あやあゆワーキングホリデー!

2008年10月、オーストラリアへ出発☆

ブリスベン入院事件

2009年05月12日 | あやあゆラウンド☆
あやあゆは今日も珍事を巻き起こしながら、オーストラリア東海岸を北上中

そんなあやあゆには、記念すべきワーホリ初のバッパーで出会った日本人の
女の子、ユミちゃんというお友達がいるのです!

かれこれもう7か月前になりますね。ええ。
マンリーで初めてバックパッカーに泊まったあやあゆの前にあらわれた
可愛らしい女の子。それがユミちゃんでありました!

マンリーにはサーフィンを習いにやってきたという彼女は
「あやさん あゆみさ~ん!」といつも元気いっぱい笑顔全開の女の子でした。
出会って1、2ヶ月後ぐらいには日本に一時帰国してたんだけど、
またオーストラリアに戻ってきてブリスベンに住んでいるらしいという情報は
手に入れていたあやあゆ。

東海岸北上中。
サーファーズパラダイスのちょこっと上にはブリスベンがあるじゃないですか

ブリスベン自体にはあんまり興味はないけれど
(ブリスベン好きなひとすんません)
ユミちゃんに会うために、ちょっと立ち寄ってみるのもよいのでは!?

連絡をしてみたところ「もちろん来て下さい~!」と快諾してくれたユミちゃん
あいかわらず可愛いのぅ!早く会いたいのぅ
しかも彼氏とお友達のオージーと3人で住んでるお家に泊めてまでくれるとな

そんなわけでちゃっかり再会のお約束をとりつけたあやあゆ、
鼻息を荒げてブリスベンに2泊3日予定で到着


到着。したんですが。。。。

そこにユミちゃんの彼・パトさんから連絡があり

ユミちゃん なんとその日の朝に謎の腹痛に見舞われ
病院へ緊急輸送~~~!!!

ええええええーーーーっっ!
前日に電話でしゃべった時は元気いっぱいだったのにー!

代わりにあやあゆを迎えに来てくれた初対面のパトさんも、
ユミちゃんのことが心配なのでありましょう、顔色悪し。。。

あや:「あぁ、なんとまぁタイミング悪いところに来ちゃったね・・・」
あゆ:「ゆみちゃんパトさんごめん・・・
てか うちらの到着日に突然なんて、これって、これって。。。」

あやあゆ:
「あやあゆ珍事の祟りがユミちゃんにまで及んだのでは


・・・・
友達をも病気においやる、あやあゆ珍事力恐るべし。
ユミちゃん、巻き込んでほんとにごめんよぉ~~~!!


とりあえずユミちゃん宅におじゃまし、ユミちゃんの帰りを待つあやあゆ。
でも、夕方になっても夜になってもユミちゃんは帰ってこず、結局入院に。。。

ユミちゃーん。。。 と恋しがるあやあゆの横に、妙な至近距離で
同居人のオージーだというマットさんが横に座ってきた。

かと思うと、我らの心配な空気を無視し
「僕はマイケルジャクソンが大好きなんだ」
とずらーり並んだコレクションを見せられたり、
「ジャパニーズガール ナンバーワーン! チョーカワイーイ」
とささやかれたり、
「きれいな髪だねー」と背中を そそそ とさわられたり、

あや:「この方さわやかだけど なんか変ね」
あゆ:「てか距離近いんですけど。
    マイケルジャクソンこんなに好きな方みたことないわ」

ここであやあゆ、ユミちゃんのお友達に失礼はいかんと思いつつも
マットさんに不審者扱い開始。

ええ。もちろん彼のわからない日本語で
「気持ち悪い」を連発したことは言うまでもありません



翌日。

午前中にやっとユミちゃんのお見舞いに行けることになったあやあゆ。
あぁ病床でも、やっとユミちゃんに会えるよー!
車に乗り込むパトさん、あやあゆ、お友達のセバスチャン、
そして運転マットさん。

すると。
バイーン! (すぐ止まる)
ギュイーン!(またすぐ止まる)
キュキューン!(やっぱりまたすぐ止まる)

あや:何この運転・・・
あゆ:なんで混んでる道で無駄にとばしてはブレーキ踏むかな・・・

はっ!そうや昨日「僕 車好きなんだ~♪」とかいってたわ。
明らかに走り屋を気取って、ジャパニーズガールにキャーと言わせてやったぜ的な
ほくそえみを浮かべているマット。

