つれづれ

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「終わる世界とバースデイ」レビュー

2012-12-19 21:36:08 | エロゲー


コットンソフトの「終わる世界とバースデイ」。評判が結構いいので気になり遅ればせながら購入しオールクリアしました。ネタバレなしにこの作品の感想を述べるのは困難ですがバレないレベルで感想。タイトルからいわゆるセカイ系ぽい世界観を想像してたんですが方向性は結構違い普通ぽいです。ルートの流れはシュタゲ方式。メインのルートが章立てで進んでいく途中で各ヒロインルートに派生する方式です。各ヒロインのルートは短いです。内容もまあ普通レベル。TUREルートはいっての終盤の展開は結構良いです。エピローグの演出がなければ70点。エピローグ込みで80点以上。各ルートとも最後は世界の終わりを迎えるので各ヒロインとも単純にハッピーエンドにはなりません。まあ、TURE終盤で一応フォローはされます。基本TURE ENDもハッピーエンドではないですが、切なく寂寥感の中にも未来への希望を抱かせる感じですかね。最後の演出は反則。多分これ見た後にEDテーマ曲聴くとやばい...。曲はOP,EDともすごくいいです。序盤でエロゲーにありがちなあまりに都合いい設定、赤の他人の妹と同居してたり親が同居していないとか違和感を感じますが、この世界の成り立ちを明かされるとエロゲ設定にも意味があったことがちゃんと説明つくのはいいですね。世界設定についてはたぶん多くの人が早い段階で気づくしまあ予想の範囲内でテンションさがりますが、黒幕が最後に本心を吐露するところなどぐっと来ました。入莉ゲーですが入莉に感情移入してるほど終盤はつらいかも知れませんね。最終的に現実逃避としてのアンチエロゲー的なメッセージ性があるんで単純にエロゲーとしてイチャラブ展開とかに期待する人には向かないかもしれない。ただエピローグの演出は泣きゲー的ものを期待する人ならプレイする価値はありだと思います。

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