粟やん日記

何気ない事を書いていこうと思います。主に台湾の言葉の勉強について書いていこうと思います。

ピンイン「e」系統の発音について

2016-07-30 03:21:30 | 日記
今日は仕事明けに、少し寝て読みかけていた本の残りを読み終えた後、ピンインの音節表の発声練習をしていました。

先生には「e」の発音は一応及第点は頂きましたが、やはりなるべく正確に発音したい私。こういう部分が、日本人特有の職人気質、または地元の方言でいう「じょっぱり(意地っ張り、頑固者)」でしょうか(笑)。

「en」系統や「eng」系統は何となく模範音声通りに発音出来るのですが、何故か「e」系統は模範とは微妙に自分の発音が違って聞こえます。「e」系統の方が発音が簡単なはずなのに、何でだろうと思っていました。

個人的に、「e」系統は、微妙に日本語の「ウ」が混じって聞こえていました。「ウ」が聞こえた後に、ピンインの「e」が聞こえるのです。多分「en」系統や「eng」系統に比べて発音の際に口や舌の動きが忙しくないため、どうしても音が間延びしてしまうのだと思います。だから間延びする分、「ウ」が混じって聞こえてしまうのだと推測しました。

試しに例えば「de」を発音する際に、「d」の部分をほんの少し口の開きを小さくして、「e」に移るまでに少し口を開き、最終的に「e」系統本来の口の大きさになるようにしてみました。

また、「d」から「e」に移る際に微妙に発声の息を上から下に移すようなイメージもしました。

すると、前に比べ模範音声に近い音を、自分が発音出来ているような気がしてきました。

苦手にしていた「re」も、前に比べ模範音声に近く、そして自然に発音出来たように思えました。

ただ、気を付けなければならないのは、先生も言っていたのですが、自己判断しない事。自己学習する事は大切ですが、きちんとネイティブの人に聞いてもらって、正しく発音出来ているか確認してもらう事が大切です。

なので、次の授業の時に、きちんと先生に確認してもらおうと思います。

言語学習の面白いところは、聴覚、視覚、思考力など、様々な機能を駆使して学習出来る事。また、それぞれの学習方法を模索し、実践出来る事。私の場合は、口の開きや口内での息の調整など、自分なりに考えながら学習していく事が楽しみの一つになっているので、その楽しみを学習意欲の糧にしています。

子どもは自然に言語を吸収出来ます。一方大人は自分が今まで培ってきた経験を基にしたり、様々な方面から考えて学習出来たりする所が、強みだと思っています。

その分、独りよがりの学習になり、間違えた発音などにならないよう気をつけなければなりませんが。

楽しみながら学習出来る事が、一番だと思います。

粟やん

ピンイン

2016-07-27 17:57:53 | 日記
今日、台湾華語の教室に行き、ピンインの音節を先生と確認しました。

授業のない日でも、家でひたすらピンインの発声練習をしていたので、2時間でほぼ全てのピンインの発音の合格点を頂きました。

ただ、やはり「e」の列が苦手です。特に「de」「te」「re」は、発声の際に舌の動きが大きいので、舌をどこに位置させればいいのか分からなくなります。先生にはよく「舌がそってる」「舌の根元が盛り上がっている」と指摘されます。

「de」「te」「re」は、「d」「t」「r」の時は舌はそっている状態でも良いのですが、「e」を発声する時になると、舌が降りていなければなりません。

先生にはよく「『ke』を発声する際の舌の位置を思い出して」と言われます。なぜなら「ke」は舌の動きがあまりない為、他のピンインを発声する際の参考にしやすいからです。

ひたすら練習あるのみです。

また、ピンインには表記と実際の発音には所々矛盾が生じる部分があります。(注音符号にもあるようですが、注音符号の方が表記と発音の矛盾は少ないようです。)

中国語の発音を、英語のアルファベットの表記に当てはめたのがピンインですから、当然矛盾点は生じますよね。

例えば、「ri」「zi」「ci」「si」は、そのまま読むと「リー」「ジー」「チー」「シー」となりそうですが、実際は違います。

それぞれ「イー」「ズー」「ツー」「スー」と聞こえます。

さらに、上歯茎に舌先を当て、降ろすと同時に息を吐きだす(「zh」「ch」「sh」「r」系)や、上の歯と下の歯を閉じた状態に、舌の先端を押し当てる(「z」「c」「s」系)など、日本語にはない動きが多くあるので、慣れないうちは舌や口が痛くなります。

