京都のバイクショップ 淡路二輪商会のブログ

バイクについての 整備、修理、情報、製品、イベント体験などを 書いております。 

木の板を活用したリフトアップ

2010-05-27 16:31:31 | 工具、設備

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木の板を活用したリフトアップ方法を紹介します。

厚み35㎜の木の板を2枚重ねて スーパーカブのセンタースタンドの下に置けば シーソーのようにフロントタイヤ リヤタイヤのアップが可能です。

特に スーパーカブのリヤタイヤ(リヤホイール)をはずした経験のある方は分かるとおもうのですが リヤタイヤをはずす時 スイングアーム マフラー リヤフェンダーがあり リヤタイヤがはずしにくいですが このようにリヤをあげると 車体を傾けたり タイヤの空気圧を抜いたりせずとも リヤタイヤを下から 簡単に抜くことができます。

このやり方は 勤めていたところで教えていただきました。最初はふらついたりしないかなとおもいましたが 結構 安定しています。ただ やはり この状態でトルクのかかる作業は危ないので トルクをかける作業はリフトアップする前にあらかじめ緩めたり、リフト後 本締めをします。

長所は 容易で。 ジャッキをかけないので 車両に傷がはいらないこと。リヤタイヤが簡単にはずせる。

短所は トルクのかかる作業はこの状態では危険。

もちろん フロントアップも可能です。

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ミラー保安基準改定前の基準

2010-05-26 17:32:42 | 修理、整備

5月22日にミラー保安基準改正について書きました。

改正前基準を調べてみました。

改正前基準では

ミラーの鏡面の面積の大きさについて改正後のような細かいきまりはなく、50m後方の物が確認できることとなっているそうです。


作業台(バイス台)

2010-05-25 17:41:04 | 工具、設備

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作業台入庫しました。 

応援していただいてる方より プレゼントして頂きました。

東大阪の中古産業機械を取り扱っているところで 見つけていただきました。

縦750mm×横1200mmの大きさですがうちの店にはベストフィットです。

中古ですが かなり頑丈で 重たいものを載せての作業 叩いたり 力をかける作業もできるのでかなり便利物です。作業効率UP。

この作業台は大切に使用させていただきます。


プレスカブ エンスト修理

2010-05-24 18:07:46 | 修理、整備

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プレスカブのエンスト修理が入庫しました。症状は この大雨の中 走行中、アイドリングの安定がわるくなり、かかるときもあったが、そのうち うんともすんとも エンジンがかからなくなったとのこと。

お客様は忙しい方なので 問診はそれだけで診断にかかることになりました。

エンジンが始動するおおまかな3大要素  1、適正な混合気 2、適正な点火、3、適正な圧縮

まず、実際にかかるかどうか キックペダルを何回か踏んでみました。まったくかかる気配はありません。キックには ある程度のキックに対する踏み応えがありましたし、マフラーエンドに手をやると 排気圧がかかりますので 3、適正な圧縮はありそうです。あやしい場合はコンプレッションゲージ(圧縮を測定する計器)の出番です。

次に タンクにガソリンがあることを確認。燃料コックのON/OFFを確認しました。問題なしです。たまに ガス欠というオチがありますが 今回は違うみたいです。キャブレター使用なのでドレンチューブの下にガソリンを受けるオイルパンを置いて、ドレンをゆるめてみました。

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すると 上の写真のように ガソリンの中に水が混じっていました。これでは 1、適正な混合気 に合わなくなります。原因であることは確かです。

キャブレター、コック、タンクから ガソリンを抜き エアブローして 新しいガソリンを入れてキックしてみました。エンジンが始動しました。        

次になぜ水が混入したのか、タンクにはガソリンが満タンに入っていました。最近 ガソリンをいれたみたいです。水はガソリンより比重がおもく ガソリンの中にいれると沈みます。コックをリザーブに切り替えしたときに タンクからキャブレターに入ったと混入していた水の量から推測できます。入庫したときはコックはONの状態でした。ガソリンを入れてからコックをリザーブからONにきりかえたのでは、それでは タンクにはどうして入ったのか? タンクキャップのパッキン不良? パッキンに亀裂 偏磨耗はありませんでした。このバイクは写真には写していませんが シートが破れ その上にビニール袋をかぶせてありました。ここ2、3日続く 大雨の中 ガソリンスタンドでシート下のタンクキャップをあけた時、ビニールにたまった水が タンクの中に入ったら つじつまがあいます。お客さまに原因を説明したところ そんな気がとおっしゃっておられました。

シートはシートカバーをつけていただき、念のため スパークプラグ (2、適正な点火)を点検、エンジンオイルを点検、交換して 修理完了となりました。


ミラーの保安基準について

2010-05-22 18:30:31 | 修理、整備

ミラーの保安基準について調べてみました。

現在の自動二輪のミラーの保安基準は次のようになっています。

ミラーの保安基準が改正され、2005年1月以降に型式認定された新型車
および2007年1月以降に発売される継続生産車両に新基準が適用されています。

主な変更点は『歩行者などにミラーが接触した場合に衝撃を和らげる構造』と
『ミラーサイズが最低面積69平方cm以上』の2点。
ミラー形状が円形タイプの場合、直径94mm以上150mm未満が条件となります。
角型など円形以外のタイプは、直径78mmの円を内包するサイズでなければ基準外。
さらに120×200mmの長方形に内包されないミラーも違法となります。

詳しくは http://www.posh-faith.co.jp/newmr/newmr.html

また、改正前の基準については 現在調べております。

分かり次第 ブログに掲載したいと思います。