半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『華麗なるギャツビー』を観ました。

2014-05-06 05:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 宮殿のような豪邸に暮らす、謎めいた男がいる。彼の名は、ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)。どこから来たのか? どうやって大富豪になったのか? 仕事は何をしているのか? いったい何のために、毎夜のように豪華絢爛なパーティーを開くのか? 誰一人その答えを知らない。
「真実を話そう」と、ギャツビーは隣人のニック(トビー・マグワイア)に、自らの生い立ちを打ち明ける。裕福な名家に生まれ、ヨーロッパで宝石や名画に囲まれた贅沢な暮らしを送った。戦争では数々の勲章を受けて英雄となり、両親が亡くなった今は天涯孤独の身……。出来すぎた話に、「彼は何かを隠している」と直感するニック。やがて、耳を疑う噂と危険な人脈、そして上流社会の女性との禁じられた恋が、少しずつギャツビーの華麗な仮面をはがしていく。
ギャツビーがこの街にやって来た、本当の目的は?
果たして、彼が人生のすべてをかけた〈秘密〉とは―?
公式サイトより)

 最初に懺悔しますと、この作品、冒頭から居眠りこいてしまいまして、終盤からやっと鑑賞できてる状況でした。
で、その終盤が面白い展開だったんで、最初から見返してみましたが、この(邪道な)観方は、結果的に更に面白かったという感想です
というのは、最初、歳をくったニックが忘れなれない男・ギャツビーを回想するという始まり方であり、最後も、ニックがその歳になって、ギャツビーを想っているシーンで終わるので、なんか物語が繋がって理解できちゃうんですよね
で、そのギャツビーですが、とにかく億万長者のようで、毎日、セレブがパーティしにやってきます
酒をかっくらい、男女乱れまくり、花火あり、プールあり・・・何でもありなんですが、当のギャツビーは何か不思議・・・
彼はなんでそんな立場なのか・・・というよか、彼の目的が何なのか・・・
・・・これが、哀しいまでの一途な心であり、過去への執着であるというのが、痛いほど終盤伝わりますね。
ただただ、「イタい」という風に処理できないです。だって、カワイイところあるし(最初のデイジーとの再会(お茶会)シーンなんて)男気もあるし、決して悪い男じゃないんです
とにかく、彼にとって、デイジーは人生を捧げるに値するべき、輝く女性だったワケですし、気持ち、理解できますもん
ただ、やっぱり、「時」は動いているんですよね・・・哀しいかな
その「時」にデイジーも(ギャツビーがいない)人生を歩んでいるワケだし・・・
彼女が旦那と色々あったこともあって、昔の彼(ギャツビー)に惹かれるのも分かるし・・・
旦那の前で選択を迫られるシーンは観てて辛かったなぁ・・・ギャツビーもデイジーも
その後の話は、意外な事態に発展し、最後は悲しい結末になりましたが、やはり、最初と最後に出てくる、ニックが目撃するギャツビーのシーン(桟橋で彼方のデイジーを思い、手を差し伸べる・・・)が、彼の人生の全てだったんでしょう。
ちゅうことで、3D作品と後で気づきましたが、まあ確かにあのパーティは3D映えするのかな・・・で70点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 柱のキズは迫ってる・・・ | トップ | 『映画クレヨンしんちゃん ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

えいがかんしょうの部屋」カテゴリの最新記事