うっとおしい~
走り屋気取っても足元がハーフパンツにハンパ丈白ソックスなんだよっっ!
しかも昨日散髪しちゃったせいで少ない髪の毛が
更にさみしくなっちゃってんだよっっ!
きづけばBGMはマイケルジャクソン。
ここであやあゆ、マットのカテゴリーを変なやつ扱いに決定。

そして気づくのである。「変人奇人に出会うのもこの旅の運命・・・」

日本語でまたまたさんざん悪口を(本人の前で)たたきつつ
ユミちゃんのもとへと走るわれら。

やっと会えたユミちゃんは・・・
点滴につながれて、つらそうに寝ておられました・・・・

うえーーーん!!!!!
ユミちゃんはそれでも笑顔で「会えてうれしい~」と言ってくれます。。。
なんっっつーーええ子なんやあんたは!!!!
どうやら土日ということもあり、病院の対応も遅く検査も何個もあったりで、
なかなかストレスのかかる環境におかれてしまっているよう。。。
ううっ見てられないよう

でも看護婦さんが明るく、
「今日のランチを食べて、おなかの痛みが治まったら帰れるからね」
と言っていたので、今日の夜こそおうちでゆっくり会えるかも!
とかすかな期待を胸にシティ観光にでかけることにしたあやあゆ。

ぶらりシティを一周し、
「もうユミちゃん帰ってるかなぁ」とおうちに戻ってみると。

パトさんから「ユミはもう一泊入院することになった」
と言われてしまいました・・・・!!!!

OH MY GOD!
なんてこったい!
うちらの珍事の呪いがこんなに強力だったとは・・・!!


しかもそんなうちらのショックな雰囲気を全く無視して
「彼氏いるの?」とか聞いてくる変人マット。
うっとーしーから早よ寝れ!!!!

すっかり元気をなくしたあやあゆは、マットにも色んな元気を吸い取られ
リビング居候の分際で、
「はよごはん食べにでかけてくれ」
「もー今日は朝まで遊んで帰ってこんでくれ」
またも(本人の前で)日本語で暴言をたたきつつ、
枕を涙で濡らしながら床につくのでありました。


そしてブリスベン最終日。
今日は2時発のバスで次の土地 ヌーサに向かわなくてはいけましぇん。
午前中、ユミちゃん帰ってくるかなぁと期待していたあやあゆ。

朝から仕事にでかけたパトさんから、11時頃に電話があり
「ユミがあともう少しで帰ってくるよ」という連絡が!!!!

神様!ありがとう!
一気にテンションがあがり、
ユミちゃんが帰ってくるまで待つことにしたはいいけれど・・・

30分、1時間、待てど暮らせどユミちゃんは帰って来ません。

さすがに1時を過ぎようとしていたその時。
あや「もうバス間に合わなくなっちゃうね・・・」
あゆ「そうだね・・・残念だけどもうバス停に向かったほうがいいね・・・」

と、重いバックパックを背負い、ユミちゃんのおうちに「ありがとう」を言って
ドアをくぐり抜けたその瞬間。


バタバタバタ~~~~っっ!!!


足音が聞こえたかと思うと。

「あやさん!あゆみさ~~~~~~~~~~~~ん!!!!」


ぎゃーーーーーーー!!!!!
ユミちゃんだ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!

なんてミラクル!
1分遅かったらもう会えてなかったタイミング!
しかも結構元気そう!

お友達セバスチャン(いいひと)が車でユミちゃんを家まで
送ってくれたのだとか。
マットと違ってやるね!セバスチャン!イエイ!

とにもかくにもすごいタイミングで再会できたことに興奮し、
とりあえず記念写真撮り、
親切なセバスチャンの協力もあり、
バスが出るまでユミちゃんとしばしガールズトークタイムを
設けることができました。

ユミちゃんはパトさんともとっても幸せそうで、
相変わらずとってもいい子で、可愛くて、
姉御二人はもう微笑ましいやら感激やらで
「そうなんや~ そうか~ そうか~」と孫に会ったばばぁのように
もう言葉になりません。

おまけに、バスが出るぎりぎりまで、
あやあゆがバスに乗り込んだあとにもちゃんとバスの外で待ってくれていて、
「なんてええ子なんや・・・・嫁にきてくれ」
とあやあゆ共に涙がちょちょぎれたことは言うまでもありません

あやあゆの珍事に巻き込んでしまったことは本当に申し訳ないけれど
再会できて本当にHAPPYでした!
ゆみちゃん、またいつか元気いっぱいなときに会おうね!

