書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

遊洞庭湖   李白

2013-01-25 09:33:30 | Weblog

  洞庭西望楚江分   水蓋南天不見雲

  日落長沙秋色遠   不知何處弔湘君

 

 

 西を見れば楚江(長江)が二つに分かれているのが見え

 南を見れば水の尽きた所〈空)は晴れ渡って雲一つ見えない。

 夕刻、長沙の街の方には色づいた木々が遠くに見える。

(ああ 秋が近づいてきたなー)

 この湖の守り神(湘君)に手を合わせ

 冥福を祈りたいがあまり広くて

 どこで祈ってよいか分からない


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