半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『仮面ライダー THE FIRST』を観ました。

2006-07-15 07:31:42 | えいがかんしょうの部屋
 今でもやってる「仮面ライダー」シリーズ。今作は、タイトルの通り、初代1号、2号ライダーをリメイクした物語。
・・・と前置きはこんな短文で。とにかく、観たかった映画だし、語りたいことがいっぱいあるので。観たばっかで整理できてないですが
「観たかった」と一番に感じたのは、ポスターやCMなどで観たライダーの姿なんですよね。これがカナリ格好良い
仮面ライダーの姿、サイクロン号の形が、昔のテイストを残しつつ、リファインに成功してます。
本編を見ていると、ライダー以外にも、その「テイスト」がイイのが多々ありました。
特にライダー怪人のアクションシーンは、CGやMATRIX風のワイヤーフレームを使用はしつつも、今風の仮面ライダーのように多用する訳でもなく、とっても控えめ・・あくまで人間のアクションを主体としているところは、とっても好感が持てました。色々なアイテム(銃・剣)などは不要です。キックとパンチ、そしてフィニッシュはやはりライダ~キ~ック!じゃないとね
「明」であるライダーやアクションは上述の通り良いのですが、「暗」である部分も良いです
 昔の「仮面ライダー」観ていたときに感じた「哀しみ」。(旧ライダーの1シーン→)笑顔で駆け寄ってくる子供に本郷猛が握手をしたところ、(改造人間ゆえ)力の加減が出来ず、子供に「おにいちゃん! 痛~い!」と言われて、ハッとうつむいてしまう・・・ 石ノ森章太郎のヒーロー物に共通するこういった「影」を描いてくれているのは嬉しかったです
今回の作品は、「暗」に対して上述にとどまりませんでした。それはライダーの敵である怪人コブラとスネークの存在です。
不治の病に冒されながら、お互いに心通わせる男女、そこに突いて来るショッカー。命と引き換えに改造人間にされてしまい、ライダーに敵対しなければならない。昔「蜘蛛男」とか、「蜂女」とか完全悪としてしか存在していなかった怪人に、そういったシリアスな過去をもたせるという演出は、そもそも期待してなかっただけに、やられました
ウェンツ(コブラ)と小林涼子(スネーク)の恋愛シーンや、主人公達の恋物語は、かなり臭いですが
その他も沢山あって・・・
おお、死神博士だぁ。懐かしい サイクロンデザインが青木宣篤なんだあ。 ショッカー死んだら、やっぱ泡になるんだなあ。 OPはやはりあの曲 立花おやっさんは、V3(宮内洋)になってらあ などなど。
ちゅうことで、敵が続編つくりそうなセリフ言ってたし、マスクを置いて去ってしまった2号が気になるので、絶対続編希望で、90点 かなり個人的加点が多いです。
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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