ほじゃさぽ通信

北海道ジャパンサポートのかわら版

ほじゃさぽ通信 冬号2015

2015年12月08日 12時41分08秒 | ごあいさつ


じょっぺんかった??


台風18号鬼怒川決壊の現場を訪れて


台風18号の記録的な集中豪雨により平成27年9月10日茨城県常総市三坂町の鬼怒川の堤防が決壊し、住宅街と農地に大量の濁流が流れ込み甚大な被害が発生しました。
災害発生から一ヶ月が経過した10月11日、堤防決壊現場を訪れる機会がありました。

前日開通したばかりの関東鉄道常総線の南石下駅から西に歩くこと1キロ、決壊した堤防付近では大量の泥水が建物、道路、田畑を根こそぎ押し流し、数百メートルに渡り土砂をえぐった深さ数メートルの溝が荒々しく残っていました。
決壊現場から少し離れた場所でも水流が強かった場所では、建物、門塀をなぎ倒し、刈りいれ直前の水田にも容赦なく泥水が流れ込んでいました。

今回被災現場を訪れて強く感じたことは大自然の猛威の中では、堤防などの多少の防災対策を施しても、所詮ハード面での対策には限界があると言うことです。
反面、万が一不幸な災害がおこってしまった時の生活や経済活動の復興には損害保険が役立つことを自覚しました。
今回の様な水災を補償する保険で真っ先に思いつくは火災保険ですが、火災保険に入っていれば安心かといえば直ちにそうとは言えません。

火災保険でカバー出来る損害は保険の種類によって様々で、補償の範囲の狭い保険では支払の対象は 
①火災 ②破裂・爆発 ③風災・ひょう災・雪災に限定されることがあり、水害の場合に補償になるかどうかはその保険種類や特約の選択によります。
実際の普及率としては水災が補償の対象となる契約数は多いのですが、中には水災時の補償が全く受けられない保険種類や、支払の対象となっても損害額に満たない定額の保険金(見舞金)しか受けられない保険種類もあります。
水災リスクが考えられる環境に建物をお持ちの方やお住まいの方は現在加入されている損害保険が水災の発生時に十分な補償を得られるのかの確認されることをお勧めします。
 【CFP 金子】





ほじゃさぽ通信 冬号2015

2015年12月08日 12時37分00秒 | いなかFPのつぶやき
いなかFPのつぶやき

届きましたか?マイナンバー

平成28年1月からいよいよマイナンバー制度がスタートします。マイナンバー制度が導入されることにより、私たちの生活はどう変わるのでしょうか。

どのような制度? 】
日本に住む私たちには、既にさまざまな番号が振り分けられています。
住民票:「住民登録番号」
年金:「基礎年金番号」
健康保険:「保険者番号」
税金:「整理番号」
これらの番号は個人ごとに振り分けられ、個々の役所で使用されています。
ところが、番号をそれぞれバラバラで管理している為、役所間での情報共有には不向きでした。
そのため、これまではある役所に書類を提出するために、別の役所から別の書類を取得し、添付するという不便さがありました。
マイナンバー制度導入により、社会保障、税分野において統一の番号ができ、役所間の情報共有が容易となります。

【 メリット 】
○ 引越の際の手続き、児童手当、厚生年金手続きなどがラクになる。
○ 二重課税や消えた年金問題などのトラブルが起きづらくなる。
○ 災害時の支援がうけやすくなる。

【 デメリット 】
● 国民のプライバシーが侵害される危険性
            個人情報を一括で管理できるので情報をまとめて手に入れられます。マイナンバーの運用制限を徹底することが求められます。
● 流出・漏えいしてしまうとリスクが大きい
            マイナンバーの個人情報は、当面は税金関係や社会保障手続きに限定されていますが、将来的には銀行口座などまで関連付けようという提案も出ています。
            あまりにも多くの情報が紐付けされると、万一流出してしまった場合のリスクも大きくなります。

マイナンバーはメリットもデメリットも大きい制度です。
しかし、デメリットの全くない制度というものは世の中にほとんど存在しません。
一人ひとりがメリットとデメリットをしっかりと認識し、本当に必要な場合以外は番号を口外しないことはもちろん、国や自治体が正しく運営されているか動きを見守ることも必要です。
【釧路 AFP 橋】



ほじゃさぽ通信 冬号2015

2015年12月08日 12時32分09秒 | 保険のつぼ
保険のつぼ

自然災害の備え、車両保険の補償内容は?

