Yogaのある暮らし

青年海外協力隊から帰国して…
私は生きることはいかにシンプルかってことに気付きました。
私の感じたことの徒然日記。

旬のものを頂き、言葉に感動した日

2012-03-12 22:40:01 | ひとりごと
心の友Yちゃんに言われました。

「篠島行こうよ。」

そんな提案に喜んで私が下調べをした先は「日間賀島」。

2つの島の違いはわからず、結局「島違い」という御愛嬌で日間賀島に行ってきました。

トラフグのコースを頂きました。

旬のものを頂くことは何よりも体に良い。とおばあちゃんが昔から言っていました。

ふぐの「てっさ」は人生において初めて頂きました。

あのしーろい身はとても優しい味がしました。



そして。
日間賀島にあるショップでこんな写真を見つけました。



ショップのオーナーが日間賀島の風景写真に合わせて、詩を描き足しているという作品。

見ていたら、心に染みわたる言葉も多く、やっぱり言葉って素敵だなって改めて思いました。

私は「言霊」を信じています。

言霊…古代日本で、ことばに宿ると信じられている神秘的な霊力。

だれかに発した言葉は必ず自分に帰ってくる。

だから、悪口は極力言いたくないのです。でも、私も人間だもの、言いたい時だってあります。

でも、言霊を信じて、丁寧に言葉を選んでいくことが私がいつも気をつけていること。

言葉って本当に力があると思うから。




シンプルに生きるってなんじゃろ。

2012-03-03 21:20:17 | マナグア
『シンプルに生きる』
変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

ドミニック・ローホー著

絵本を買おうと本屋に立ち寄ったら、なぜか目を引いたこのタイトル。

彼女はこう言います。

「ものを過剰に所有することをやめてみましょう。

すると、ものに対して使っていた時間が減り、自分自身にかける時間が増やせます。

からだをケアし、心のなかを整理すると、自分の持っている可能性を再発見することができ、

意欲が湧いてきます。

シンプルにすること。それは、暮らし全体の風通しを良くするということです。」と



読んでいると、とても豊かな象徴の発想だと思いました。


物に溢れているからこそ、人は迷い悩む。

私が考える「シンプルに生きる」とは呼吸し、食物から栄養を頂き、そして太陽や月、風、自然からエネルギーを受ける。

そんな風に考えていました。



この本はもう少しじっくりと読み、自分の中で読み砕いていこうと思います。


そして、こんな絵本にも出会いました。

「天才バカボンの幸福とは今日もおひさまが昇ること」 という本。

天才バカボンはやはり素敵すぎました。


こうしてさまざまな本から教えを頂く毎日なのです。





今日のつぶやき。選べるということ。

2012-02-24 20:44:19 | ひとりごと
日本に帰ってきて、こんなことをよく思います。

日本人の私たちは「こうしたい!」って思えば、「こうなる」んです。「出来る」んです。

チャンスをつかみとれる。それは本当に幸せなことだと思います。

その世界に生きることが出来ることを幸せに思いたいけれど、
「現実は・・難しいよね。出来ないよ・・・」とつぶやくことは私もしょっちゅう。

極端な事を言えば
先進国に住む私たちは「生きる」ことさえ選択出来ます。
医療者は尋ねます。
「延命処置の希望はありますか?」・・・・と


ニカラグアでの暮らし、そしてインドへの旅で環境を変えるチャンスがなかなか無い現実を見ました。
「こうしたい」と思っても、連鎖の中から抜けられない現実。
でも、その中でも笑って過ごす彼らは素敵でした。

