只今、東京からの帰りです。
今回も、盛りだくさんでした。
今回のＨさんとのピアノとの合わせは、ボザのコンチェルティーノとヴォーン＝ウィリアムスのテューバコンチェルトでした。
テューバに関わりがある方なら誰でもヴォーン＝ウィリアムスのことはご存じでしょう。
この曲は、特にもみなさんそれぞれのこだわりがあり、意外といろいろな演奏が聴けますね。
私自身、４人の方にレッスンを受けたことがあり、１０人以上のピアニスト・オルガニストと共演しております。
…恥ずかしながら…オケとも一度…。
この曲、その時持っている力や、心境によって、やりたいこと、テンポ、見える色も違います。
今回は、３年ぶりに演奏しています。
今回ほど、色々なことが全く違って見えたのは初めてです。
思い浮かぶ風景が違うんです。
若い頃思っていた以上に、たくさんの色を使わないと表現できません。
とくに一楽章はまっっったく違う曲みたい。
さらい初めて１２年目で、やっとみなさんと同じ位の目線に立てたかしら？
カメの歩みよりも、成長が遅い谷藤です。
これは軽いグチなので読み飛ばしていただいて良いです…。
ピアノ伴奏譜、オケと違い過ぎませんか？？？
ダイナミクス・アーティキュレーション・タイが違うのもイヤなのですが、メロディーラインまで違うのはどうなんでしょう？
ピアノは不可能な箇所があるし。
普段演奏するときは、足したり引いたりしているのですが、今回それはできない…。
他の楽器コンチェルトのピアノ譜みたいに、「○○版の方が弾きやすいよね。」的な会話をしたいです。
誰か作ってくれないかな。
版権の問題とかで無理なんだろうな。
あと２０年(？)経ってまだ演奏していたら、私とＨさんでアレンジしたいですww。
