京都のバイクショップ 淡路二輪商会のブログ

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Honda マグナ250 修理 ”エンジン始動不良”

2012-12-21 10:38:57 | 修理、整備

ホンダ マグナ250 が ”出先にて エンジンがかからなくなった。”と修理依頼がありました。

車両を引き揚げ みてみると

セルスターターボタンをおしても バッテリーに容量がなく セルモーターをまわせない感じだった。

ブースターをつなげて セルボタンを押すと セルモーターがまわり エンジンは難なく始動。

ただ ここで テスターをあててみると エンジンからのバッテリーに発電電圧が規定電圧以下であった。

ACジェネレーターからは しっかり電圧があること 配線などの導通もあったので

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レギュレートレクチファイアー(発電電力 交流から直流 充電圧の制御) の異常と判断。

新しい部品に

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今 現在 新しい部品は 上の写真 左のように 進化 冷却フィンがつき 右のもともとのタイプより 熱に対して 強く 故障も格段に少なくなっています。

右の古いタイプは 基盤固めてあるゴムの部分に亀裂など 金属部分とに隙間など出てくる場合も

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バッテリーも新しくし 部品交換後 バッテリーにかかる 充電圧も 規定範囲内になったことを確認 修理完了となりました。

十年以上くらい前の車両に乗られているなら レギュレータのタイプ 確認しておいてもいいと思います。 写真の古いタイプだと 新しいタイプに交換しておけば 出先での急なトラブル防止に

ちなみに このホンダ車の新しいタイプの

レギュレータ 品番31600-MV4-010  定価 6,887円(税込)

価格も そんなに高くはありません。

(5年くらい前は たしか 5,250円(税込)だったと思うのですが ホンダ純正部品は 5年前にくらべて その他も 全般的に2,3割値上がりしてる感じです。部品代は すでに余裕で物価上昇率。)

※ レギュレータは メーカー 車種 年式により タイプも異なります。