人は選択肢が多ければ多い程、人は思い悩むんだと思います。


ヨガ哲学の指導者はこう言います。
瞬間ごとに「手放すこと」を忘れないでいること自体が、前向きで大きな変化を導く内なる鍵となる。

この言葉を受けて、こう私は思いました。

人は何かを手放すことで優しくもなり、強くなる。

でも、手放すことが出来るっていう選択肢があるって本当はめちゃくちゃ幸せなことなんじゃないだろかとも。



気づくって何じゃろか。

2012-02-21 20:54:52 | マナグア
私はヨガレッスンの時にこんな事を言います。

今の体の状態、呼吸の状態、心の状態、そしていまここにあること。に優しく心の目を向けていきましょう…と。

これは自分に対して言っているんです。

今の状態を受け止めるって簡単なことじゃないって思うから。
言葉にすることで、自分自身で再確認しているんだと思います。


今日、勤務先の病院で重度な半身麻痺になった担当患者さんがこんな風に語りました。

「私は生まれ変わったって思ってるの。この体なんて、もういらないって切って捨てる訳には
 いかんでしょう。この体と付き合っていくしかない。やりたいことはたくさんあるんだもの」

私はこの言葉の意味がとても深いものだと思いました。
そして、とっても尊いものだとも。

彼女がこんな風に言葉にするまでの過程にはたくさんの葛藤があったんだと思います。

自分に目を向け、一度受け止め、そして手放したことで気づくことを。

そんな事を考えながらも、今日はこんな事をモソモソとつぶやきます。

Yogaは「真の自己に気づくこと」って言います

でもさ、
自己って何じゃろか。
気づくって何じゃろか。


自己って、体なのか、心なのか、脳なのか、思考なのか、
腕なのか、目なのか・・・・それとも肉体全体なのか。

でも、きっと私たちは肉体という箱をまとった単なる物質なんだろうな。
だって、命は私にはコントロール出来ないんだもん。
何かおおっきなものに動かされてるんだよね、生かされているんだね、きっと。

でも、私たちは感情っていうものを与えられた。
それは、気づくことを行えって事なんだろか。




再起。

2012-02-20 09:42:14 | ひとりごと
青年海外協力隊ニカラグアでの暮らしのブログから再起。

「Yogaのある暮らし」っていう徒然日記を書いていこうと思いました。

「ニカラグア」は物質的に豊かな国とは言えないけれど、

ニカラグアの人たちの生きる強さ

人と比べない大らかさ

自然からたくさんのエネルギーをもらっているからこそ出来る自然な姿

そんなニカラグアの人たちに魅了されました。

そして、

「生きることがいかにシンプルであるということ」

これが私が感じた軸かもしれません。

日本での暮らしは慌ただしくて、日々を振り返る余裕もなくて、頭と心を空っぽにしたいっていうときもあって。

そんなときに出会ったヨガの世界。

ヨガの真髄を学びたくって、ヨガインストラクターを目指そうと思いました。

そんな日々を徒然と綴っていきます。


強く、優しくなれますように。
明日からの日々が穏やかな日々になりますように。

大好きなヨガ音楽に囲まれて今日を過ごしています。

帰ります。

2010-03-22 20:27:59 | マナグア
ニカラグアの生活を終えて日本へ帰国します。

ここ1週間は最後の挨拶まわりで、最後に必ず言わないといけないお別れ。

正直、しんどかったです。
ニカラグアには挨拶のとき、嬉しいとき、抱きあう習慣があります。

最後に友人の家やカウンターパートの家から出るときに、抱きしめあった途端に我慢していた涙が溢れ出る。そして、また家に帰り受け取った手紙を見るとまた我慢出来ず泣いてしまう。

私、こんなに涙もろかったっけなぁ。

ホームステイ先のママに「さよならを言うのがもうしんどい」と伝えると、「ここはいつもあなたの帰る場所よ。」と言ってくれた。

日本ではなく、もう一つの私の帰れる大切な大切な場所。

またいつかきっと戻ってきたいと思う。

Jamás me olvidaré de ustedes.
Le agredezco mucho mucho mucho.....
Si dios quiere,podemos ver pronto.
Nos vemos sin falta.
Muchas Gracias.

