谷藤綾香のテューバ日記

岩手県在住のテューバ奏者、谷藤綾香の演奏活動についてです。

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宮川暉雄先生の退官記念パーティー

2013年03月28日 23時48分57秒 | 音楽

先日、宮川暉雄先生の退官記念パーティーに参加しました。
宮川先生は大学のときの先生で、私の尊敬する大大大師匠です。
先生が大学をご退任されるなんて、月日の流れは本当に早いな…。

宮川先生は当時と全くお変わりなく、お元気です!
やさしい雰囲気もそのままで、ホッとしました。

会の中では、僭越ながらスピーチまでさせていただきました。
スピーチの台本を書きながら、先生に教えていただいたことを改めて振り返ってみました。

大学時代の先生のレッスンは以下の流れで行っていました。
・エビのメソード(絶版)
・コプラッシュ → 1回のレッスンで2曲ずつ。2周目はF管で。3周目は再びB管で受けました。
・ブラゼヴィッチ
・ボルドーニ
・ソロの曲、オケスタ
当たり前ですが、1時間半~2時間のレッスン吹きっぱなし。
毎週、さらっていくのだけで大変だったなぁ。
今思っても、かなりハード…。
先生のおかげで、持久力がかなりつきました!

入学当初、音が小さかった私。
ブレスについて、親身に考えてくださった先生。
どのようなフレーズで、どのようにブレスをとるか、時間をかけて検討してくださいました。

入学してすぐに、テューバもろくに吹けない私にアンサンブルの楽しさを教えてくださったのも先生です。
ちょうど、1・2年の金管に女の子がそろって、金五が組める!ということで、“日芸レディース金管アンサンブル”という金管五重奏を結成してくださいました。
このメンバーで小学校や教会で演奏させていただきました。
この経験が、アンサンブルの楽しさを知るきっかけになり、充実した大学生活になりました。

また、岩手のド田舎から上京した私を、娘のように(?)気にかけてくださいました。
手料理をふるまってくださったり、食料を差し入れてくださったり。
思い出のたくさん詰まった、サイトウキネンオーケストラのツアーかばんを頂戴したり。

先生は、私が迷っている時に、必ずかけてくださった言葉があります。
「人生ダメで元々。上手く行けばラッキーだし、失敗しても次に頑張ればいい。但し、期待はしない。落ち込むから。何でもやってみなさい。」
この言葉と、永濱先生が卒業のときにかけてくださった言葉、
「上手くなりたければ、たくさんの火の粉を浴びなさい。」
を思い出し、結構無謀なことに挑戦してきました。
まだまだ、何もできない私ですが、テュービストとして一人立ちできるよう、丁寧に育ててくださった先生に心から感謝申し上げます。


今回のパーティーは、現役の学生さんたちが催してくれました。
若いのに凄いな。
私が学生だったら絶対できなかった…。
偉いっ!
良い大人になれるよ!!!
本当にありがとうございます。


宮川先生と私の大切な先輩、Oさん。
お二人がいなければ、絶対に今の仕事はできませんでした。
感謝!


“日芸レディース金管アンサンブル”“金管五重奏団クリスタル”メンバーのAちゃんとMちゃん。
結構無謀なことを一緒にやったね。
青森・岩手・東京で演奏会とか。
みんなといると常にアドレナリン出っ放しで、練習も本番も超たのしかった♪
今、思うと、当時の私の実力でどうやってボザのソナチネとか吹いていたんだろう…。
若さゆえですな。
金五のボザやります!って先生に言ったら、目が点になっていました。
もうひとりのAちゃん、Oくん、元気ですかぁ。
会いたいな。


先生は、吹奏楽の授業も持っていたため、テューバ以外の方もたくさん来ていました。
写真は最悪な性格だった私を救ってくれた大切な同級生。
みんなのおかげで、今、何とか人間として生活できています。
忙しそうに働いていたSくんや、久しぶりに会ったFくんと写真が撮れず残念。

Oちゃん、私のネックレスどうですかぁ?ちゃんとつけられてますか?

ここからは、スナップ。

3つ下の後輩、新潟出身の広島くん。
私が両足骨折の際、楽器を運んでくれたり、私を運んでくれたり、家まで車いすを押してくれたり。
本当に優しいです。
恐縮です。


あ!Sくん映ってた!
Sくんは何でもできる超超超デキる男。
数々の楽器を演奏できるし、何より、事務作業がつつがない。
音楽家であそこまでできる人はなかなかいないと思う。
尊敬します!


ダブルAさん。
右のAさんは、日芸出身ではないのですが、楽器屋さんとしていらしていました。
仙台の楽器屋さんでお勤めだった頃、かなり、かなりお世話になりました。
一緒に演奏させていただいたこともありましたね。
左のAちゃんはユーフォの1つ下の後輩。
音楽性がとっても豊かで、演奏を聴くのが大好きでした。

2人は苗字が同じで、それぞれとお会いすると、それぞれを勝手に結びつけていたので、こうして2ショットをとれたのが超うれしかったです。
…許可をとらなかったので、ダメだったら消すので言ってくださいね。

カメラを、クリスタルの2人に預けたところ、こんな写真が入っていました。












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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2017-05-20 09:50:31
牛上先輩>家中先輩>宮川先生と検索してここにたどり着きました。レッスンの教本タイトル懐かしい!
ありがとうございます! (谷藤)
2018-03-01 04:25:11
はじめまして。谷藤綾香と申します。

コメントが遅くなり、本当に本当に申し訳ありませんでした。

まあ!日芸の先輩さまでしょうか???
とっっってもうれしいです!

宮川先生や、やさしい先輩方のおかげで、今、こうしてテューバを吹き続けることができています。
大学時代には、全く気が付きませんでしたが、本当に良い環境で勉強できたことをかみ締めております。

エビ、なんでなくなってしまったのでしょうか…。
あんな教本がまた出てくれるとテューバ奏者のためになると思うのですが…。

岩手県にいらっしゃる際には是非、ご連絡くださいませ。

どうぞご自愛くださいませ。