書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

黄庭堅・草書七言絶句

2006-09-22 06:29:02 | Weblog

黄庭堅(1045-1105)
字は山谷。
蘇軾を師と仰ぎ深い親交が有ったが故に、政治家としては不遇であった。
豪放磊落にして自然流の蘇軾に比して、
黄庭堅はひたすら古人に学ぶ努力の人であったらしい。
その書風も
肉が薄く痩せているが骨格が露で強く、
逸機の強い精神性を示す。

草書七言絶句
張旭、懐素を学び切って到達した黄庭堅独特の境地を見る。
奔放そうで繊細、力強いが風韻を感じる。


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