おわり。

2010-03-20 04:35:42 | マナグア
本配属先での仕事が終了した。

最後の最終報告会。

お礼の言葉を言っている最中にカウンターパート、同僚の顔を見たら泣けてきた。

泣かずに話すって決めたのに。

ニカラグアに着いた頃、全然スペイン語のわからない私に根気よく付き合ってくれら大切な大切な人たち。


本当に本当にありがとう。
病院を離れていろいろな場所で活動させてもらったけれど、国立リハビリテーション病院が私の原点です。

オワカレ

2010-03-18 22:22:37 | マナグア
一つずつ一つずつお別れの時間が来る。

さよならの時に泣くわけないなんて思ってたけれど、やっぱり最後は必ず泣いてしまう。
でも、きっといつか会えると思うから我慢するけれど、やっぱり泣けちゃうんだな。

別れの時に一緒に涙を浮かべてくれる人を見る度にこういう人達に支えられてこその2年間だったなって実感する。

もちろんすごく嫌な事にもあったけれど、嫌なことよりも私を大事にしてくれ、楽しい時間をくれたニカラグアの人達がいる。



やっぱり、私はニカラグアが好きみたいだ。

家庭訪問先の女の子に以前、日本から寄付を受けた車椅子を寄贈した。今、その女の子はその車椅子を使って、毎日学校に通っている。学校に行くのが本当に楽しみにしているっていう話を彼女の母親から聞いた。
すごく嬉しかった。


この2年間で常に自分で出来ることを探してきた。
でもこうして、何かしらの形で残っていくことは正直に嬉しい。

帰国直前まで、お世話になった人の家を周って最後の挨拶をしてきます。
そして、今日は配属先で最後の評価会。

ちゃんと泣かずに最後まで話すことが目標。

別れを実感する。

2010-03-14 00:00:35 | マナグア
昨日、本配属先の同僚たちが送別会を開いてくれた。

楽しかったー。

飲んで、笑って、踊って、飲んで、下ネタで笑って、飲んで、踊って。


そんな時間でした。

2年前、どんな風に踊っていいのかわからなかったのに、今は踊り方も少しずつ教わりながら、ノリノリな私でした。

日本に帰ったら、こんな音楽が恋しくなるんだろうなと思いつつ。

そして、みんな酔っぱらうと8割下ネタです。

そんな話題にもついていけるようになった私のスペイン語。

成長の証です・・・?

あと残り1週間。最終評価会を残すだけと思っていたのに、昨日巡回先の施設長から。

プルルル・・・と電話。

私「もしもし」

施設長「あさって学校の先生集めて講習会やるから、あゆみ話して。パソコンは用意出来るから。あなたが必要なの」と。

うぅぅぅ。
あなたが必要なの。という殺し文句に「お安い御用で!!」なんて答えたけれど、テーマどうしよう。時間がないよ。

でも、やるしかありません。

忙しいことは有り難いことです。

いつ終りが見えるのか、私の活動。

なんていいつつもあと1週間。

ひとつずつ、ひとつずつ。

2010-03-12 07:48:40 | マナグア
日本帰国に向けてひとつずつひとつずつ行事が終わっていきます。

今日、巡回先の養護学校での先生と巡回リハビリ先の両親を呼んでの講習会。

無事に終わりました。ふぅ。

最後の言葉でまた泣きそうになった私。

どんだけ涙袋の締まりが悪いのか。
仕方ありません。

昨日は最後の巡回リハビリを終えました。気になるケースがいっぱいあるけれど、カウンターパートがきっと私の想いを引き継いでくれると思う。
まっすぐに続く道をカウンターパートと歩きながらそんな風に思えました。


あとは本配属先の最終評価会を残すのみ。

あー、またカウンターパートと同僚の言葉聞いたら、私の涙袋が。

そして。
昨日渡した同僚へのために作ったアルバム集。
「一緒に見たら泣いちゃうから、家で見てね」なんて言葉を言いつつ、もう涙が出てました。

でも、またきっと会える。


これから続くいろんな場所での送別会。

しっかりと感謝の気持ちを伝えてこようと思います。

あなた達がいたからこそ、ここで生活出来たってことを。