そして第2の犠牲者を出さないことを祈りつつ、次の目的地に向かう
あやあゆなのでありました

金持ちとの遭遇

2009年05月04日 | あやあゆラウンド☆

あやあゆは今日も元気にラウンド中

ついにニューサウスウェールズ州を抜け、クイーンズランド州にやってまいりました!

あやあゆ、クイーンズランド上陸!

 

かの有名なゴールドコーストの中心地、
サーファーズパラダイスでバスを降り、開放的な雰囲気に完全ノックアウト。
期待をしていなかっただけに、あやあゆ しばしビーチの美しさに放心。

ふわふわの白砂に足が埋もれていく感を楽しんだり、
手に取った砂を風にのせてさらさらさらーっと流してみたり。

そんなこともさらっとできちゃうのさ、サーファーズパラダイス!
サーファーほとんどいないけど!

というわけで、1泊だけのつもりが即数日滞在にプラン変更

 

そして滞在先のバッパーで、またもや珍事が起こるのでした

 

~滞在1日目~

バッパーのドミトリーには、日本人の女の子、ベルギー人の男の子、フランス人の男の子の
3人組が先に泊まっていた。

フランス人の男の子は、うちらのことを見た瞬間、

「ジャパニーズ!!!!オハヨウスミマセン!!!ヤッターーーーーーー!!!!!

と、カタコトの日本語をマシンガンのように連発し、絶叫し、
異様に細い手足を自由自在に動かしながら、昆虫のような動きで部屋じゅうを駆け巡りだした!!!!

 

ここであやあゆ、あっけにとられる。


「芸人か!?」と思えるほどのハイテンションでひたすら奇怪な言葉を発しつつ動き回る彼。


ここであやあゆ、ちょっとツボ入る。



連れの日本人の女の子が「彼はすごいセレブなんですよ」というので 詳細を聞いてみると、

なんとgoogleで名前を入れて検索すれば、
母国フランスのメディアが彼を取り上げている記事がずらずらずら~~~っと出てくるセレブぶり。

よくよく話をきけば、なんと、泣く子も黙る某超絶有名大企業の重役様の御曹司だとか。

そんなセレブに会ったことございませんわ!


ここであやあゆ、ちょっとビビる。

 

~滞在2日目~

夕方バッパーに戻ってくると、セレブご一行が
「これからドライブに行くけど一緒にどう?」 とのこと。
ちょうどシティに用事があったので、じゃぁシティまでだけ乗せてもらおうと便乗すると。。。

なんとそこには オーストラリア高級車HOLDENの黒光りオープンカーが~

えぇー!オープンカーとか乗ったことないよ~!
 乗り込むやいなや爆音でMUSICを流し、奇声をあげてぶっとばしながら
夕日のサーファーズパラダイスを走るオープンカー
映画ですか

ここであやあゆ、浮かれてプランを即変更。
用事は明日にまわしてドライブ参加~ オープンカーって意外に気持ちいいのねイェイイェイ


しかし、ノリノリだったのは最初の小一時間ほどだけだった。
いかんせんゆるゆるなので、最小限のエネルギーしか持ち合わせていないあやあゆ。
ナゾの外人の芸人ばりテンションに数時間お付き合いするのは、
富士山登頂並みのエネルギーを要する 重労働だった。

ここであやあゆ、
「やばい。適度に距離をおかないと私たち 過労死する」 と危機を感じる。

 

~滞在3日目~

セレブに 「2人は僕が招待するから一緒にテーマパークに行こう!」と お誘いを受ける。
1日ご一緒して生命力が持つか若干不安を感じつつ、タダという言葉にまんまとつられ、
5人でMovie Worldという、オーストラリア版USJみたいなところへGO~

行く前は「別にオーストラリアでテーマパークとか求めてないよね」なんて
冷めたコメントを吐いていたあやあゆ、ついたとたん
「きゃー!!!遊園地ー!!!ジェットコースター!! あれ乗りたいこれ乗りたい!!!」

と大騒ぎ。 結局は行けばどこでも喜ぶのである。


久しぶりの絶叫系や テーマパークの独特のうきうき感にうかれていたのもつかのま。
だんだんと
「なんか乗り物、どれも短いよね」
「なんか店にBGMがないね」 「音楽ないとドリーム感ないよね」

と、オージー的テーマパークのツメの甘さに気づきはじめる。

横をみればセレブ様はごきげんななめ! あらまっ
観たかったパレードまでお待ち頂けるよう、帰りたがるセレブをなだめつつパレードの開始を待つと・・・

あのー そのパレード。
日本の田舎の地域起こし祭りですか???