この他、「miu」→「ミオウ」、「pian」→「ピエン」、「dui」→「ドゥウェイ」、「lun」→「ルエン」など、表記と発音が微妙に異なるものが数多くあります。

大変かもしれませんが、その分上手く発音出来た時の喜びも大きいので、喜びを糧に、頑張る事が出来ます。

ところで、8月に台湾に旅行する事になりました。

南の方に行く予定です。

旅行前までに、もっと練習して、最低限ガイドブックを見ながら現地の人と会話出来ればいいなと思っています。

粟やん


注音符号の暗記

2016-07-11 19:38:25 | 日記
ピンインで何とか発音出来るようになりつつある中、台湾に行くことを考え、注音符号も覚えようとしています。

この注音符号、覚えるのが難しいですね。

初学者にとっては、この注音符号が難しくて、あきらめてしまう人もいるみたいです。

だから、ピンインでとりあえず発音できるようにして、余裕が出来たら注音符号も覚える方がいいらしいです。

昔から、丸暗記が苦手な私。なので、出来るだけ記憶は関連付けで覚えるようにしてきました。

関連付けする記憶とは、例えば豊臣秀吉は織田信長の部下だったから、明智光秀を征伐したなど、出来事や事項の原因や理由を考えて覚える方法です。

しかし、この注音符号。関連付けすべき文字がなく、ピンインとも綴りがかなり異なるので、中々覚えられません。

そこで、そういった丸暗記が難しい場合は、印象付けする記憶で、無理矢理覚えてきました。

印象付けする記憶とは、例えば英単語を覚える場合、bury=「埋める」だから、バイオハザードの登場人物のバリーが何かを埋めている場面を想定。pond=「池」だから、池に何かを『ポン』と投げる場面を想定。など、視覚的な認知を介在して、2つの概念を関連付ける試みです。

今回の注音符号の記憶でも、それを駆使しようと思います。

本来は、注音符号の作りと、発音の関連性を吟味した上で、覚えるべきでしょう。

注音符号を覚えたいと考えたのも、出来るだけ台湾人の言語学習の過程や、言語観を尊重しようと思ったからなので、このやり方は少々邪道かもしれません。

元々注音符号とは、台湾では幼稚園や小学校くらいで学ぶらしいので、比較的丸暗記の要素が強いです。幼少期に比べ丸暗記が苦手になる大人の場合は、覚えるのには時間がかかるかもしれません。

しかし、勉強時間が限られている中、ゆっくりは覚えていられません。

具体的には、注音符号「ㄍ」=ピンイン「g」なのですが、ㄍは、鳥の口ばしに似ているので、鳥が大きな口を開けて、「ガー」と鳴いているから「ㄍ」=「g」となるや、「ㄖ」=「r」だと、ㄖは「日本」の「日」に似てるな、そういえば日本って、ピンインで「ri ben」って表記したな、だから「ㄖ」=「r」だ、などです。

人にはそれぞれの覚え方があると思うので、自分にあった記憶方法を模索していきたいですね。

粟やん


声調、音節の勉強

2016-07-06 19:30:54 | 日記
今日は、教室に行って声調と音節の勉強をしました。

声調は、日本人は二声と三声が苦手みたいですが、私は特に二声が苦手みたいです。

二声は声を低い所から一気に引き上げるのですが(イメージとしては、0から100に一気に引き上げる)、これが難しいです。

なぜか、二声を発声する場合、舌がそり上がってしまうみたいです笑

何度も練習し、そういう部分は直していきたいです。

音節も少し教室で勉強しましたが、所々日本語には無い発音部分があるので、そういう部分はやはり苦労します。

特に「r」の発音が難しかったです。

日本の「ら行」は、「l(エル)」に近いらしく、こちらは舌を上の歯につけて発音します。

しかし、「r」は、舌の先端を口蓋に立たせ、それを降ろすみたいです。

言葉では理解しても、いざ実際に実践してみると、中々うまくいきません。

普段使わない舌の動きをすると、舌をどう動かせば良いかわからなくなったり、舌がどこにあるのかが分からなくなったりします。(私個人の感想です。)

何回も練習し、漸く先生に発音出来てると言われた時は、嬉しかったです。

また、「e」の発音も難しいです。これは、口を日本語の「イ」の形にし、日本語の「ア」と発音します。

なんとなく、「ア」と「オ」の音が混ざっているが、どちらかというと「ア」に近い、というなんとも不思議な音が出ます。(私個人の感想です。)

そして、「r」と「e」が組み合わされた「re」は、日本語だと「レア」と「ラア」を組み合わせているけど、どちらかというと「レア」に近いというまた不思議な音です。(私個人の意見です。)

さらに、「zi」「ci」「si」ですが、日本人的な感覚だと、それぞれ「ジー」「チー」「シー」と発音してしまいそうですが、実際は違います。

それぞれ「ズー」「ツー」「スー」と呼びます。先生が言うには、アルファベットの限界らしいです。

「zi」は空気を出さずに、発声前に「ッ」を入れて喉からの空気を一回止めるような感じで発声し、「ci」は空気を出しながら発声します。

なんとなく分かるようですが、実際に声に出してみると難しいです。

でも、日本語に無い音を発音出来たり、区別のつきにくかった音を、舌や唇の動きの違いで区別出来るようになったりすると、面白くなります。

少しずつ身についてる感じがし、嬉しくなるので、これからももっと練習や勉強をしていきたいと思います。

粟やん