男子
アメリカ3-0ブラジル(28-26 30-28 25-20)

【スタメン】
ブラジル:マルセロ・ジバ・アンドレ・グスタボ・ロドリゴ・ダンテ・
     L=セルジオ
アメリカ:ボール・リー・プリディ・ミラー・サーモン・スタンリー
    L=ランボーン

初日からいきなり優勝を占う屈指の好カード。もったいないなぁ・・・
今大会、ブラジルは世界一のセッターリカルドが出ていない分
それがどう出るか。そしてアメリカは逆にベテランセッター
203cmのボールが復帰。見るのはアテネ以来かな。スージョーは
外れたんですね・・・あと昨年スーパーエースだったマッケンジーも
いないようです。アメリカもノースリーブのユニフォームになり
ましたね(^^;;;

第1セット、まずプリディのバックアタックがアウト。ジバが
スタンリーを止めて2-1。序盤からすごい盛り上がり。というか
完全にブラジルのホームゲームって感じになってます。アメリカ
サーブ時のブーイングのすごいこと。この試合も初っ端から
お互いにすごいサーブが飛び交ってます。セルジオのすばらしい
レシーブからジバが決めて8-5。サーモンのスパイクミスで
9-5となりアメリカ早くも1回目のタイム。アメリカはかなり
カットが崩れているのでセンターが機能していません。そして
初めてのセンター攻撃もジバにシャットされ10-5。サーモンが
ようやく切って10-6。スタンリーもシャットされ12-6。ミラーの
縦のBで13-7。うーん、ボールがジャンプトスするとすごい迫力。
ダンテをボールが止めて14-10。またダンテが捕まり15-13で
ブラジルのタイム。グスタボが切って16-13。ここでブラジルが
2枚代え。プリディのエースで16-15。アンデルソンの活躍で18-16。
アメリカのすごいサーブもセルジオはピタッと返しています。
ジバのスパイクミスでついにアメリカが逆転。19-20。ボールから
ミラーへのクイック高すぎ!203cm→204cmですからね・・・スタンリーの
強打をつないでアンドレが決め22-21と再び逆転。しかしアンドレを
リーがシャットして22-23で再逆転。入れとけサーブからダンテの
すごい強打で23-23。ボールが破裂しそうな強打。ここでアメリカの
タイム。アンドレのサーブミスで23-24。プリディのサーブミスで
24-24。ダンテもサーブミス。ここでグスタボのCが決まり25-25。
ロドリゴが決めて25-26逆転。ロドリゴがすばらしいワンチを取るも
マルセロがボールを見失い26-26。ガンドナーがワンブロでIN。
そしてここでスタンリーのサービスエース!!さらにスタンリーの
居売れツンサーブがもう1本決まり26-28。大逆転でアメリカが
第1セット先取。ここでこの強烈なサーブが立て続けに打てるのが
超一流の証。第1セットからすばらしいプレーが見られ、初戦には
もったいないゲームですね。男子バレーの醍醐味が凝縮された
すばらしい第1セットでした。

第2セットも同じメンバー。いきなりスタンリーのノータッチエース。
というかオポジットのスタンリーから始められるアメリカが
うらやましい。多少大きなカットもボールが余裕で裁いて1-3。
大きいセッターってホント楽だし、レシーバーのプレッシャーも
多少は軽減されますね。ダンテの高速バックアタックで3-4。お互い
サーブミスで4-6。すばらしいレシーブの応酬からサーモンが決めて
5-7。ジバの高速パイプで6-7。6-8でテクニカルタイム。プリディが
グスタボに捕まり8-9。お互いクイックが有効に機能しています。
またアンドレが捕まり10-13。スタンリーが捕まって12-13。今度は
プリディが捕まって13-13。ジバが決めて4連続ポイントで14-13。
アメリカタイム。すばらしいラリーからアンドレが決めて16-14で
テクニカルタイム。ボールのツーをセルジオが拾ってジバ!!20-17で
アメリカのタイム。ジバの超インナーが決まって21-17。セルジオの
レシーブがすごい。そしてそれをマルセロが見事にさばいています。
ダンテがアウトで21-19。ボールのサーブで崩してプリディのダイレクト
決まって21-20でブラジルのタイム。ジバが決めて22-20。お互いに
セッター以外でもトスがきっちり上げられ、バックプレーヤーがバック
トスするシーンも多く見られます。非常にレベルが高い。24-22で
ブラジルは2枚代え。24-23でまたもスタンリーのサーブ。しっかり
崩してアメリカのブロックで24-24、ジュース。スタンリーサーブ
ミス。サーモン決めて25-25。サーモンサーブミス。グスタボのサーブで
崩すもアメリカしのいで26-26。ここでジバがシャットして26-27、
アメリカ土壇場で逆転。ジバを押さえて決定的なリーのクイックがアウト・・・
うわぁ・・・これ逃したのは大きい・・・逆にアメリカはホントにラッキー。
そしてスタンリーシャットされ28-27、再逆転。ブラジルのネッチで
28-28。再びアメリカのブロックでアンドレをシャットし28-29、逆転。
最後はロドリゴが捕まって28-30でアメリカがまさかの(!?)2セット
連取。リーのクイックがアウトでセットポイントを奪えなかった時に
もうダメだと思いましたが、よく盛り返しました。ここでリカルド
だったらどういう組み立てをしたんだろう・・・とついつい思って
しまいますが。ちょっとブラジルのサーブが弱いかな。