しょしょしょ、しょぼい!! ある意味コント 
えーっっっ そんなんでワーナーブラザーズが許すのかな

てかセレブ様は完全に「帰りたいモード」!
ええ、ええ。そうですよね。こんなコントもどきのパレードじゃご機嫌も悪くなっちゃいますよね!!!

そしてバッパーに無事辿り着き、生命力はあとわずかのあやあゆのことなど気にもかけず
相変わらずハイテンションではしゃぎつづけるセレブ様。

ディナーにもお誘いいただいて、もう生命力など残っておらぬ!と断るところだったけど
サーファーズパラダイスの中心にあるハードロックカフェでのディナーという言葉に
またもやまんまとつられて、ディナーも一緒にいくことに。

しかし。

しかぁーーーーーし!!!!!

 

セレブご一行はいつまでたってもディナーに出かける気配なし。
はしゃぎつづけるセレブ様。 

いやね、一人ではしゃいでくれるなら別にいいんだけど
いちいち絡んでくるところがだんだん本気でうざくなってくるんですよ。

時間は刻々とすぎ、あやあゆの気力も刻々と底をつき始め、

「ねえ 行かないんならもうごはん自分たちで食べようや」
「てか うるさいからマジ黙ってほしい」

と、日本語で悪態をつき始める始末。

「もう9時過ぎたよ・・・こっからごはんとか無理~」
「もう行きたくない~」

とか言ってるうちにバッパーで開催されるクラブナイトのお誘いを受けたセレブ様。
ディナーの予定は急遽変更。

あれよあれよと車に積み込まれ、向かった先は・・・・・マクドナルド!!!!!

「10時からクラブナイトに行くから、20分で戻るからね」
さらっと言い放つセレブ様。

ここであやあゆ、 ブチ切れる。

金持ちというものは、人に合わせるとか人の気持ちをくむとか
そーゆーデリケートな心は持ってないんすか!? どんだけマイペースやねん!!

切れつつマクドナルドはいやだったので、トルコ料理屋でテイクウェイのピザもどきを買って
外で食べようとしたところ、
「もう帰るから早く車乗れ」 との仰せ。

無言で車に乗ってバッパーに帰り、部屋に引きこもって冷めたピザもどきをほおばったあやあゆ。
そんな我らになぐさめてくれたのは日本のお笑いDVDでした。
あぁラーメンズ、ありがとう。 
日本で役立つとっさの一言は、金持ちに疲れたときにも とっさに役立つようです。


~滞在4日目~

今日は待ちにまったスカイダイビングの日!
毎日アクティビティ三昧のセレブ様が あやあゆに、スカイダイビングの良さをねりねりとしゃべり、
人生一度はやっとけとさんざん勧め、 セレブ割引で破格の100ドルでできることになっていたのだ

空飛べる
この長いゴールドコーストを空から見れる
しかも100ドルなんてこんなチャンス2度とない

このスカイダイビングのために、どんなうざい時もぐっとがまんして、忍耐強い猛獣使いのように
セレブのお相手をしていたといっても過言ではない。

 

しかし。
すぃぃぃーーーかーーーしーーーー!!!

はやる心を抑えつつ街を散歩していたあやあゆに1本の電話。

「天候悪いから今日のスカイダイビング中止」

中止・・・・・・

中止・・・・・・

ちゅうし・・・・・・・    (エコー・・・・・)


えぇぇぇぇぇ・・・・・
空、晴れてるよ? 風ちょっぴり吹いてるけど、 天気いいよ???


呆然としつつどうしてもあきらめきれず、 なんとか今日でも明日でも飛べる方法はないのか
セレブ様に懇願してみたあやあゆ。
しかしセレブ様はあっさりと
「今日はムリね。 明日は予約いっぱいでムリね。 ドンマイ、that's life」

と今にも泣きそうなあやあゆにさらり、言い放った。

 

サーファーズパラダイスの中心で、
「スカイダイビングできないなら
 お前なんて用無しじゃーーーー!!!!!

と叫んだことは言うまでもない。

あやあゆの忍耐 ここで終了。
さようならセレブ。

 

さっ、うざいセレブともバイバイして、次の土地に移ろうぞよ、あゆちん

そうやね、あやちん


お金がなくても 自由がいちばん



律儀に、滞在する町ごとに珍事を起こし、次の街へと移るあやあゆなのでした。