最近は台風以外にもゲリラ豪雨と呼ばれる突然の局地的な大雨や雷が増えています。
台風やゲリラ豪雨などにより雨量が突然増加すると、土砂災害や河川の氾濫、道路の冠水などが起こり、家屋などの建物だけでなくマイカーにも損害を与える場合がありますが、自然災害によりマイカーに被害が発生しても国や自治体からの補償は原則ありません。

今回は、台風やゲリラ豪雨による損害に対して自動車保険ではどのような保険金が支払われる可能性があるかを考えてみます。
自動車保険の車両保険から保険金が支払われる事故は、他車や建物などとの衝突や接触事故、火災などだけではありません。
台風・洪水その他一定の自然災害についても補償を受けることができます。
車両保険には主に一般の車両保険とエコノミータイプの車両保険の2種類がありますが、台風や洪水、モノの飛来・落下などの一定の偶然な事故は、いずれの車両保険でも保険金が支払われます。
土砂災害やひょう災など、自然災害により車が破損するなどの被害は台風やモノの落下として保険金が支払われます。
ただし、自然災害とはいえ地震・噴火またはこれらによる津波が原因の損害については対象外となります。(特約付加により一定額までの見舞金的な性格の補償を受けることは可能)

車両保険をセットするかしないかは、被災時の家計ダメージの大きさから判断します。
家計ダメージの大きさを測る基準は、マイカーを失うことによる暮らしへの影響度と経済的ダメージの程度で考えます。具体的にはマイカーが生活必需品である、あるいは仕事をするのに不可欠である、マイカーローンがある、マイカーに代わる交通網がないなどの場合には被災後に影響が大きくなります。
また、保険金を受け取った場合の翌年の等級ダウンにも考慮しましょう。
日常の生活費で対応できるような小さな損害であれば、車両保険を使わずに対応することも、長い目で見て家計負担を抑える合理的な選択肢のひとつとなります。    
【北見 水戸部】




ほじゃさぽ通信 冬号2015

2015年12月08日 12時29分11秒 | コーヒーブレイク
【 北国の雄大さを肌で感じる流氷観光 】


道東では早ければ1月下旬頃にはロシアのアムール川から流氷がやってきて、オホーツク海は見渡す限りの白い氷に覆われます。
砕氷船で巡る有名な流氷観光といえば網走のおーろら号と紋別のガリンコ号。
運が良ければ氷の上に野生のオオワシやアザラシを見ることも出来ます。
流氷は潮の流れや風の向きにもよりますが、2月上旬から3月下旬にかけて比較的多く見られます。
特殊なスクリューで流氷を砕きながら進むため、上下左右に船が揺れて迫力満点です。
暖かい船内から眺めるも良し、外に出て寒さと共に振動を体感するも良し。早朝クルーズやサンセットクルーズなどもあるので、是非一度試してみてはいかがでしょうか。         【北見 水谷】

ほじゃさぽ通信 冬号2015

2015年12月08日 12時23分48秒 | コーヒーブレイク
【 鹿肉の魅力 】


欧米では高級食材として取り扱われる鹿肉。
最近は日本でもその価値が見直されていますが、まだメジャーな食材ではありません。
鹿肉はとてもヘルシーで体にやさしいお肉であることを皆さんご存知でしょうか?

1. 鹿肉は高蛋白質・低脂肪・低コレステロールである。
2. 鉄分を多く含み、赤暗色の肉である(タンパク質と結びついた吸収の良い鉄分)また、消化時間が野菜並みに早い健康食材である。
3. 魚に多く含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)アラキドン酸(脳機能改善効果)、異性化リノール酸(体脂肪燃焼)など人体に有益な脂肪酸を含み動脈硬化や、心臓疾患、生活習慣病の予防に期待される健康食肉である。
4. 鹿肉の蓄積脂肪は、肝臓コレステロールの低減効果をラット実験で認められている。

鹿の生息数は北海道の中では日高、十勝、釧路、根室、網走、北見にかけて特に多いそうです。釧路に住んでいると時折鮮度の良い鹿肉のお裾分けに預かる事があります(ごちそうさまです)。改めて調べてみると、とても魅力的な食材だったのですね。         【釧路 鈴木】