第3セットも同じメンバー。ブラジルの正セッターだったリカルドが
外れているのは監督との確執も噂されているそうです。序盤お互いに
サイドアウトの応酬。ブラジルはアンドレに代わってアンデルソンIN。
ブラジルは乗りかけたところでサーブミス。7-8でテクニカルタイム。
プリディのバックアタックがアウトで9-8。しかしまたサーブミス。
ボールの2連続ツーも拾われジバが決めて11-9。この2連続でツーを
やって決まらなかったツケが後に回らなければいいですが。今のところ
一度もツー決まってません。双方ナイスレシーブからプリディの
時間差で11-11。セルジオよく拾うもアンデルソンアウトで11-12。
またプリディが決めて11-13でブラジルタイム。ダンテに代えて
ムーリオIN。サーモンがブロックアウトで14-16、2度目のテクニカル
タイムもアメリカリード。サーブで崩されセルジオのすばらしい2段も
ジバがアウトで16-19、ブラジルのタイム。まさかのアメリカ先行で
レゼンデ監督もかなりお冠。顔真っ赤です。スタンリーのサーブで
15-19。いかにサーブとブロックが現代バレーで重要かがわかります。
ミラーのダイレクトで15-20。アメリカが再三の好レシーブを見せ、
グスタボのクイックがアウトで15-21。スタンリーのサーブアウトで
ようやくブラジルのサーブ。しかしグスタボのサーブがネットで
16-22。サーモンのサーブもアウト。そしてマルセロもサーブミス・・・
ブラジルはこれでは試合にならない。アンデルソンが決めて18-23。
プリディのフェイントがアウトで19-23。プリディのいなし気味の
スパイク決まって19-24。アメリカついにマッチポイント。何とか
アンデルソン決めて20-24。最後はリーのクイック決まって20-25。
アメリカがストレートで勝利!アメリカがブラジルに勝つのは
結構久し振りなのでは!?ブラジルはサーブで波に乗り切れず、
アメリカは強烈なサーブと非常に有効なブロックでブラジルを
封じ込めました。いやぁ、それにしてもすばらしいゲームでした。
初日からテンションMAXになるようなゲームにすでにお腹いっぱいです。

この最高峰の試合を見たあとに日本戦を見るわけですが・・・(^^;;;


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●W杯2007男子いよいよ開幕!

2007年11月18日 18時08分20秒 | ワールドカップ男子
ついに男子大会が開幕。すでに行われた4試合の結果です。

オーストラリア3-2韓国(22-25 25-20 23-25 25-20 29-27)
ロシア3-0アルゼンチン(25-16 25-22 25-17)
プエルトリコ3-0エジプト(25-17 25-19 25-17)
ブルガリア3-1スペイン(25-21 19-25 25-20 25-17)


ということで、ハワードを欠くオーストラリアは厳しいかなと
思いましたが、若手主体の韓国を辛くも撃破。第1セットだけ
見ていたのですが、そのときは韓国がものすごいよかった
だけに、オーストラリアがよく立て直しました。エジプトはなんか
元気がなく、スペインも入ったらすごいんだけどサーブミスが
多く、乗り切れませんでした。ブルガリアはニコロフが復活。

ロシア戦は全く見ていませんが、そのほかの試合でもやっぱり
すごいのがサーブ。世界はこれほどすごいのか・・・と半ばあきらめの
気持ちもあったり(^^;;;スタンリーとか顔負けのすごいサーブが
バンバン入ってきますからね・・・やっぱワールドリーグとは次元が
違う。日本も強くなったとはいえ、やはりこのサーブには相当
苦しめられるかと思います。個人的には開幕3連勝だけでも十分に
満足ですが、前回を上回るのは当然として、世界選手権よりも
上にいけるよう期待しています。ただ日程見ても女子と違って
気を抜けるところがないので、一旦崩れるとズルズルといって
しまわないか。非常に心配です。去年おととしと、秋の大会の
初戦はアフリカ勢でいずれもフルセット。今日もタフな厳しい
試合になるでしょうが、ぜひとも勝って波に乗って欲しいです。


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