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エンジニア地位向上委員会

エンジニアを憧れの職業にするため、試行錯誤してみます。そのためにも、まずは自分のスキルアップ!

構想力

2007-11-03 00:24:11 | 
プロとして第一線でずっとご活躍なさっている、というのが影響しているのでしょうか、”光速の寄せ”で有名な谷川浩司さんの著書には、強い説得力を感じました。

「構想力」 : 谷川浩司



「構想力は、不利な状況、膠着した状況を打開するために必要なだけなく、自分が幸せになるためにも必要である」と読めましたが、ちょっと違うか!?

自分なりに役立ちそうなことを抜き出してみるとこんな感じ。

* 常識外の構想
- なければ絶対にトップに立てない
- 自分の中に集積した知識、経験の土台が不可欠
- 単なる思い付きは無謀なだけ
* 構想力を付けるために
- 礼節をわきまえ、他人に対する想像力を磨いてこそ、構想できる
- 新しいものにチャレンジすることを心掛ける
- 達観が諦観にならないよう、感情を吐き出す場所を用意する
- 嫉妬は可能性の表れと捉える
* 年による衰えへの意見
- 体力よりも持久力を強化する
- 短時間の集中を繰り返すことで対応
* 次世代の教育
- 早い段階で挫折を体験させる
- 答えは絶対に言わない、考えさせる

礼儀は大切であることはわかっていても、やはりおろそかになりがち。いい年してるんだから、しっかりしないとと思い直せました。型式だけでなく、相手の考えも感じるよう努力するとなおよいということですね。

また私自身、嫉妬心いっぱいになるときがあり、情けなくなったりもしましたが、可能性の表れだと考えればいいのですね。まだ余地があるということで、頑張ってみます。

やっぱりどの分野でもトップレベルを維持している人は、相応の意識を持っているのだと再確認できました。どこかで聞いたことのある話もありましたが、今まで読んだり、聞いたりしたことの中でも、強烈に説得力がありました。
私の考えは、まだまだ浅はか。自分なりにもう少し掘り下げてみるかな。

あと、羽生善治著「決断力」も読んでみたくなりました。